RYUJIのサブカル批評 -7ページ目

ヴィレッジ

DVDにて、映画「ヴィレッジ」を鑑賞。

 

主人公の片山優(演・横浜流星さん)が急に「デキる男」に変貌する姿に違和感がありました。ストーリーに「能」を取り入れていますが、それも上手く機能しているとは思えませんでした。でも、こういう暗い映画は個人的に好きなので、僕はそれなりに楽しめました。

あと最近、一ノ瀬ワタルさんが大活躍されてますよねー。悪役を演じるコトが多いですが、愛嬌のある顔をしているので、善人を演じるコトも出来る稀有な役者さんだと思います。

 

採点/80点

 

ドラえもん のび太の恐竜(1980年 アニメ映画版)

DVDにて、アニメ映画「ドラえもん のび太の恐竜」(1980年 アニメ映画版)を鑑賞。

 

映画「ドラえもん」の記念すべき第1作目に当たる作品です。

 

小学生の頃、母に本作のマンガ版を買ってもらい、面白くて何度も読み返した記憶があります。そんなコトもあり、このアニメ版は今まで鑑賞したコトがなくて、今回初めて観ました。

 

まぁー、古い作品なんでねー・・・・・・今観るとそこまで感動出来る内容ではありませんでしたが、あの時代に観ていたら忘れられない作品になっていたのかも知れませんね。

 

採点/80点

 

映画になった恐怖の実話

映画化された実話(の本当のところ)を解説した本「映画になった恐怖の実話」を読了。

 

「衝撃の実話」、「戦慄の実話」、「奇跡の実話」、「驚愕の実話」、「戦慄の実話 vol.2」と読んできて、今回は「恐怖の実話」です。このシリーズ、本当に面白いです!

 

本書で紹介されている作品の中では、「アイリッシュマン」と言う映画が観てみたいと思いました。勿論、作品自体の存在は知っていましたが、ウチ、Netflix、入っていないんですよねー。

 

採点/80点

 

生きとし生けるもの

録画しておいたテレビドラマ「生きとし生けるもの」を鑑賞。

 

余命少ない人間と主人公が旅に出ると言う設定のドラマや映画は数多く存在します。

またこのパターンかぁー・・・・・・と内心思いながら、あまり期待せずに鑑賞してみましたが、脚本が面白くて、結構感動しました。何より、セリフが活きていました。

あと、渡辺謙さんはさすがですね。シリアスな場面でも思わずクスッと笑ってしまうような芝居を取り入れるコトによって、生も死も受け入れた男の「リアル」を感じるコトが出来ました。

時間の制約もあり、展開が速すぎて、キャラクター同士の関係性が深く描けていなかったのが少し残念でした。前編・後編に分けて制作した方が良かったかもです。

 

採点/80点

 

福田村事件

DVDにて、映画「福田村事件」を鑑賞。

 

僕は森達也さんのドキュメンタリーや著書が好きです。密かに尊敬しています。それだけに、森さんが撮る劇映画はどんな感じになるのか正直不安でしたが、予想以上に良く出来た映画に仕上がっていたので、何だか誇らしい気持ちになりました。

 

およそ100年前に起きた信じられないような事件ですが、実は、こういった悲劇は日本各地で起こっていたんでしょうね。

 

演者としては、水道橋博士とコムアイさんが良かったです。

 

採点/80点

 

岸辺露伴は動かない 密漁海岸

テレビドラマ「岸辺露伴は動かない 密漁海岸」を鑑賞。

 

今回は全体的に画が良かったです。ストーリー的にも面白い回でしたよ。

僕の中では、もう完全に岸辺露伴=高橋一生さんになりました。

長く続けて欲しいドラマです。

 

採点/80点

 

押井守の人生のツボ/押井守

押井守さんの人生相談の本「押井守の人生のツボ」を読了。

 

過去に伊集院静さんや車谷長吉さんの人生相談の本を読みましたが、このお二人には生き方と言うか、答えに迷いが無かったです。「私はそう思う」ではなく、「そうである!」と断言してしまう所に凄味がありました。それは、押井さんの発言にも同じモノを感じましたが、本書では押井さんの極論を解きほぐしてくれる聴き手の渡辺麻紀さんが存在しているので、相談者にとっては、かなり優しい印象を与える回答になっていると思います。

 

採点/80点

 

PENNYWORTH/ペニーワース バットマンの右腕になる男

DVDにて、アメリカの連続テレビドラマ「PENNYWORTH/ペニーワース バットマンの右腕になる男」(全10話)を最終回まで観終えました。

 

このドラマもついにシリーズ3作目となりました。

続編が制作されるであろう終わり方でしたが、この先、悪い展開になるのが既に分かっているので複雑な気持ちになりました。

 

採点/80点

 

オペレーション・フォーチュン

DVDにて、映画「オペレーション・フォーチュン」を鑑賞。

 

何がやりたいんでしょうねー、ガイ・リッチー監督は・・・・・・。やりたいコトをやっている感じはありますが、アイデアが足りていません。

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」が何故評価されたのか、実は監督自身、あまり理解出来ていないのかも知れませんね。

アクションはそれなりに上手く撮れていますが、人を殺すシーンでは、まるでゲームを見ているような感覚に陥ってしまい、作品全体に血が通っていない印象を受けました。

演者としては、2丁拳銃の小堀さん・・・・・・じゃなかった、ヒュー・グラントが一番良かったです。

 

採点/75点

 

ねえ、ぴよちゃん 1巻/青沼貴子

マンガ「ねえ、ぴよちゃん」の第1巻を読了。

 

(新聞に掲載される)4コマ漫画を描かれているマンガ家さんを、僕は尊敬しています。

物語が継続するストーリー漫画と違って、各話を4コマで完結させ、不特定多数の読者に向けてマンガを描くって、並大抵の努力では続けられない、物凄く大変なコトだと思います。

 

すでにコミックス10巻まで出版されているので読み進めて行きたいと思っているのですが、価格が少し高いんですよねー・・・・・・。

 

採点/80点