行政機関の怖い指導 | 東京都昭島市・開業社労士の労務管理情報発信中

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東京都昭島市で社会保険労務士事務所を開設しています。
当事務所では、労務コンサルティング・就業規則の作成、診断、改定・助成金の申請・あっせん代理人などを行っています。
URL:http://www.srkaneko.com

知り合いのコンサルタントさんから電話がありました。

そのコンサルタントさんの関与先で助成金を狙うことになり、ハローワークへ行くと、
「就業規則を見せて」
と言われたそうです。社長さんが率直に無い、というと、
「簡単なものならA4サイズの紙2枚程度でできるので、すぐに制定してくれ」
と言われたそうです。

どんなものか?という問い合わせでしたが、想像で話をしました。
就業規則は、法律で最低限度決めることが決まっているので、それだけを決めれば2枚程度で収まる、と・・・

ただ、就業規則には「労働条件を具体的に定めた契約書」という面もあります。
従業員が思ったように働いてくれない、ということで、減給などをしたとき、裁判になれば「そんなこと契約書に書いていないよね」ということで、一方的に負けてしまう可能性が高いです。

ハローワークは、法律に従って就業規則を定めた、という事実だけを求めて、会社が困るか、否かということは考えていません。

注意しましょう。