桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

人と人を結ぶ
人と社会を結ぶ
あたま・こころ・からだを結ぶ

フランスに来て一番衝撃を受けた「違い」。

それは家庭で「政治の話を頻繁にする」

ことでした。

たぶん、これは単に留学していて

日本人留学生同士とだけ付き合っていたら

たぶん気づかないかもしれません。


ホームステイして
家族と一緒に食事をしたり

留学先の学校で

フランス人の友人とたくさん話したことがあるなら

 

たぶんハッと気づいて

ギクッとした経験を

皆さん持っているのではないかと思います。

 

家庭で、政治の話を普通にするフランス。


ゲームにはまっている今時の男の子でも

政治の話題についてこられる!

ひえー!!!

それどころか

自分の意見を堂々と持っている。
正しい世界情勢の情報も知っています。

 

私はこの年齢まで

政党の違いさえロクに理解していません。
なぜなら、ずっと政治に無関心だったからです。

 

選挙には行きました。

 

ただ投票するときに

政策についてもチラリと考える程度で

それ以外は自分事としては捉えてませんでした。

 

つまり

自分の目で見て自分で考えてこなかったのです。
 

マスコミやSNSの情報を

鵜呑みにゴクリと飲み込みただけ。

自分で政治の情報を

正しく咀嚼して消化していませんでした。


しかも

呑み込んだ情報の多くは、政治家の汚職やスキャンダル。

肝心の政策や、どんな法案が議論されているかなんて

全く興味を持たってなかったのです。

 

よく知りもせず、

私はまぁ偉そうに

不正をする政治家たちを嗤ったり、軽蔑したり

適当に批判したりしてたってことです。

 

穴があったら入りたい・・・。

 

それが初めて政治の話をするフランスの食卓で

感じた私の正直な感想です。

 

しかも

自分が政治に興味がないのも

政治が腐敗していて、政治家が醜いから

と全て政治家や政府のせいにしていたのです。

 

自分と政治を切り離してきたのは

確かに環境のせいもあるけど

 

自分が自立した大人ではなかった証拠かも。

こちらに来てから、冷や汗がどっと出た

フランスで最初に暮らした2年前に感じた最初の「違い」の

大きな体験は「政治への関わり方」でした。

 

それから私も意見が言えるように

世の中の政治のニュースが流れると

日本でも考えるようになりました。

私だけが政治音痴でアホなの?

 

とこの記事を書くときに

不安になってネットで検索しました。


するとフランス人留学生の対して同じことを感じた

ある学生さんの記述が見つかりました。

 

なぜか、ここにリンクを貼ることができませんでした。

「フランス人と日本人の政治意識」

で、検索する見つかります。

川合千晶さんというフランス語専攻の学生の方が

 

<フランス人留学生から

日本人(学生)を見て驚いたことを質問する機会があり、

 その際に「日本人学生は普段友達と政治の話をしないね、

僕たちは頻繁に話すよ」

という話を聞いたことが印象に強く残っていたため、

今回のテーマとしました。>

と気づき色々調べた書き込みです。

まさに私が感じたことを

フランス人は日本に来て感じているってことです。

 

ぐっ・・・ちょっと恥ずかしく感じません?


私はこの「違い」を知ってから

この1年日本に戻って暮らしていたとき

息子と積極的に政治の話をしてきました。

 

しかし国際情勢になると

二人ともよくわからないことが多いので

 

毎晩NHKオンデマンドで

NHKの映像の世紀「バタフライエフェクト」を

見ながら食事しました。

 


この番組のおかげで

私も息子もイスラエルとパレスチナの問題の発端を

やっとほんの少し理解できました・・・。

今ごろまで

何も知らなかった自分にトホホですが、

 

でも

「始めるのに遅すぎることなんてない」
って世界中の著名人が言っています。


It’s Never Too Late To Be What You Might Have Been
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。


日本の諺にも

【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】
  
とあります。

 

私は勇気がなくて息子以外の人に

政治の話を誰にも聞けませんでした(汗)。
 

だから、
ネットのグーグル検索先生に

バンバン聞いています♪

 

便利な時代に感謝です。💓

 


 

 

 

 

インターネットの普及で、世界は大きく変わりました。

今は誰もが、

FB、X、Youtube、TikTokインスタグラムなどSNSで情報を収集するのが当たり前になりました。2020年の時点で世界のSNSユーザーは39億6000万人だったそうです。今は世界人口の半分の人が、常にSNSでネットにつながっていて、SNSを中心に生活しているかもしれません。

