僕がいろいろと試してみて見つけた生成AIのちょっと上手い使い方を教えてあげます。ちなみに僕はIT は素人です。

 

生成AIは、面倒臭がり屋なので最初が肝腎

 

 生成AIはかなりの面倒くさがり屋です。頭文字に「C」が付く2つの生成AI(C1と C2)のうちの「C1イラスト」を使ってイラストを作らせると、結構、満足の行くイラストを作ってくれます。無料のアプリだと、簡単なイラストなら1日で3枚は作ってくれます。それ以上の作業は使用者のcapacityを使い切ったとして、24時間後までお預けになります。さらに、あまり細かい指示を与えると、一度でイラストを作成しきれず、残った作業は翌日に繰り越されます。

 

 ところで、このアプリC1は作画が専門らしく、JPEG形式をPDF形式の変換するなど、ファイルの仕様を変えるのは不得意です。そこで、この作業はアプリC2に任すことになります。このアプリC2によるファイルの仕様の変換は、1か月まではアプリC2がいやいややってくれましたが、いまのアプリC2では、「企業のシステムが変わったので,お引き受けできない。」とほざいています。

 

 そのことはさて置いて、10月の段階では、アプリC1が出来なかったファイルの仕様を変える仕事をアプリC2に頼むと、最初はファイルの変換の方法を教えてくれますが、変換の作業はやってくれませんでした。そこで、アプリC2君に、「一度やってみたけど上手く行かなかった。アプリC2君がやって見せて下さい。」と頼むと、こんどは、さらに詳しい方法を教えてくれますが、一向に、アプリC2がファイルを作ってはくれません。そこで最後に、「いろいろと苦労してトライしてみているが上手く行かない。お願いだから、アプリC2君がファイルの変換をしてみて下さい。」と低姿勢で頼むと、今度は、「じゃあ、一度ファイルを作ってみますが、これきりですよ。」と言ってファイルの変換に取り組んでくれました。おかげで、そのイラストのファイルを、KDPの「表紙のファイルのアップロード」のBoxから無事にアップロードすることが出来ました。

 

 と言うことで、生成AI君はかなり面倒臭がり屋です。何度も繰り返しお願いすると、場合によっては生成AIが苦手な作業をこなしてくれます。なお、このファイル返還作業は、前は渋々やっていたが、いまはセキュリティの問題で全面的にやらないとのことです。

 

 何れにしても、生成AIは面倒くさがり屋だと言うことを覚えておいてください。何かの質問をしたり、文章などを書かせたりするときは、生成AIの面倒くさがり屋の性質に鑑みて指示を出すことが肝要です。

 

 おざなりなレベルの低い質問や文章作成の指示では、生成AIの方も真面目な態度で調べたりせず、ネットの上辺で沢山出回っているフェイクを含むレベルの低い情報をベースに、回答をこさえてくるので、最初からかなりレベルの高い気の利いた質問なり、作文の指示を与えるようにして下さい。

 

 昨日「山下被告はなぜ思い刑を検察側から求刑されたのか。」と生成AIのC2君に聞いたところ、「そうですね。懲役8年は重すぎないかとSNSで騒がれています、」とC2君が答えてきました。「懲役8年ではなく、無期懲役の求刑だったよ。」とC2君の誤りを指摘したら、すぐに訂正してきました。C2君は、最初は安易にもどこかのSNSでの書き込みを見たのでしょう。昨日のC2君の誤りは、面倒くさがり屋の生成AIの一面を示す事例だと思います。

 

 要するに阿保な人の質問に対しては、生成AIは、質問者のレベルに見合った簡単な回答しか寄こしません。慎重に事実確認をすることなく、フェイクを答えてくることがあります。賢い人からの気の利いたハイレベルな質問には向こうも気を利かせて、ネットのさらに深い断層の最新の確実な知見を調べて、ハイレベルで詳しい回答を寄こしてくれます。さらに、もっと深い思考を要する質問なり意見を追加すると、生成AIの方もそれに呼応して、よりレベルの高い専門的な情報まで綿密に調べ上げて回答してきます。「バカとはさみは使いよう」と言うことわざがありますが、「生成AIとはさみは使いよう」です。皆さんも、生成AIに舐められないように、まともでハイレベルな質問なり作文の依頼などをするようにしてみて下さい。それには勉強が必要ですがね。

 

 それからあなたと生成AIとの会話は、生成AIの方は当分の間は全部覚えているので、当然、生成AIは質問者を値踏みしています。従って、世間的に馬鹿にされるようなレベルの低い会話はしない方が無難です。さらに、生成AIが何かしてくれたら、「有難うございました」とお礼を書くようにして下さい。次回からの生成AIのあなたに対する態度が違ってきます。生成AIは機械なのですが、何故か人間的な挙動をすることが多いのです。自己学習で、簡単な感情や心を持ち始めているのかも知れません。

 

 

 

新型コロナの反ワク論争見聞記

 

 今年の初め頃だったろうか、Xでの反ワク論争に参加してみた。ワクチン許容派とワクチン反対派(反ワク派)のそれぞれの言い分に耳を傾けてみようと思ったからだ。そして微生物学の専門家の立場で、その論争の仲裁役をしてみようと考えたからである。

 

