錦織選手のメンタル | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表


全豪オープン

錦織選手の昨日の二回戦

本当に素晴らしかった。

 

会場の観客の多くは

5セット目のタイブレークのときには

明らかに錦織選手を

応援していたかのようでした。

 

大阪選手の

サービスエースはカッコよいので

たくさんの拍手があります。

 

しかし、身長2m11cmの

カロビッチ選手のサービスエースは

カッコよさより恐怖を感じさせました。

見ている私達には

大人が小学生相手に強いサーブを

容赦なく叩き込んでいるようで・・・。

フェアではないように見えてしまうのです。

 

身長が高いのは悪いことではありませんが

圧倒的な身体能力の差は

見ていて心地よくありません。

身体能力の差を技術で克服する姿は

感動します。

 

それよりも230キロのサーブにも

負けないメンタルが今日は際立っていました。

 

何かが以前の錦織選手と

違っているように見えました。

 

 

アンディ・マレー選手も

錦織の姿を見て引退を撤回して

手術するかも・・・・・。

 

ドン底を味わったからこそ

怖いものはものはない筈です。

 

日本のマスコミは

悲願のグランドスラム優勝という風に

勝ちあがる度に大騒ぎしますが

勝とうが負けようが関係ありません。

それより

人が苦しみから立ち直って

変容していく姿に意識を向けてほしいです。

 

引退した稀勢の里も錦織選手も

アスリートのくじけないで頑張る姿は

本当にかっこよくて美しいです。

 

前を向いて立ち直る物語は

やはりこの映画を思い出します。

 

心は辛い体験をした分。

大きな変容の可能性も与えてくれる。

 

PTGを知ったことで

私も心の苦しみのとらえ方が変わりました・・・。