足して掛けたら、引いて割る | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

公私ともに滅茶苦茶忙しい2週間がやっとすぎました。

 

2週間家を空けていたら

庭の雑草はすごい状態になっていて

昨日は終日雑草を抜いていました。

 

雑草を抜くと

庭の花が嬉しそうにしています。

Photo by Phil

 

なんだか気分がよくて

心にたまっていた思考のゴミが

すっと消えていくような気がします。

 

感覚的なことなので

共感していただけないかもしれませんが

 

私は

人生を四則計算のように

シンプルに捉えています。

 

+たす、-引く、×かける、÷割る

というザックリしたイメージです。

 

講師に転職してからは

どんどん資格をとり続けました。

足し算と掛け算ばかりしていた気がします。

Photo by Phil

 

急に息苦しさと限界を感じはじめ

引き算と割り算に惹かれるようになりました。

 

最初に取り組んだのは

物を捨てること。

 

洋服は100枚以上処分しました。

書籍は300冊くらい処分しました。

 

これらの中には

まだ一度も着ていない服や

まだ読んでいない本もありました・・・。

 

この先にこの洋服を着るだろうか

この先にこの本を読む時間があるだろうか

整理するために自分に問いかけましたが

なかなか捨てる勇気がわきません。

 

人生が足し算・掛け算モードのときは

とにかく求めたり欲しくなりますが

その過去や自分自身を否定するような気持ちになり

捨てられないのです。

 

この葛藤が長く続きました。

Photo by Phil

 

クロゼットも本棚も限りがあります。

人生の残り時間を意識して

サンクコストの考え方で未来をみつめました。

 

それでも何かを捨てるのは

とても恐ろしいことです。

なかなか実行できません。

 

また当初は

ミニマリストのように捨てすぎてしまい

色味や楽しみが人生から消えたようで

乾いた感覚も覚えました。

 

結局

人生の四則計算は中庸やバランスが

大事なのかもしれません。

 

考えるのではなく

感じることに集中すると

ふと心身やマインドがお腹いっぱいだと

感じる日がありました。

Photo by Phil

 

その日付が

偶然満月の日と重なりました。

 

この偶然を利用して

次の新月までを目安にして

引き算と割り算をすることにして実行中です。

 

足し算と掛け算が必要なときもある

でも足したり掛けたら

私の思考も心も感覚もいっぱいになる。

 

新しく入れる余地がなくなっている。

新しく足すために引く。

 

Photo by Phil

 

満ち潮と引き潮のようなイメージで

自分の状態をマネジメントする。

 

というわけでまずは部屋のお掃除中です。

 

仕事でやらなければいけないことが

たくさんあります。

 

でも、綺麗な部屋でこそ

良い仕事ができる・・・・

 

なんだか

それが大切な真理に思えます。

 

 

shoemoreshoemoreとSIRUPの曲

評判良いようです。

 

SNSやネットの文字は過去と未来ばかりです。

今は目の前にしかないのに

溢れる情報に呑み込まれ

今を忘れてしまいがち。

 

この曲の歌詞は

そんなメッセージを伝えているのかも・・・。


 

now

showmore (feat SIRUP)

 

剥がれたネイル いつかのラブレター
乱れたタイムライン 途切れた現在地


Yeah よく見えない 見えないよ Brotha
なんで惑わされているかさえも分からないまま
スワイプするから指先空っぽの
心だけは揺れてたと 現在地はもう潜れない Place
嘘か本当か騙し合い それでも求めあって Yeah


惑わされないで あなただけを見つめたい
手にしたい物は過去でも未来でもなく Now…


今日もまたやってら 性懲りも無くグチってら
思って動けばいいだけじゃないの?
話したいなら聞いてやるから捉われてないでよ
Try to find yourself


何が欲しいかも分からない 分からない
今日もエゴサーチが止まらない 止まらない
そこには何もないのに こんな私を許して


惑わされないで 私だけを見つめたい
ビッグマウスはほどほどにすぐに逃げてしまうのは Now…


惑わされないで あなただけを見つめたい
手にしたい物は過去でも未来でもなく Now…