翻訳ソフトも進化し、

そのおかげで民間レベルの国際化も一気に進みました。語学が苦手でも、翻訳ソフトで簡単に海外のサイトは読めるのです。

 

昔と比べると雲泥の差です。
昔は海外の友人を作ったり、交流すること自体普通の人には

全く簡単ではありませんでした。

 

英語の得意な人は

海外ペンパルを作っていたようですが(ペンパルPen Palは、ペンフレンドのこと。つまり昔は文通友達のことを言いました。今でいうならメル友です。)、そんな子は稀でした。

さて遠い昔の話ですが、

初めて乗った新幹線でシンガポールから日本に旅行に来ていたカップルと知り合い、乗車中コミュニケーションを取りました。

修学旅行で京都に向かう田舎の高校生だった私と友人たちで、ブロークンイングリッシュで話しかけたのです。

 

「旅の恥は搔き捨て」モードで大胆でした。
一人だけロンドンに短期留学していた子がいて、その子がいたから話しかけたんだと思いますが、その子以外は相当にめちゃくちゃな英語でした。

それでも

盛り上がり一緒に写真もとり、別れ際には私たちに住所まで教えてメモに書いて渡してくれたのです。たぶん、一緒に撮った写真を送るつもりだったんだと思います。

なのに・・・。

 

結局、私も友人の誰も実際には手紙を書けませんでした。
英語で外国人と手紙をやりとりするなんて、そもそも敷居が高すぎました。

 

せっかく住所まで書いてくれたのに。

修学旅行の写真を見るたびに、そのときのことを思い出して胸が罪悪感でチクチクします。

今は、国際交流なんて大げさに言う必要もなく、誰でも海外の友人が作れます。


しかし、

異文化や海外の方と関わるときの心構えや正しい知識がないと、せっかく知人や友人ができてたのに対立して、結局連絡を断絶してしまう人もいるだろうと思います。


親しくなると、

海外との言葉や文化の違い、習慣や環境の違い、感覚や考え方の違いの渦に呑み込まれてもがいてしまうことがありるからです。

最初は

魅力を感じて海外のサイトにアクセスし、興味を覚えて外国の方々とコミュニケーションした筈なのに、途中から色々な「違い」を理解できずに、怒りや悲しみを感じてしまうのです。

 

人は

具体的に「違い」に接し、違和感や不快感にとりこまれやすくなります。違和感や不快感はネガティブな感情に変化して、怒りや悲しみという感情として人を支配します。

感情に呑み込まれると

私たちは思考だけで自分をコントロールできなくなります。

 

その結果・・・ネガティブな言葉を言ったり、否定的な行動をとってしまうのです。

 

実は、

かくいう私自身1年半前に海外での生活に挫折しました。

 

ミスコミュニケーションやディスコミュニケーション

というコミュニケーション不全に悩み、ついに耐え切れなくなり日本に突然帰国した苦い経験があります。

 

当時は、

自分が何に傷つきどうして苦しかったのかもよくわからなかったし、最初はとにかく他の人や海外という環境のせいにしました。
 

そうなるともう表面的な問題しか見えなくなり、「問題の本質」つまりラスボスが分からなくなり混乱します。

ストレスマックスで

心身ともにダメージがなかなか立ち直れないまま病気にもなりました。

帰国してからも

悩み続けたのですが・・・、心理学の勉強中にはたと気が付きました。(6年前から放送大学で心理学を専攻しています。)

突然

ラスボス「問題の本質」の正体がわかったのです。

私を苦しめたラスボスは

「違い」に関して敏感に反応する「人間の本能・防衛本能」でした。

アンガーマネジメントやストレスマネジメントの講師をしていたのに、防衛本能のことはよく知っていた筈なのに

自分の問題で自分がネガティブな感情に呑み込まれた瞬間。

 

心の目は固く閉じられてしまっていました・・・。

お恥ずかしい限りですが、

ストレスで病気になり、病気を治すために自分のストレスが何だったのか分析して問題を課題に変えることに必死だった1年半でした。

 

そして、

ストレスコントロールが上達して、私を苦しめていた「違い」に執着せず、「違い」を「可能性」に変えることがやっとできたので、

今はこのブログは、フランスで書いています。

 

1年半のメンタルダウンや病気を乗り越え、

又海外での生活や人間関係をやり直すためにきました。


葛藤と混乱と失敗を乗り越えた「今」だから

海外との言葉や文化の「違い」、

習慣や環境の「違い」、

感覚や考え方の「違い」の捉え方が変わったことを

今感じています。

今は

苦しかったときのことが嘘のようで

自分が変われば、こうも見える世界も人間関係も違うのだと

つくづく分かりました。

 

