年運に巡る十方星の捉え方(その2) | 鳳凰記(万象算命創楽院公式ブログ)

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2016年春、『万象算命創楽院』は本拠地を東京・府中から福岡・博多へ!
算命学宗家直系、本流の正しい算命学を全世界に伝え広めるため、
算命学者・伯耆弘徳(ほうきこうとく)が再び動き出しました。

さて、昨日の記事の続きです。

 

昨日の記事「年運に巡る十方星の捉え方」はこちら

 

【前回の質問の続き】

前回の質問の続きになってしまうのですが、鳳閣星のみで受け止めればのんびり美味しいもの食べて、無理せずゆっくり楽しむ一年・・というイメージですが、二連変化でみた場合、中心星との関係から、例えば龍高星が中心星だとすると、ストレスの多いエネルギーの消耗が激しい年・・と、全く逆の見方になりませんか? 短命とか言う恐ろしい文字すらあります。どちらをどう先行して解釈すれば宜しいのでしょうか?

 

【回答】

年運で巡る鳳閣星と中心星の龍高星との間では短命という解釈は成り立ちません。こういう見方は宿命の範囲内のみで通用するものです。年運はたったの1年間、期間限定の運ですので。

 

宿命(先天命)は「生存範囲」として捉え、運命(後天運)は「人生行程」と捉える、これを踏まえたうえで星を解釈していく必要があります。

 

中心星(心の本質)が龍高星であるということは、龍高星らしさがその人の魅力になるということです(中心にある訳ですから)。

 

そこに鳳閣星が後天的に巡ってくるわけですから、心の中には当然のように葛藤が生まれてくることになります。

 

龍高星は変化を好む星、鳳閣はどうでもいいというか、好んで変化させようとは思わない星。

 

相剋は大なり小なり精神的な苦労、ストレスを生み出しますから、このケースでしたら「のんびり構えていていいのだろうか?」「なんか変えた方がいいんじゃないか?」等と思いあぐねるわけです。

 

中心星が龍高星の人にとって、巡ってくる鳳閣星は「守り型の鳳閣」になりますから、人付き合いなどもあまり積極的になりにくい、どうしてもスローペースになりがちです(こういうのが陽占八門法の見方です)。

 

もちろんこの状態を緩和するための方法はちゃんと別にあります(いずれ勉強することになります)。

 

そのような状態を正面から素直に受け止めることで魂は成長するわけです。

巡ってくる鳳閣星が守護神であれば、そのような状態から様々な「気づき」を得られる事でしょう。

忌神であったなら、1年の間は精神的な苦労に翻弄される事になるでしょう。

 

とりあえず回答はここまでにしておきます。

 

宿命の星と後天運に巡る星を組み合わせて判断出来るようになるためには、基本の十方星二連変化法に加えて、陽占八門法(またの名を固定法)もしっかりと理解しておく必要があります。そのためには良い教科書を見つける事、そして良い指導者に就くことが大切です。

 

本に書かれていることを丸暗記しただけでは全く使いこなせません。丸暗記する必要なんてないんです、そうじゃなくて星同士の連結作用を一つ一つ丁寧に理解していくことが大事なんです。そのあたりをちゃんと教えてくれる先生に付かないと、どんな質問にでもきちんと答えてくれる先生から習わないと、いつまで経っても鑑定なんて出来るようになりませんよ。

 

一生懸命質問しても、いやな顔をしたり、はぐらかしたり、逃げ腰になったり、挙句の果てにキレたり、泣き出したりするような講師とはとっとと縁を切った方がいいです。

 

因みに、手前味噌ではありますが、十方星二連変化法と陽占八門法、或いは時空間連結法(十方星と十二天星の連結技法)といったあたりをきちんと丁寧に教えているところは『万象算命創楽院』しかありません。『万象算命学』の新しい教科書にはそれら全てが書いてあります。

 

 

これも最近よく見ている陰ヨガのDVD。ヨガの世界にも陰ヨガと陽ヨガがあるんです。

古代のインドや中国って、本当にすごいですね。

 

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