週末の雪が降った日。
窓の外に広がる雪景色を眺めていたら、なぜだかフォーレのパヴァーヌが頭の中で鳴り始めました。

雪が規則的に舞い降りていくさまが、そう感じさせたのでしょうか。

家に全音の楽譜があったので、少し譜読みをしてみました。買ってあって全然弾いてなかったけれど、こういう時に使う機会が巡ってくるのですね!


1分弱の短い動画を2つ。まだ音とりも適当だし、途中ですが…。

指包帯をはめる時ですら痛いし、指の痺れやこわばりも増えました。また弾けなくなる時が来るかもと思い、動画を撮っておきました。


フォーレ「パヴァーヌ」

↓①ページ目


↓②ページ目



この曲で私が好きなのは、ご本人の演奏動画↓


この演奏を聴いてるだけで、自分は弾かなくていいや、と長いこと思っていましたが、雪を見ていたら急に弾いてみたくなった、というお話でした。




今回の雪は、溶けるの早かったですね。

中高生の子ども達は、もはや雪を喜ぶ年齢ではなく、早く溶けて安心していました。

家の中から眺めていた時には、外は白銀の世界が広がっているのかと思っていましたが、外に出てみたら全然積もってなくて驚きました。


前回の投稿で、12年前の記事を貼りましたが、その冬はかなり雪が降ったことを思い出しました。

2014年の豆まきの数日後でした。雪で遊んでいた頃が懐かしいです。



雪がやんだ後、お昼に主人とアツアツのスンドゥプを食べに行きました。

最近は、あったかいものばかり食べたくなります。







今年も早々に、1ヶ月が過ぎてしまいました。


今日は大学病院へ通院の日で、いろいろ副作用はありながらも、無事に抗がん剤の投与を受けました(8クール2回目)。

今月末に脳MRI検査と、来月初めにPET検査が入りました。その結果によって、3月以降の治療内容が決まってくるのかな。 


初めて肺がんと診断されて手術を受けた日から、もうすぐ9年が経ちます。また、ステージ4と宣告されてからは、6年が経ちました。

今までさまざまな治療を受けてきて、思ったより長いお付き合いになりました。憎むことなく、受け入れていけたらいい、と思います。



2月に入り、節分の日。
恵方巻とお豆を頂きました。

↑こちらは、昨年の写真ですが、巻き物の具材は、今年もほぼこんな感じでした。


歳の数を頂く、お豆。

私は、家族の中では一番の年長者なので、お豆の数も一番多いです。次女からは「お母さん、多くて大変だねぇ」と。


お豆は美味しいけれど、食べなきゃ!と思うと、一粒一粒の重みを感じて、食べるのに時間がかかる気がします。

でも、そう感じられるほど歳を重ねてこられたのは、本当にありがたいことだと思いました。

ちなみに、主人は私より4歳下で、少しだけ若いのです。



節分に、豆まきをしなくなって久しいですが、豆まきをしていた頃の、懐かしいブログを読んでみました。


「自分の中に棲む鬼を退治」かぁ。

それにしても長女は、何がどうなったら、今の塩対応100%なキャラになったのだろうか笑。



とにかく、福を呼び込めたら良いなぁ、と願いながら。

立春を迎え、これから少しずつ暖かくなって、少しずつ春が近づいてくるのかな。




その長女が、お誕生日を迎えました。

チョコレートケーキを焼きました。

スポンジはココアパウダーを混ぜたので、中身も完全に茶色なケーキです。

生クリームに、細かく刻んだチョコレートを混ぜるガナッシュクリームは、食べたとき、微かに残るチョコの歯ごたえが、すごく好きです。


普段は塩100%な長女も、チョコレートが大好きなので、とても喜んでくれました。


たっぷりのガナッシュクリームを、各自お好みで足しながら食べ、残ったケーキとクリームは、今回主役の長女が、翌日、翌々日と楽しみました。



長女の幼い頃からのリクエストによって、毎年作り続けてきたチョコレートケーキ。

時には、揚げパンの歳もあったけれど↓


チョコレートが好きでなかった主人までもが、今ではこのケーキを美味しい、美味しいと気に入ってくれています。時期的に、バレンタインな意味合いもあって、ちょうど良いです。