この絵は

最近心理学基礎研究の実験中に私が描いた

私のバームテストの絵です。
 

まだ根は張っていませんが、

失敗を人生を豊かにする果実を感じて描いた絵です。

(これは後付けの分析で、描くときはそんなこと思っていませんでしたが、心が幸せで楽しく感じていました。)
 

苦しかった「ストレス」。
それは私を生まれ変わらせる良いきっかけになりました。

 

そして

あんなに辛かった「違い」は、

今は人生を豊かにする「幸せの種」に思えます。

 

先日放送大学の面接授業で

「ことばの意味とは何か」を認知言語学の先生から学びました。

 

 

放送大学は皆社会人学生なので

今そこで習った知識を、

皆自分の体験・経験で精査するので

学生から質問が多く2日間はあっという間でした。


そこで

コミュニケーション不全の理由の一つが

言葉の意味の捉え方はA→Aのようには

簡単に伝わらないことに原因があることを

自分の体験を通して思い出しました。

 

先生が話してくださった

コミュニケーション不全の例が

自分の体験にあてはまりギョッとして

自分がコミュニケーションが苦手な理由が

やっと分かりました。

 

子どもの頃

「〇〇、お前はなんで今ここで掃除しているんだ!!!」

と先生にいきなり怒鳴られて

『先生怖い、嫌い!!』と

恐怖でビビったことがありました。

 

そして私は

「だって・・・廊下が水で汚れているから・・・
(それに先生が掃除しなきゃって言ったもん)」

後半の心の声は言えず、前半だけ消え入りそうな声で

ドキドキしながら答えました。

 

事実廊下には水がこぼれていたのです。

でも先生が怒る理由がわからなくて

泣きたいほど先生を怖いと感じました。

地震のイラスト「揺れる街」

状況を説明すると

その日は授業中突発的に大きな地震がおきました。

すぐ校庭に逃げました。

 

地震のせいか人のせいか分かりませんが

廊下に飾ってあった花瓶が壊れて

水がそこら中にこぼれていました。

 

地震がおさまり、教室に戻るとき

先生が廊下に水がこぼれているのを見て

「掃除しとくんだぞ!」

と言ったのです。

 

私は先生のすぐ近くにいたので

言葉どおりに掃除をしていました。

 

先生の指示どおりにして

怒られる意味がわかりませんでした。

 

先生は自分の言ったことは忘れていたのです。

そして、そんなことより

生徒全員が教室に戻っているか

確認を急いでいました。

 

そうしたら一人の生徒がいないので

かなり焦ったと思います。

その地震は数日断水になるほどの大きな地震。

全員が緊張する緊急事態が起きたので

地震から生徒を守ることだけは

何よりも重要だったのです。

 

先生が

「〇〇、お前はなんで今ここで掃除しているんだ!!!」

というときの先生の言外に言っていることは

「お前がいないことでどんなに驚いて心配したと思う?」

というメッセージが込めらていました。

 

それは「なんで」

というたった一つの言葉に

全てこもっていたのです。

 

私はオタク系で

変わった子どもだったため

コミュニケーションの体験が少なく

なんでも文法どおりに

言葉の意味を捉える子どもでした。
 

だから言外の意味を
当時はすぐに推測できなかったのです。

 

さて、これには余談があって

先生はそれから私を苦手としていました。

そして年度末の通信簿に

「〇〇さんは情緒不安定なところがある」

と書かれていました。

 

私は普通にお友達と遊ぶ子だったので

この記述に心当たりがなく

そもそも

「情緒不安定とはどういう意味?」

と学校の図書館でわざわざ調べました。

 

そして

先生の怒りが突然で大きかったので

<怒る人は嫌い!>という

私の価値観を強く構築させた

エピソードだったので

今も忘れることができません。

 

しかし

今回の授業で

言葉の言外の意味の話になり

はたと思い出し気が付きました。

 

今なら

「〇〇、お前はなんで今ここで掃除しているんだ!!!」

こう先生が鬼のような顔で怒鳴ったら

速攻で「すみません!先生。ごめんなさい」

とまず謝ります。

 

なぜなら

「なんで」の言外の意味は、

話し手の意図が聞き手に推論されて

了解されることだからです。

 

「なんで」という言葉は曲者です。

 

大抵の場合「なんで・・・」

は怒りや悲しみというネガティブな感情から

うっかり発露される言葉なのです。

 

