桃栗三年柿八年なら・・・人間は何年? | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

秋になると
農家に直接林檎(姫神)を買いに行きます

姫神というりんごを買うためですが
姫神は酸味と甘みのバランスがよく蜜がたくさん入っている林檎です

姫神があまり知られていないというレア感につられ
秋になると買いにいきたくなります

ついでにその農家で栗拾いもして
昨夜は圧力鍋で栗をゆで美味しく頂きました

昨年ここに引っ越した記念に栗の木を植えたのですが
実がなるどころかまだ小さいです
やっぱり3年立たないと実はなりませんね

はたして、人間は何年で実をつけるのでしょう?

もちろん早く実をつける人もいますが
20歳で短大から会社に入社した私も
今思えばプロのCAとして使えるようになるまで3年ぐらいかかりました

入社したての頃は学生気分が抜けず
髪の毛にお人形の髪飾りしたり、甘ったるい話し方だったし
「もう学生じゃないのよ!」と、最初の一か月よく先輩に叱られました

心がなかなかついていかず
プロ意識が芽生えるまで随分時間がかかりました

人も又植物と同じように花咲く時や実をつける時は
人それぞれに違うのだと思いますが

学生から社会人になって3年かかった私は
講師としてミッションをや意味を見出すまで
7年もかけ今年ようやく会社を作りました

急激に促成栽培したものは弱いですが
大地の栄養をしっかり吸収し育った野菜や果物は
とても強く美味しくなります

化学肥料や農薬を使わないように
じっくりと自分を熟成しているようで
ちょっと言い訳がましくて苦笑しますが

たくさんの経験をしながらゆっくり進んできた分
とてもタフで打たれ強くなり
又たくさんの視野と思考の柔軟性を日々身に付けていきたいです

人を育てるときも同じ

ゆっくりゆっくり
こつこつとをポイントにしています

人間が実をつけるのは
簡単ではないですが

だからこそ楽しくて待ち遠しいです