母と娘の関係に悩む人が多い事を知った | 人生のサプリメント日記

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  母と娘問題の実態

タイトルは私の奥さんも含まれる。結婚する前は親子喧嘩くらいに考えていた事が、実は深刻な親子問題である事が分かった。


毎日の連絡は当たり前で、連絡が取れなくなると心配になり突撃訪問。こちらの言い分は一切聞き入れず、自分が安心する事を目的としている。


会話の内容は自分の価値観を押し付けるばかりで、娘を認める事は決して無い。相談なんてしようものなら、さらに傷付けられる事もあったようだ。


『いつまでも私の子供。お世話のいる可愛い娘。私の言う事を聞いておけば、あなたは幸せになれるのよ。』これが口癖だ。


  自分達の出した答え

最近は私達夫婦で、母と娘の関係について書かれた本を読んでいる。奥さんは母との関係をどうにかしたい、私はそれを解決したい。


それぞれ想いをもって、色々な本を読んできて少しずつ見えてきた事がある。


結論としては『母親自身を変える事は出来ない』という事。


本の内容に話し合いをする事で解決した、または関係が良くなったという人もいる。私達の場合は、話し合いで改善する事は無かった。


多く本は自分を守る為に、絶縁の選択も必要と書かれている。奥さんの気持ちとしては、今の時点ではこの決断はしたくない。


自分ごとにならなければ、こうした内容を扱った本が沢山あることさえ知らなかった。世の中にはそんな問題を抱えている人達が大勢いるという事を知った。


  娘の為にと本気で想っている母親

どの本も大抵共通しているのが、母親側には全く悪意が無いという事。『あなたの為に』『あなたを想って』と、こんな口癖が当たり前にある。それを聞かされると反論のしようが無い。


そんなやり取りが大人になるまで続く。親の影響は絶大で本人は知らず知らずに歪んだ思考が形成されていくのだ。


学校生活や社会に出て他人の親を知って違和感を感じる事もあるだろう。しかし気付けたとしても初めは戸惑い不安になるだけで解決には至らない。


なぜなら自分の親が異常とは考えたくないからだ。恐ろしいくらいにこれは根付いている。


  自分が変わるしか無かった

奥さんの母親とは何度も話し合いの場を持ち、思いを伝え続けた。反応としては全く伝わらないという印象。娘が涙を流しながら訴えているのに、『泣く意味が分からない』と吐き捨てたくらいだ。


『悔しかったな』奥さんも相当悔しかっただろうし、悲しい気持ちになっただろう。でも少しずつ理解してきた事がある。『親だろうと他人である事は変わりない』という事。


『親だからこうあるべき』は私達の過度な期待であったと思い知らされた。何度も向き合わなければ分からなかった。そのくらい親への気持ちは強い事を実感した。


  親との距離感

私自身は奥さんの悲しむ姿を見たくない。奥さんからすれば、気持ちとしてはまだグレーな状態と言える。親だからと期待するのは間違っていた。それでもまだ信じたい気持ちが残っている。


自分をこれ以上傷付けない様にするには、変わるしかない。今後の自分と約束をする。

・連絡は自分の都合で取り合う。

・突撃訪問には一切出ない。

・精神的に余裕が無い時は連絡を一切遮断する。


正解は自分で決めるもの。自分で決めた事が答えである。

人間関係のトラブル

 

 

 

 

 

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