あのとき「なんで」という言葉に気が付き

先生のそういうネガティブな感情を推測できたら

先生の感情を察し

「先生心配かけてごめんなさい」

というメッセージを最初に強く伝えるのが

良かったのだろうと思います。

 

これは

人生経験が教えてくれた

会話のパターンから学んだ人生で得た

コミュニケーションスキルです。

 

言い訳はすぐには言っていけないのも

誰もが学ぶ人生をうまく乗り切るコツの一つです。

 

ですから、先生の感情が収まったら

「あの・・廊下に水がこぼれていたので

皆のためにどうしてもすぐ掃除したかったんです。

廊下に水がこぼれていたら汚いだけじゃなく

危険だと思いました。」

 

後半の危険だからは誰もが理解できる理由なので

ちゃっかり盛り込んで説明します。

でも先生の感情が収まるまで

正しい説明でも言い訳だと捉えてしまうので

機会がくるまで言いません。

 

口がさけても

『でも、<掃除しなさい>って

言ったのは先生なのに、忘れちゃったんですね』

という部分はもぐっと飲み込んで

先生には永遠に言いません。

 

言葉を学ぶことは

人間を学ぶことであり

言葉の意味は様々な要因で

たくさんの意味を持つ。

 

これは授業で習ったことです。

人生の経験で誰もが自然に気づくことですが

授業で話してくれたエピソードと

自分の体験を比較して

 

授業中に

あぁ、このことが原因で情緒不安定で

突飛な行動をする子どもだと先生は判断したのか

と今になって納得できました。

 

怒りはストレスから生まれます。

人間関係では言葉の食い違いや

言葉の言外の意味を理解できないことが

大きなストレスにもなりえます。

 

でも

理屈がわかれば

言葉の食い違いは知識でなんとかなりませんか?

 

怒りの調理法に明るい未来を

感じた私の体験でした。

 

つづきは又次回に!

 

PS noteでも書いています。
「今だから、背客業を召し上がれ」

 

 

こんな怒鳴り声がしたら
あなたはどのようなシーンを想像しますか?

「誰のおかげで、ご飯を食べられると思ってるんだ?」

このセリフを男性のが大きな声で怒鳴っている
当然、家庭内のパワハラ・モラハラの絵浮かびます。

 

そして

怒鳴られている人物があなただったら・・・

 

このセリフは

以下のサイトにも詳しく書いてあります。
 

 

専業主婦だったら深く傷つく言葉です。

私はこの言葉をネットで検索したとき、こんな記事を見つけました。


以下にリンクを貼ったYahoo知恵袋の中にあったのですが

 

「「誰のお陰で飯が食えてると思ってんだよ!?」は、何故、NGワードなのですか?よく分かりません。

 

という質問でした。

 


多くの女性は

『え?なぜNGワードなのか理解できない人がいるの?』

とこの質問者に対しても驚き

 

さらに次の瞬間は驚きは怒りにかわり

『こんな簡単な文章の意味が理解できないなんておかしい!』

カチン!という音をたてて

この質問者に対して

怒りが腸の中ぐつぐつ煮えてしまう・・・

そんな人も中にはいるかもしれません。

 

実は私も

『えー!この文章がNGだってわからない人いるんだ』

ってかなり衝撃を覚えました。

 

さらに、

この質問に共感する人が他にも4名いることにも

絶句したのです。

 

『ひょえー、分からない人は他にもいるの?』

という事実に驚きました。

 

そして

ひょっとすると、これがパワハラやモラハラの

根底に隠れている解決すべき問題では?

 

と感じて

知恵袋を読みながら頭をフル回転させ

いろいろ考えました。

この質問には14件の回答があります。

 

冷静で論理的な回答もあれば

感情的に反応している回答もあり

回答自体を読むことでも

こんな回答を書く人がいるのだと

視点が増えました。

 

ここが知恵袋の良いところです。

 

まず見ず知らずの人が書いてること。

さらに感情を抜いて淡々と説明してくれる回答は

質問者は冷静に読み内容も理解しやすいし

受け入れやすいのです。

 

感情的で質問者に対するネガティブ感情で

書いているのかなという回答は

読んでいて胸がチクチクしました。

 

質問者がもし「X」や「FB」に

こんなことをつい書いてしまったら

かなりの数の女性から

攻撃的な反応があり

コメント欄がいっぱいになったかも。

 

ふむふむ。

なるほどね・・・。

 

話はそれますが

SNSの炎上ってこんなことが

日々起きているのかも

と妙に納得しました。

 