あと何年…いつまで作らせてもらえるかなぁ。



希望したお誕生日プレゼントは、ファゴットのストラップでした。

サックスやバスクラリネットと共通らしいです。

今までは学校のを使っていたけれど、ストラップによって、身体の負担や肩こりを軽減したり、ブレスの使い方にも影響があるのだとか。



17歳。結構大人に近づいてきました。


先月の後半から、主人が会社で、今の大学3年生の就活の三次面接に同席しているそうです。次の最終面接に上げるかどうかの、重要な局面。

家でリモート面接していたのが少し聞こえた日もありましたが、結構いろいろな会話を学生さんとするのだなぁと思いました。でも、志望動機は聞かないそうです。


長女も数年後には、そういう年齢になるのかぁ。

なんだか信じられない。


でも、とにかく学生時代は、やりたい事にチャレンジして、充実した日々を思いっきり楽しんで欲しいなと思います。

今回のお誕生日を口実に、吹奏楽部の木管低音パート(バスクラリネット・バリトンサックス・ファゴット)の皆さんで、学校内でのインフル流行が落ち着いたら、近々もんじゃ焼きを食べにいくのだとか。長女は、もんじゃ焼きも大好き。

楽しそうで何よりです。


いくつになっても、どうか、どうか健やかに。




ブロ友さんの、がけっぷちママさんと!

地元でお会いして、ランチできました。

↑ヨーロッパ野菜をふんだんに使った前菜。

バーニャカウダソースをかけた芽キャベツやロマネスコだったり。ミネストローネも美味しい。



以前から、おそらく地元近いですよね…とお互いに思っていて、普段のブログでの、ピアノへのものすごい情熱と練習量、そして、あたたかい視点をお持ちだったりなど、いつかお会いしたいと思っていたお方でした。


この数日前に抗がん剤治療(8クール1回目)があり、副作用は相変わらず色々ありながらも、無事に投与できました。

体調も問題なく、お約束の日にお会いできて良かった!!


↑しらすと大葉のピッツァ。

ピアノの話題を中心に、その他も色々おしゃべりしながら、ランチの時間を楽しみました。

ママさんは、思っていたとおり、とてもお優しくてあたたかく、明るい笑顔にとても癒されました。



その後、レンタルスペースでグランドピアノを弾き合うことに♪

現在、私の指先は副作用のため、何もしなくてもヒリヒリ痛む状態。家の電子ピアノも週に1回触るかどうか。電子じゃないピアノを触るのは、2ヶ月振りでした。


今回はママさんのピアノを聴ければ、大満足!と思っていたのですが、いざグランドピアノを目の前にすると、テンションが上がりました。


ママさんは、バッハやシベリウスを弾いてくださいました。

バッハは、心からお好きな気持ちや、さすが全国大会へ進まれるほどの情熱や気迫が伝わってきました。そんな演奏を目の前で聴かせて頂けて、本当に圧倒されました。

シベリウスの樅の木。私は北欧ものに今まで縁がなかったのですが、内に秘める憂いのようなものを感じられたり、とても素敵だなぁと思いました。



私も、指に絆創膏+指包帯をして弾いてみました。さすがに全然練習もしていないから、指も動かず、内容としては本当にお粗末で、気持ちだけで弾いた感じです。

でも、ピアノを弾くこと自体にとても喜びを感じました。


荒削りですが、せっかく弾けた貴重な機会。

ママさんが動画を撮ってくださいました🙏↓


プーランク「ノヴェレッテ第1番」

大好きな曲なので、弾けるときには少しずつ練習して、もっと滑らかに弾けるようにしたい!と、欲が出てきました。


その他は、ショパンの軍隊ポロネーズやマズルカ38番、リストの愛の夢、メンデルスゾーンのデュエット、ドビュッシーのアラベスク第1番、を弾きました。
まぁ、どれも大雑把な演奏でしたが、自分なりには、やっぱりピアノは楽しくて、大好きだなぁと思いました。

