心(喜怒哀楽)の整理整頓 | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

心理学は自分の心を分析するのに私は使います
他人を測るための道具ではなく、私自身をを知るためのものとして
毎日一番使っていて、難しいからまだずっと学んでいます

自分の場合は本音も五感も感情もよく解りますが
本当に心のコントロールは難しくて出来ません

正論も分かっている
理屈も分かっている
道徳も分かっている
仕組みも分かっている

瞑想したり
座禅したり
内観しても

でも喜怒哀楽が消えないでくすぶる時があり
難しいなと感じます

喜怒

哀楽


魚の骨が喉にささって取れないように
うまく心が整理されずイライラするし
もどかしいです

それに

喜怒哀楽の感情を中途半端な状態で
無理に理屈や思考で整理整頓すると

私の場合は身体が抵抗を始めてしまいます


まず

唇が全く感覚がなくなり
そして、色々な身体の器官が悲鳴をあげ
足の指とか、色々な場所が全く感覚がなくなります

心は思考では縛れない
感情は思考だけでは整理整頓できない

心理学を学んでも
哲学を学んでも立ちはだかる大きな壁

思考や意識ではなく、
自分がコントロールできない無意識の心と身体です

地球上に先に生まれたのは「脳(思考)」ではなくまず「身体」
感情の根本は新しく発達した前頭前野ではなく
生命維持する原始的な脳の方にあり


どうしたって生きている限り
原始的な感情や五感の感覚は
私達に大きな影響を与えているんだと

自分を知れば知るほど
そう気づかされます

私達は・・・神様じゃないから
生きている限り仕方ないようにも思います

でも

ひょっとすると
神様も感情の整理が苦手だったのかも


じゃなかったら

日本の神話やギリシャ神話は
生まれたりしませんよね・・・・