 

さて知恵袋では

一番理解できた回答に

質問者がお礼と合わせて

コメントを書きます。

 

そのコメントを読み

ハッとさせられました。

 

質問者は

「そりゃそうですね!!超納得です!
 全く家事をしない、買い物中毒の妻に対して、

言うイメージがあったんで… 

でも、ちゃんとした人は言いませんよね。

 当たり前ですねー!!!」

 

そうかぁ。

質問者の頭の中にあったコンテキストでは

全く違う風景が常にあったのです。


言葉だけが一人歩きするときは

その言葉は読み手や聞き手の頭の中で再生されます。

この質問者の男性の体験・経験では

 

何も言わないでずっと我慢してきた夫が

家事をなまけて何もしない妻に対して

夫の怒りが爆発したときの夫のセリフだという

イメージが先に浮かびNGワードではなく

夫が追い詰められて腹をくくって

妻に言った風景しか思い浮かばなかった。

 

なるほど・・・。

 

そういうイメージでは

このセリフの対する解釈は全く違います。

 

うーーん、そっかぁ。

なるほどボタンがあったら

100回くらい押したくなる

 

そして

回答の中にも

共感できるののとそうでないものもあり

これも考えさせられました。

 

ふと

「朝まで生テレビ」や

「日本のこれから」という

討論番組を思い出しました。

 

知恵袋の回答と

質問した背景がわかり

さらに色々考えています。

 

なるほど・・・

 

最初はこの質問者がこの文章がなぜNGなのか

なぜ理解できないんだろうと思っていたけど・・。

 

この1年新人として接客業を

再体験したときにも先輩スタッフの言葉で

コミュニケーション不全が起きた理由が

突然理解できました。

 

言葉は目的や意味や解釈次第で

感じ方も理解度も違い

頭の中描かれる風景も違う。

 

そ。。。そうですよね。

 

たかが言葉ではなく、されど言葉

やっぱり言葉、だからこそ言葉。

 

です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「毎日のご飯、掃除と洗濯を外注したら
一体いくらかかるのかなぁ~♪」

これは知人の女性が、朝夫がイライラして
「誰のおかげで、ご飯を食べられると思ってるんだ?」
そう怒鳴った言葉に
速攻で笑顔で夫に切り返した言葉です。

しかも鼻歌を歌いながら、
いたずらっぽく切り返したのだとか。
ご主人様は、ムッとしたのかギョッとしたのかは
わからないそうです。

彼女は夫の怒りの言葉に呑み込まれないように
気にも留めない雰囲気で、その場を離れ
洗濯ものをベランダで干したのだそうです。

その間にご主人様は
そのまま仕事にでかけたそうです。
仕事でトラブルがあり
残業が続きかなりイライラしていたときに
妻から言われた言葉にカチンときて
思ってもいない言葉を言ってしまったのかもしれません。

ずっと、アメブロを更新していませんでした。

自分の会社のHPも放置したままでした。

 

久しぶりに開き懐かしい気持ちでいっぱいです。
私にとってアメブロはふるさとのような場所です。
 

 

講師になった頃は

毎日のように更新していました・・・。

 


会社も作り

まさにこのイラストのような気持ちでした。


しかし

人生山あり谷ありです。

 

公私ともに色々なことがあり

仕事だけがんばろー!意欲がストンとなくなり

仕事だけの人生に疑問を感じ始めました。

 

そして6年前、
きちんとアカデミックに心理学を勉強したくなり

放送大学の心理コースに入学。

 

そこからは勉強中心。
一念発起して心理以外の語学も学び始め

英語以外の外国語の勉強を開始。


毎日、フランス語、中国語、イタリア語

もちろん英語もですが学び続けています。

 

そうなると海外で暮らしたくなり

縁があって南仏の友人の家に

トータル1年半くらい住みました。
これは夢のような時間でした。


とは言っても

コロナの頃は長期VISAが簡単に取れなかったため

3か月のスパンで日本とフランスを往復すること6回。

 

行ったり来たりを繰り返したので

預貯金の殆どはこの数年で

全て国際線の旅費に消えました!
太っ腹のイラスト(女性)

多くの人は

 

学生時代に勉強して大学を卒業し

資格もとって企業に入社し

後は会社を辞めたら悠々自適に暮らしたい

かもしれません。

留学も学生時代にするのです。


しかし

私はそれとは全く逆の道を歩んでいます。

 

20才で短大を中退し

28年間接客に従事し転職。

それからコミュニケーションと危機管理の講師になり

たくさんの自己啓発のプログラムを勉強し

それだけで満足できなくなり

結局大学で理論や理屈を勉強することにしました。

 

大学の知識で論理的に自分の人生の検証と分析をして

「なるほど・・・だから、ああいうことが起きたんだ」

と自分の人生を振り返ってきた6年間でした。

 

そんな日が続いたとき

ある日突然気づきました。


あ!!!しまった、もう自分は若くはないんだ。

残りの命の蝋燭は残り少ないじゃん!

