こんにちは!
五感セラピー協会の成美です(^^)
前回に引き続き
▼子どもの五感セラピーイベント
運営メンバーである"保育士えりかさん"の
「子どもたちに対する想い」を共有します!
印象的だったのは、
子どもへの想いだけでなく
保護者・大人への想いがあること。
特に響いたのは
●保護者の幸せが子どもの幸せに繋がる。
そこは保育士の立場では立ち入ることができない
● そうだとしても、一瞬でもいいから
その子の心を温かくする存在でありたいし
保護者や周囲の人たちに寄り添いたい。
そして、子どもの心を持った全ての人に
同じ気持ちで寄り添いたい。
この辺りです
子どもたちの成長に必要なこと。
大人にとって大切なこと。
幸せに生きていくために
欠かせないポイントが詰まっています
鬱を機に保育の世界へ
私が保育士を志したきっかけは自分が鬱になったことでした。
幼い頃から繊細・感受性が強いと言われるような気質で、「いい子」「優れていること」を求められるような家庭環境でした。
少しずつ感じていた生きづらさは、思春期の心身の変化によって強くなり、中学生の時に鬱に悩まされるようになりました。
心身ともに疲れ果て悪化して、少し良くなると「みんなと同じようになりたい」と張り切って、また悪化して…何度も繰り返す中。
そんな中で、気晴らしにと母に勧められた保育園でのボランティアで、保育に興味を持つようになりました。
学校に通い子どもの発達を学ぶ中で、自分の生きづらさについて考えさせられることが何度もありました。
大切だと感じたのは
たくさん愛される経験
自分を認めてもらう経験
安心安全な環境です。
乳幼児期にそうした経験をすることが、社会で生き抜くための力になる、人間としての丈夫な根っこを育むのだと思いました。
私にはその経験や環境が、足りなくて苦労したからその大切さがよく分かります。
同じ苦労はしてほしくない。
繊細で感じやすかった私だから、苦しい経験もあったから、理解できることがあるはずだ。
そんな気持ちを持って保育士になりました。
保育士の限界
しかし現場に出てみると、保育士として関わる限界を感じることがあります。
保育時間内にどんなに保育者が愛情を注いでも、どんなに全力でその子を肯定しても、力が及ばないのです。
結局、一番大事なのは保護者との関わり、家庭環境です。
例えば子どもの問題行動があった時、それは家庭とも繋がっていることが多く、保護者も何かしらの理由で悩みを抱えている場合があります。
しかしそこに気づいたとしても、深い部分には保育士の立場は立ち入ることができません。
保護者の幸せが子どもの幸せにつながるのです。
不調の再発で気付いた揺るがない想い
その後、再び心身を病んで保育士の仕事を一度は退職してしまいました。
間も無くして、五感セラピーに出会います。
何だかよく分からないけど言われた通りやってみる。
すると、みるみる間に悩んでいた心身不調が改善していく。
本当に不思議な体験でした。
私はこれまで、生きづらさの原因を外側に求めて、周りを否定することでみんなと同じように生活できない自分を正当化しようとしていました。
しかしそれではありのままの自分を受け入れることができず苦しいままでした。
そんな中、五感セラピーを通して、自分の心の声を聞いて、内側から満たしていくことで
「自分の根っこを自分で強く育てることはいつからでもできる。そうした経験こそ本当の生きる力になるんじゃないか。」
そう感じるようになって、この感動を伝えたいと強く思い、再び保育士として復職することになります。
私は子どもの成長を見守り、共に笑い合う時間が大好きです。
人の気持ちに共感して、苦しくなる自分が大嫌いだったけど、そんな私だからできる関わりで、微力でも、一瞬でもいいから、その子の心を温かくする存在でありたいです。
そして、保護者や周囲の人たちにも寄り添っていきたいし、子どもがいない人でも、子どもの心を持った全ての人に同じ気持ちを持っていたいです。
今回のイベントは乳幼児ではありませんが、保育士だからこそ分かる視点で、力になれる部分があると思っています♪
前回のえむさんの紹介↓に続き
保育士えりかさんの紹介でした!
子どもの五感セラピーイベントでは
子どもと大人の心を解放する体験を用意して
あたたかいメンバーがお待ちしております♪
▼繊細な子ども向け奥多摩イベント