求人広告と実際の労働条件が全く違う | 東京都昭島市・開業社労士の労務管理情報発信中

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東京都昭島市で社会保険労務士事務所を開設しています。
当事務所では、労務コンサルティング・就業規則の作成、診断、改定・助成金の申請・あっせん代理人などを行っています。
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私用で友人に電話し、その雑談で、短時間パートを探しているが、なかなか見つからない、ということでした。話を聞くと、新聞の折り込みに入っている求人広告を見て電話し、面接すると、求人広告と募集内容が全然違うことがあるそうで、時給が最低賃金を割り込んで著しく安かったり、実際は業務請負契約のような話だったりするそうです。

悪質な求人広告の場合は、その折り込み広告の欄外に通報窓口の案内が書いてありますし、労働諸法令に違反していれば労働基準監督署などへ行くといいと思います。



中には、有名企業の中に駐在する企業で、その有名企業の敷地内で面接が行われ、そのようなことが行われているそうです。こんな企業で、労災や労使トラブルが発生し、その原因は、必要以上の値引き要請にあったということになれば、有名企業も無傷ではいられないかもしれませんから、下請け業者についての監視を強化する必要があると思います。

社労士会の各支部で労務監査の勉強会を行っています。現在は、行政の依頼に基づいて、行政の委託を受けた企業が、きちんとした労務管理を行っているか監査していますが、今後は、民間企業でもニーズは高まってくるかもしれませんね。