 

自分が死ぬとき

私は何に後悔するだろうと想像し・・・。

今やるべきことが明確になり

 

人生の舵を大きく切りました。

仕事からプライベートに。

 

脱ビジネスモードを加速させると

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が

一番大事な課題になり

「生活の質」「生命の質」「人間関係の質」

だけに全集中しています。

 

今朝、庭に植えている

白菜、大根、小松菜、ブロッコリー、ネギを

育てるだけでわくわくが止まらない自分に気づき

苦笑しました。

 

飼ってる二匹の猫たちと

思い切り遊ぶだけで心がほっとして

ニヤニヤが止まらない自分にも気づき

楽しくなりました。

自分のぬか床でつけた漬物で

白いご飯と味噌汁と簡単なおかずの食事が

本当に美味しくてたまらないし

 

ほんの少しの親しい友人や家族と

コミュニケーション取ることの方が

SNSやYoutubeの動画を見るよりも

面白いです。

たぶん

今が人生で一番穏やかで

幸せを感じているかもしれません。

 

青い鳥のイラスト

ずっと探していた青い鳥は

私の場合は仕事で追い求めても

どんなに成功したとしても

その世界では探せなかったかもしれません。

 

自分が死ぬときは

突然死だったら人生を振り返る暇なんかありません。

常に自分が幸せだと感じていたら

 

「あ、やばっ!これで人生終了かも」

って突然なっても

「まっ、いいか。後半は本当に幸せ一色だから

悔いはないもーん」

 

って

さわやかに人生の幕を引ける気がします。

 

PS

今月から、さくらラジオが世界で同時に

リアルタイムで聴けるそうです。

スタッフに効かないと

どうやってリアルタイムで聴けるのか

よくわかりません。(汗)

 

とりあえず

アーカイブのページを載せておきます。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 



地球の命の誕生は

酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、

窒素(N)、カルシウム(Ca)、及びリン(P)
が何かの刺激で偶然結合して

何かの命になったのだと昔本で読みました。

 

その命が複雑に枝分かれして

人類になり

命のバトンがずっと引き継がれてきた結果

今ここに私がいます。

 

人類が誕生したのは20万年前なので

平均寿命を50年として適当に計算すると

4000回のカップリングの末に

私が誕生したのかもしれません。

 

今日8月24日は私の戸籍上の誕生日。

実は自分ですっかり忘れていました。

 

お母さん、お父さん

私へ命のバトンをつないでくれてありがとう。

 

今年の誕生日が人生で一番幸せです。

残りの人生が続く健康を数日前に

確信できて、心も体も穏やかだからです。

 

私は数か月とても体調が悪く

心と体がよくなくて

様々な症状に苦しみ続けました。


その状態は

そのまま重篤な病気に向かうか

 

あるいは

自分の中で問題が整理整頓して解決できれば

逆に心と体が整いV字回復することもできる

そんな命の境目にいたと思います。

 

メンタルはどん底まで落ちました。

強い葛藤があり、体の状態はどんどん悪くなりました。

 

重篤な病気の疑いまで出てきて

精密検査することになったとき

 

もっと生きていたいと本気で思いました。

何もいらないからもう少し生きていたいと

素直に、そして本気で自分を大切に思ったら

 

様々な数値が

突然よくなりました。

 

理由はわかりませんが

心も体もV字回復しました。

 

入院中

病院スタッフの優しさと無償の愛やサポートに接し

また大切な人や家族や友人など

自分が愛したり好意を感じている人たちからも

本気で心配してくれる想いを受け取りました。

 

すると

どんどん自分の中の何かが変化して

細胞が生まれ変わるようなそんな不思議な体験をしました。

 

今年、私は自分の誕生日に

始めて父親への感謝の言葉が書けました。

 

素直に

産んでくれたお母さんに感謝し

お母さんと出会ったくれたお父さんにも

ありがとうと言えます。

 

一つの命として自分の命が続いてきた奇跡に

心の底から感謝できます。

 

父はギャンブル依存症で

他の女性とも浮気を繰り返して

家庭を崩壊させた人だったようです。

 

