HSC親子向け五感体験イベント⬇︎
こんにちは!
五感セラピー協会の成美です(^^)
今日は、子どもの五感セラピーイベントの
運営メンバーである"小学校教員えむさん"の
「子どもたちに対する想い」を共有します。
音楽の先生♪えむさん
子ども向けの五感セラピーを
どんなメンバーがどんな想いを持って
行っているのか知ってほしくて
紹介することにしました
えむさんの話を聞いていると、
先生だからこそ分かる「子どもたちの抱えている苦悩や大変さ」が見えてきます。
私がえむさんの想いを読んで深く共感したのは
● 周りがずっと同じなので
「変わるきっかけ」がない
● 毎日やることがいっぱいで
風に吹かれてきもちいな
お日さまぽかぽかきもちいな
きれいな音できもちいな
そういう
「一度立ち止まる瞬間」が意外とない。
●友だちとグループを作る時は
ひとりぼっちにならないように必死
など…!
先生から見る視点ってかなり新鮮なので、子ども時代に生きづらさを感じていた方の自己理解にもなるだろうし、小学生のお子様を持つ保護者の方のお役に立つ内容です♪
小学校現場を通して感じる子どもへの想い
学校は人との関わりが多く、相手のことを考えなさいという教育です。
私自身も「相手の気持ちを考えましょう」という教育を受けて育ちましたが、今それが強すぎて体調が悪くても仕事を休んで相手に迷惑をかけてしまうことがすごくいけないことだと思ってしまい、休むことにすごく罪悪感があります。
相手の気持ちを考えることはもちろん大事なことです。
でもまずは自分のことを知り、自分を大切にできる子になってほしいと思っています。
自分を知るために五感セラピーを使って、自分の機嫌は自分でとる方法を身につけてほしいです。
そして、自分の気持ちがわかる子どもが増えるといいなと思っています
現場で感じる子どものストレス
楽しい学校生活を送る子がいる中で、生きづらさを感じる子がいるのも当然だと思う場面がたくさんあります。
例えば、
朝は登校班で並んで学校に行きます。
班長さんはなかなか言うことを聞いてくれない低学年の子を、安全に気をつけながら学校に連れて行かなければいけない。
授業中もやらなければいけない課題がたくさんあります。
毎時間「めあて」があり、書いたり、読んだり、考えたり。いきなりテストもあります。
友だちとグループを作る時には、ぼっちにならないように必死です。
ルールや決まりもたくさんあります。
好きな時間にトイレにも行けません。
学校内での自分のキャラも、周りがずっと同じなので「変わるきっかけ」がないのです。
自分の気持ちが言いたくても言えないこともあります。
クラス内でのカーストもあります。
流行りもあるし、ステイタスもあります。
担任の先生との相性が悪くても1年間は我慢しなければいけないし、友だちに意地悪されることもあれば、どうしても受け入れられないクラスメイトもいたりする。
さらに高学年になると、勉強が難しくなり集団で何かすることも多くなって、委員会やクラブ活動が始まるなど人との関わりが増えていきます。
とにかく毎日やることがいっぱいです。
感じやすい子は疲れやすくなって、にこにこ笑顔も減っていってしまいます。
花を見たり空を見たり
大きく深呼吸したり
お日さまを見たり
風に吹かれてきもちいな
お日さまぽかぽかきもちいな
きれいな音できもちいな
そういう「一度立ち止まる瞬間」が意外とないのです。
子どもたちの笑顔をつくる
せっかく感性が豊かな時期なのに、ポカポカの日差しをあったかいなぁって感じる時間もないなんてせっかくの感性が勿体無い…。
子どもたちは生活の中で、
うれしかったこと
悲しかったこと
悩んでいること
はずかしいきもち
まわりがやってるから、やる
大切なものは友だち(自分は置いてけぼり)
友だちのなにげない言葉
あの時の空の色
流した涙の量
自分にしか見えなかったあの人の表情
本当にいろんな気持ちがあります。
教師になって私もそうだったなと、毎日感じています。
子どもたちも「自分ってダメだな」って思うことや、「今日はいいことがひとつもなかったな」って感じる日もあると思うのですが、そんな中でも自分でいいことをつくれるようになってほしいし、じっくり、じんわり、自分を感じる時間を取れるようになってほしいです。
そして、子どものための五感セラピーでは、子どもたち同士が「ああ、なんかわかる」とほっとして、心が少しでも、明るく あたたかくなる場がつくれるといいなって思います。
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子ども五感体験はまだ始まったばかりですが
同じ志を持った仲間と共に
少しずつ活動の場を広げていきます
次回は、保育士のえりかさんを紹介します♡
お楽しみに♪
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