就業規則を軽く考えない | 東京都昭島市・開業社労士の労務管理情報発信中

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東京都昭島市で社会保険労務士事務所を開設しています。
当事務所では、労務コンサルティング・就業規則の作成、診断、改定・助成金の申請・あっせん代理人などを行っています。
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以前、あるコンサル会社の紹介を受けて、お客さんが作成したという就業規則のリーガルチェックをしたことがあります。数点手直しし、法律面では問題になる条文が無くなりましたが、最近、メールで相談いただいています。


「従業員がこんなことを言っているのだが・・・」という、ご相談ですが、就業規則に「認める」と書いた以上、認めなければダメです、と回答しました。


就業規則は、法律面をクリアしているのはもちろんですが、社風に合っているかということが、本当に重要です。ひな形を使えばいいや、というものではありません。

だから、ご紹介をいただいたとき、ウチでヒアリングします、と言ったのですが・・・


意外と就業規則を軽く見ている方が多いですが、労働契約法に書いてある通り、適法に作成された就業規則は労働契約書となりますから、就業規則通りのことをしないと契約違反です。就業規則が無いのは論外です。