このような貴重な機会をご一緒できたこと、
こんな私の演奏を優しく見守ってくださったこと。
がけっぷちママさんには、心から感謝をしたいです。


3学期に入って、高校も中学も、部活動は冬季大会の時期。



高校の吹奏楽の大会は、私はYouTubeの配信で視聴しました。
自由曲に、前回のブログで話題にしたニールセンの「アラジン組曲」を演奏していました。
ファゴットの長女は、ソロがあったり、オーボエとの掛け合いのソリなど、個人としても数ヶ所の聴かせどころがあった曲でした。


従来の吹奏楽曲だと、ファゴットは専ら裏方に徹する役割が多く、てっきり長女は、そこが気に入っているのだと思っていました。

「ファゴットの自分がメインで吹く箇所も多いオケ曲は、どうだった?」と、大会後に長女へ聞いてみたところ、

「史上最高に、すごく楽しい合奏だった!」

とのこと。

審査員先生からの講評用紙に、「Fg、美しい音!!」というコメントを頂けたそうで、私たち家族にも講評用紙の写メを見せてくれました。

とても喜んでいました。


大学生になれたら、吹奏楽ではなく、オケサークルに入りたい、と言っていました。
もともとファゴットという楽器に魅力を感じている様子の彼女でしたが、今回の曲で新たな楽しみ方を体験できて、満足感でいっぱいの表情が印象的でした。

この大会後、同期の部員の子が、5人ほど退部したのだそうです。普段仲良くしている子も辞めてしまったので、大丈夫かと尋ねましたが、「大丈夫。私は夏まで続ける!」との返事が、力強く返ってきました。高3の夏まで部活…勉強どうするんだろ…。



次女の剣道の大会は、週末に市内の武道館へ観戦に行ってきました。
主人は早朝から子供たちの引率で先に出掛けてくれたので、試合場で合流しました。

今回は団体戦のみ。
女子のメンバーに、まんべんなく声を掛けたり、時に元気に明るく、時に真剣モードで鼓舞する次女の姿。部長もすっかり板についていました。すごいなぁ、私にはできないや。


2年生が3人、1年生が2人という、部員数の少ない中で、今回も人数ギリギリで参加できた団体戦。
他校は全員2年生で揃えたり、複数チームを組んだりできる学校もある中、
1回戦は、メンバー全員が負けることなく、対戦校に勝利できました。
次女は瞬殺で相手から2本を取って勝つことができ、堂々たる姿でした。

(↑胴が入った瞬間)


2回戦は強いシード校と当たったため、団体としては負けてしまいましたが、次女は相手に引き分け、押していました。対戦相手は試合後、次女に勝てなかったことが悔しかったようで泣いていました。そんな相手選手のストイックさに、驚きました。普段の稽古に裏打ちされた自信。強豪校のモチベーションは凄いですね。


秋以降、外部の試合にも出場したり、冬休みは、高校の剣道部の稽古に申し込んで参加したり。上手い人たちとの剣道を、間近で体感する中、刺激を受けたり、次女の中で何かが少し変わったのかな。

会場では、剣道部の保護者の皆さんと一緒に、待ち時間もいろいろおしゃべりしながら、和気あいあいと楽しく観戦できました。

レベルがどうこうとかではなく、全員が、秋の大会で見た姿からは、大きく成長していたのが感動的でした。「みんな頑張ってますね!嬉しいですよね!」と、保護者同士で讃え合いました。



今の学校教育は、基本的に「子どもの良いところを褒める、伸ばす」に徹している部分が大きいと感じます。それが、子ども達の人格形成にも影響を与えているよなぁと、さまざまな場面で感じます。

娘たちの顧問の先生方は、ある程度の厳しさをもってご指導いただいている印象です。でも、こういった大会後の、本人達の様子は、動画を観て改善点などの反省はするけれど、自分を卑下したり後に引き摺ったりしない。あくまで、自分なりに頑張った満足感を大事にしているように感じました。