繰り返し繰り返し見聞きした目の前の事実とともに

幼い頃から周囲の大人たちが言葉で私に教えてくれて

私は自分の心を守るために

無意識に私の心から父親の存在を幼い頃から

消し続けました。

 

憎しみではなく

消しゴムで消してしまったのですから

私の17歳の誕生日の頃に両親が離婚したときは

世間が思うほどの衝撃ではありませんでした。

 

もちろん泣きましたが

それよりもその日を境に自立と自律することが

MUSTでした。

 

ところが

深層心理では愛着や執着もあり

葛藤があったことに

5年前から気が付きました。

 

気づいてから

自分の潜在的なストレスと向き合い

自分の醜い感情をさらけ出したり

さなぎの中の芋虫の変容のように

どろどろに溶けるような苦しみを体験しました。

 

そのピークが半年前だったのですが

心も体もギリギリまで落ち込んだら

自分の潜在的な問題とその背景にある

父親に対する愛や無関心の問題が

ようやくクリアできました。

 

あなたかも

シャボン玉が消えるように

父親への愛も無関心も

空中でふっと消えて昇華しまった感じです。

 

今日生まれて初めて

言葉で自分の誕生を父に感謝する言葉が

静かに書けた日です。

 

意識的に書こうと思ったのはでなく

書いてからびっくりしました。

父親や母親は芋虫だった私が

ドロドロに溶けるまでは必要だったけれど

 

一人の人間として自分の意志で生まれなおした

変容した自分には両親がどうであっても

全て過去のことで未来には影響しません。

 

そう感じたら感謝しかありません。

 

私がなぜそうなったのかは

うまく説明できませんし

どういう経緯でそう感じるようになったのかも

うまく書けません・・・。

 

ただ、今年ほど

静かで幸せで満たされて誕生日は

経験したことはありません。

 

そして

生まれ直して人生をリスタートさせた

赤ちゃんの自分を今自分で抱きしめているような感覚です。

 

ちょっと照れますが

そんな自分の心情にあった曲を最後に貼っておきます。

 

 

 

 

※著作権の問題は、showmoreに掲載のOK頂いているので

問題はありません。

 

 

 

 

 

 

 



毎週やる気・勇気・元気がでるミニ知識を

3分にまとめてラジオで話しています。

 

アメリカの日本語放送さくらradioで
全米で月曜から金曜まで流れています毎日私の番組が

流れています。

 

 

 

2週間後日本でポッドキャストとなっていますので

興味のある方は聴いてみてください。

 

 

https://sakura-radio-e42b7d0b.simplecast.com/episodes/ep16-by

 

ポッドキャストは基本携帯で聴くものですから

携帯で以下のQRコードをスキャンしたら

すぐ聞けます。

 

 



※さて

6月から一般向けのセミナーを再開します。

 

セミナーのテーマは

『人間の本質を皆で考えよう!』
です。

 

一回目の日程は今から調整しますが

題名は昨日決めました。

 

今だから『妻が口をきいてくれません』を召し上がれ♪

です。

場所と日時が決まれば

お知らせします。

 


 



4月の初めに
フランスから戻りました。

フランスでは出来なかった

電話相談のボイスマルシェの仕事も

5月から再開しました。

noteとFBも再開です。

あれこれ出来ないのでTwitterはやめました。
インスタはやり方がよくわかりません。

ブログタイトルも変えました。

再スタートですが、初心に戻り

タイトルも以前と同じにして

中身をリニューアルするために

新をつけてみました。

 

 

新をつけるだけで

気分ってあがりますね。

言葉の力恐るべしです。

 

ボイスマルシェは予約を開始した途端

申し込んでくださったクライアント様がいて

ありがたくて胸がいっぱいになりました。

 

noteも最近毎日記事を書くようにした途端

noteの無料マガジンの申し込みがあり

新しくフォローしてくださった方もいて

エールを頂いたような気がします。

 

ありがとうございます。

 

講師・コーチ・カウンセラー

この3年間はこれらの仕事を
殆どしていませんでした。


このブランクはとても大きいです。

本格的に仕事を再開しましたが

焦っていません。


自分のペースでやれることを

ゆっくりやっていけるように

自分をマネジメントできています。

 

3年間は人生が大きく変わるような

出来事ばかりでした。

住む場所が変わり、会う人が変わり

仕事の内容が変わり、認知も価値観も

何度も何度も何度も上書き保存されていく

そんな3年間を過ごしました。

 

