金メダルを取りました ありがとうございます | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

ボクシングの金メダリスト村田諒太さんの奥様は
冷蔵庫に「金メダルを取りました ありがとうございます」という紙を
冷蔵庫に貼っていたそうです

これはとても効果的だと思います
NLP(神経言語プログラム)では、それを応用した脳と言語と心理学を組み合わせたワークで
変わりたい自分に変えていったりします

そんなバカなと思うかもしれませんが
脳はイメージと現実を区別できません

脳の場所は暗い頭蓋骨の中にありますが
脳が見えるもの、聞こえるものは、全て脳細胞以外の器官からの情報です

想像してください

日本にとても近い独裁体制の某国は
TVや情報が規制されていて、国民は世界の真実は分かりません

国の指導者を崇拝するような情報を見せられ聴かされたら
人は疑う手段は持ちませんよね

結果全てを信じてしまい
愛国主義や指導者崇拝が起きてしまいます

脳は見たこと、聞いた事を信じるしかありません

私達は自分の目や耳からしか情報を取れませんから
視覚情報や聴覚情報や五感からの情報を脳は鵜呑みにします

金メダルを取ったという情報を見たら
それが事実ですから、行動言動はそれを実現させようとします

人間の脳の理解の仕方はとても単純で、しかし反応は複雑です
一概に「金メダルを取りました ありがとうございます」で
メダルが取れると言いたいのではありません

視覚と聴覚の影響を認識する事を理解して
うまく脳を使っていけたらいいのにと思います

五感から入り情報に振り回されるか

あるいは
五感を意識して情報を選択するか

ロボットじゃないんだから
どちらでもいいとは思いますが

もし・・・幸せになりたければ
脳のそういう仕組みを知っていても

損ではないよね
と、思うのでした・・・


なんてね
ちょっとだけNLPの話でした