昨年、実家を処分するにあたり、自分の小・中学校時代の通知表が出てきました。担任や親からの通信欄は、見事なまでに悪いことしか書いていませんでした。「こういう点がだめだから、もっとこうするように」というようなコメントばかりでした。

それを見た次女が、「うわっ!昭和ヤバっ!」と驚いていました。


自己肯定感、という言葉が浮かびます。私は、子どもの頃から自己肯定感のとても低い子でした。

大人になってからも、それは変わりませんでしたが、それでも大病をして以降は、だいぶ考え方が変化したような気はしています。

ただ、自分の子ども達を見ていると、育った時代によるものも大きいのかな?という気もします。


自分自身の頑張りを、精度はどうあれ、自分なりに大切に感じる心。人として見習いたいものだなぁと、日頃の生活からもずっと感じ取っていましたが、この期間を通して、更にその思いを深めたのでした。


試合後、主人と私は武道館近くにある公園内のカフェでお昼ごはん。剣道部の皆さんは午後の決勝まで見学とのことで、帰りの引率は他の保護者さんに甘えてしまいました。

台湾出身の店長さんによる、ルーロー飯。

お肉も柔らかく、甘辛醤油のタレがとても美味しかったです。喉もすごく渇いていたので、りんごジュースの甘さもちょうど良かった♪



三連休の前日に、今年初めての抗がん剤治療がありました。お休み明け最初の週ということで、大学病院も、いつも以上に混んでいました。


指先周りの副作用は悪化傾向ですが、長い待ち時間を経て、投与は予定通り行われました(7クール2回目)。

投与後の体調は悪くありませんが、何となく疲れて倦怠感があったので、連休はのんびりめに。




それでも、連休中日は、長女の高校の吹奏楽部が、市民会館のホールで保護者見学可の公開練習を行うということで、終盤の時間帯だけ、少し聴きに行きました。


ちょうど、カール・ニールセンの「アラジン組曲」の通し合奏を聴けました!

この曲、かっこいいですね。

それ以来、数日経ちますが、頭の中は「アラジン組曲」が脳内再生されっぱなしです笑


短時間でしたが、久しぶりに吹奏楽を聴けたのは、すごくいい気分転換になりました。もし肺が元気だったら、再び管楽器をやるのもいいなぁと思ってしまいました。

さまざまな楽器パートの、動きや音色がたくさん重なり合って、大勢での合奏。やはり魅力的ですね。

ファゴットの長女は、オーボエとのソリなどもあり、個人としても聴かせどころのある曲でした。頑張って欲しいな!と思いました。


↓参考までに、オケ版ですが、ファビオ・ルイージ指揮のデンマーク国立交響楽団の演奏です。


長女の吹奏楽で聴いたのは、おそらくここから4曲くらいの抜粋版でした。

この数日で、私のお気に入りBGMに入りました笑。




連休最終日は、新たな森カフェの開拓へ。

埼玉県伊奈町にある、「イノセントアートギャラリー&カフェ 寧」というお店。


1000坪の自然豊かな敷地の中、隠れるようにカフェと母屋が佇んでいました。

アート作品によるイベントや企画展なども催されているようです。

とても優しいお味のカレーライス。添えられたローズマリーの香りに癒されました。


デザートもコーヒーも、とても美味しくて、手作り感満載のカフェ。お皿に載ったさまもアート作品のような。

店内には可愛らしい2匹の猫ちゃんもいらっしゃって、とてもお利口さんな佇まい。猫ちゃんまでも、これまた不思議なほどアート作品のように感じられました。


大きな窓、というか、お部屋を包む大きなガラスが、まるで額縁のように連なって、目の前に広がる自然の風景が作品のように感じられました。暖炉の火にあたたかみも感じる空間で、ずっと鑑賞を楽しみながら過ごせた、という印象です。

そして、流れる音楽は、一貫してバロックものでした。どうりで心安らぐはずですね。

再び訪れたいカフェが、また新たに増えてしまいました。