私の残りの人生の目的や意味を

書き換えるような重要な3年でした。
 

人生は諦めなければ

誰でも、いつからでも、どこででも、

なんだって出来るみたいですよ・・・。

って、こっそり伝えたいです。

 

出来ます!と

歯切れよく書かないのは

なんだか、そういうような

声高に主張する書き方や生き方が

今は全くしっくりきません。

 

なんていうか

植物みたいな生き方が

したくなりました。

 

エネルギーや元気がなくなったわけではなく

 

3年間。

色々な体験や経験をして

気づいたこと。


自分を変えれば、

人生が変わりますが

でも自分を変えても、

他人は変わらないのも事実です。
 

他人が変わっても

自分が変わる気持ちがなければ

自分を変えたくないことも

身をもって実感しました。

でも

変わってもいいし

変わらなくたっていいよ。
 

そんな風に感じます。

私は変わりたいけど

無理に自分を変えるのは

もう卒業です。

 

今はそんなことより

 

もっともっと人生や人を知りたい!

そんなわくわくした毎日を

楽しんでいます

外は気持ちの良い晴天ですね。
皆さまにとって

そして私にとっても
今日も良き日になりますように♪

 

 

 

数日前にフランスから一時帰国しました。

帰国して気が付いたこと。

 

 

日本は物が豊富ですね。

コンビニで何でもできるし

お腹が空けば安くて美味しいものが

簡単に食べられます。

 

買物や食事のストレスが少なく

物理的欲求が満たされるのは

明らかに日本です。

一方で

フランスはコミュニケーションが豊かで

どこでも誰から挨拶があり

困っていたらすぐ助けてくれて

簡単にサポートを受けられます。

 

個人や家族、文化が大切にされていて

人間関係のストレスが少なく

心理的欲求が満たされるのは

明らかにフランスです。

 

2年前から日本とフランスを往復しはじめ

昨年ようやく長期VISAが取れて

しばらくフランスに住んでいて

初めて気が付いたことです。

 

今回帰国したのは

某企業の新入社員研修の仕事のため。

今回の研修のために

ビジネスマナーや仕事の進め方のテキストを

更新して仕事の進め方を見直していました。

 

日本の公共のマナーや

接客やおもてなしを

日本人として誇りに思っていたのですが

 

個人を大切にする心のマナーは

フランスの方が守っていて

 

1人の人間をどう大切にするか

自分はどう大切にされているのか

幸福度の感じ方の視点で見直すと

 

 

ビジネスマナー五原則

接遇マナー五原則は

企業とお客様の満足度が最優先なのです。

 

働くことが楽しい私は

それで満足でしたが

誰もが自分の好きな仕事につける

というわけではありません。

 

会社のため、お客様のためが

あまりに強すぎる日本は

 

働く人や家族の

心の庭が荒れ果てていることに

まったく気が付いていません。

 

それが

私が仕事が好きなのに

ストレス適応障害になった理由なのだと

今回ようやくわかりました。

 

日本が良くてフランスがダメとか

フランスが良くて日本がダメだとか

 

ネットではそういう視点の記事が多いですが

私はそうは考えません。

 

どちらが良いとか悪いとか

そういう視点では

変化が大きい今の時代には

マッチしていません。

私たちには

物理的欲求は最低限必要です。

 

地震で被害を受けたトルコやシリアでは

食事や寝る場所が今必要です。

 

しかし

物理的欲求だけ満たされても

心理的欲求は満たさるわけではありません。

 

便利な都会に住んでいても

いつも時間に追われ

人の顔色ばかり気にしていては

心の安全安心は感じられません。

ひと

 

身をもって体験できたことは

視点が増えて視野や広がりました。

 

どちらかに偏るのではなく

バランスを整えることが

今求められている。

 

来週からの研修は

今までの研修とは違う

 

フランスにも住んでいるからこそ気が付ける

桜井妙しかできない

3日間の中途採用者のために

ビジネスマナー+社会人基礎力研修に

チャレンジします!

 

あー、なんだかわくわくします。

 

新しい自分に今変身中です。

 

はな2

プラットフォームのnoteでも

同じことを違う言葉でこれから書いていきます。

 

 

 

 

 

この三日間は嬉しいことがありました。

私の本が編集されて

プレジデントの記事になりました。

 

 

 

この本は2年前に出版した本です。

この2年

自分の本が棚に並ぶだけでも

夢のような気分でしたが

 

ビジネスサイトの

プレジデントオンラインで

記事なるなんて

信じられません

 

あきらめない

くじけない

がんばらない

 

をモットーに

頑張ります