今週は、週明けにCT検査があり、昨日は無事に抗がん剤治療(7クール1回目)も受け、今年の治療納めとなりました。次の予約は、年明けに。
7月の入院から、今の薬剤での治療が始まり、夏から2週間に一度の通院ペースが続きました。
朝7時に家を出て満員電車に乗り、都内の大学病院へ。毎回の採血、採尿、レントゲン、主治医の診察。全てが無事に済めば、化学療法室で抗がん剤投与へ。
抗がん剤の投与も3時間。終了後、会計を済ませ、家で服用する薬たちを受け取りにいく。朝から、それぞれに長い待ち時間があったりするので、院内のコンビニで軽く遅い昼食を済ませると、帰りは夕方以降のラッシュにぶつかることもある時間帯。
体調不良や体力低下もある中で、この通院を守れて、続けてこられたこと、今は、とてもホッとしています。
主治医の先生からも、「副作用も続く中で、良く頑張られました。来年も安定した状態を作れるように、頑張っていきましょう」とお言葉を頂きました。
「安定した状態」。CT検査の結果は、前回9月に受けたPET検査の画像とほぼ同じ。がんが小さくなることもなく、消えることもない。
でも、増えていなかった!ここが重要で、非常に喜ぶべき結果でした。
もし増えていたら、また新たな治療へと移行し、入院することになる。年末年始を前に、その懸念は、とりあえず無くなったんだ。
自分にとっても、家族にとっても、とても嬉しいことでした。
ところで、週明けに受けたCT検査の日。
私の検査が終わる頃を見計らって、昨年11月に入院した際に同部屋で一緒だった、がん友さんが病院にわざわざ会いに来てくださり、お茶しました。
がん友さんは、お住まいが都内で、病院まで電車一本で来れるとは仰るものの、本当にありがたいことでした。
同部屋でご一緒してから、既に1年が経ちました。LINEのやり取りを続けつつ、前回お会いしたのは4月。
その後は、がん友さんが新たな治療で5〜6月に2ヶ月近くご入院したり、7月からは私が新たな治療で入院となったりの、すれ違い。
ようやくお会いできた、とても嬉しいタイミングでした。
副作用あるあるや、ステージ4肺がん患者の日々の心境あるある、それでも楽しみを見つけて、あまり気にし過ぎずに過ごしていきましょう、と、お互いの趣味の話、家族の話、実家の話まで、あれこれ楽しくおしゃべり。
気がつけば、病院内のカフェ・ド・クリエで5時間もお茶していました笑。
がん友さんは、私よりひと回りちょっと上の、人生の先輩でもあります。そんな知見から多くを知り腑に落ちたり、一方で歳の差を感じない考え方の近さのようなものも感じられます。
また是非お会いしましょう、次回はどこが良いかしら?と、いくつか候補場所は出ましたが、
「結局、私たち、ここで会うのが一番過ごしやすくて気楽かもね」と、笑いながら、そんな話に落ち着きました。
本当は、もともとLINEグループを3人でやり取りし、前回4月にお会いした時も、もう1人いらっしゃって、3人で会っていました。
その方は、春以降に病状がどんどん深刻になっていき、食欲も減退していき、入退院を繰り返していきました。それでも、私は外来が一緒になったタイミングで、6月にもお会いできました。
私が7月後半に退院後、入れ替わりで入院され、7月末を最後に、その後はLINEの既読もつかなくなり、その方の消息はわからなくなりました。
でも、昨年11月に同部屋でご一緒した時も、LINEのやり取りでも、お会いできた時も、いつでもお気持ちが元気で、「どんな状況にあっても、楽しんで参りましょう!」と、よくおしゃべりし、決して諦めず、本当に前向きな方でした。
とても素敵な、がん友さん達。
出会えたことに、心から感謝をしたいです。
来年も、家族や、ピアノや、お友だちとの交流など。自分なりに楽しみたいことを、自分なりの元気で楽しめますように。
↑こちらは先日、次女の中学のママ友さん達とランチ。ひたすら子供の話、学校や先生への愚痴云々。
生ビールも進みました。
↑今日の午後は、おやつに主人と喫茶店へ。
「今年も1年、治療、よう頑張った!」と、労って頂きました。
素朴な感じの小倉ホイップサンド。
中に、あんことバター。コーヒーと相性抜群に合うので、あんことコーヒーの組み合わせ、好きです。