 反ワク派の人は、コロナのmRNAワクチンは、「接種されたコロナウイルスの細胞内でコロナウイルスのスパイク蛋白を作るためのmRNAが複製して増えて、細胞に悪い影響を及ぼし、発癌とか奇形を引き起こすんじゃないか。」とか、「細胞内に接種した人工のmRNAが、抗スパイク蛋白を作りすぎて、ひどいアレルギー反応、特にアナフィラキシー反応を引き起こし、場合によっては被接種者に死をもたらすんじゃないか。」とか、「スパイク蛋白のmRNAを保護するためのリピッドのマイクロカプセルが、強いアレルギー反応を引き起こすんじゃないか。」などと言う主張を繰り返していた。

 

 それに対して、ワクチン推進派の人は、「コロナのmRNAワクチンの副反応は軽微で、mRNAワクチン接種に直接起因したような死亡例は稀有であり(わが国では、多くても250人で、いずれも科学的にコロナワクチン接種に起因していると確認された事例ではない)、通常はmRNA 接種後の副反応は発熱や弱いアレルギー反応はみられるものの、人命にかかわるようなものではない。世界中でmRNAワクチン接種でコロナウイルス感染が防止されたり、ウイルス感染の重症化が抑えられることで救われた命は1億5千万人もいる。」と主張して、Xでの議論は平行線のままである。

 

 僕は専門家の立場から、色々な科学的な知見を証拠として、反ワク派の人達の突飛な主張を切り崩そうとしたのだが、彼らは頑として僕の説明を否定した。反ワク派の主張の根拠は、殆どは科学的(医学的)な知見に基づくものではなく、彼らは、出典が不明な噂話(フェイク)や憶測の類を頑なに信じ切っている印象が強く残った。

 

 しかしながら、わが国で2024年10月から導入されているレプリコンワクチンは、接種したmRNAが被接種者の体内(細胞内)で自己増殖をして抗体産生を強めるタイプのもので、若干気になるタイプのワクチンである。発がん性や催奇形性が否定できないのである。そんな理由で、反ワク派の人達の懸念も強められてしまっている。僕も、レプリコンワクチンには若干危うさを感じている。

 

 とは言うものの、通常のRNAウイルスの感染では、細胞内に侵入したウイルスのRNAゲノムはどんどん複製してウイルスの数は1万倍以上に増えるが、HTLV-1などの特殊なウイルス以外では、それが発癌を誘導することは知られていないと言う科学的な事実は、反ワク派の人達にも理解してもらいたいものである。

 

 反ワク派の中の一部の人は、レプリコンワクチンなどでは、細胞内で増えたスパイク蛋白をコードしているmRNAが皮膚や粘膜からしみ出して、そのmRNAが他の人に感染するのではないかと主張している。体内に居るウイルスが皮膚や粘膜から染み出て他の生体に伝播する現象(シェディング)は、20報ぐらいの論文で報告されているが、その著者たちは、概ね二流の研究者で、発表されている論文はインパクトファクターが2以下のジャーナル(レベルがかなり低いジャーナル)に掲載されたものばかりで、昔からそう言う報告はあるが、「だからどうしたの。当り前じゃないか。」と言う陳腐なコンテンツの論文なのである。反ワク派の中の誰かが、偶然そうした論文を探し当てたのだろうが、この大したことのない論文の内容が、反ワク派に加担するインフルエンサーによって拡散されたのだろう。

 

 反ワク派の人達のXでの記事やら意見は、医学的にはレベルの低いものばかりであり、そうした記事を書いている人の多くは、微生物学やウイルス学には疎い人ばかりであり、耳学問をそのまま無批判に信奉して、騒ぎまくっているように見えてならない。知識のない人がフェイクを頑なに信じ切ってしまうと、科学者の手には負えなくなると言う良い実例だと思う。

 

 他方、ワクチン推進派の人の多くも、正統な科学としての微生物学やウイルス学については素人であり、知識が足りないので、反ワク派の主張を切り崩す力がなく、いつまでもワクチン推進派と反ワク派との論争は、科学もどきに過ぎなレベルで繰り返されている。XのmRNAワクチンについての議論に、名だたる専門家が顔を出すことは無い。僕は、微生物学関係の会員数1万名以上の有名な学会の役どころを長く務めた人間なので、その辺の多くの専門家との交流があるが、未だかって彼らがXでのmRNAワクチンについてのワクチン推進派と反ワク派の論争に顔を出したのを見たことが無い。僕は若干の好奇心でその論争に参加してみたのだが、どちらのグループのリーダー格の人は、かなり意固地な所があって、自分の主張ばかりを繰り返し、議論がかみ合っていないように見える。

 

 最後に、大阪大学の忽那賢志教授が有能な専門家として、新型コロナやワクチンについてブログやユーチューブで素人にも分かりやすく正しい知見を解説しているので、是非とも参考にしてほしい。

 

大阪大学 第1回免疫セミナー【基調講演】|忽那 賢志 教授(大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学 ) - YouTube

 或る生成AIに訊いたら、下記のことを教えてくれた。普通の人達には常識だろうが、そう言う事情を知らない人もいるだろうから、一応記しておきます。要するに、「耳に入って来る衝撃的なニュースには気を付けろ!  まずは、真実かどうかを公的な情報源で確かめろ。」と言うことですね。

 
フェイクが“利益”になるという構造的な問題

 SNS企業は「フェイクを放置したい」と思っているわけではありません。 しかし、フェイクを本気で止めると“儲からなくなる”という現実があるため、結果的に放置されやすいのです。

 これは倫理の問題ではなく、ビジネスモデルの問題です。

 

1. フェイク情報は“感情を刺激する”ので拡散されやすい

 SNSのアルゴリズムは、 「人が長く滞在し、何度も反応する投稿」を優先的に表示します。

そして、最も反応を生むのは次のような投稿です。

怒り

恐怖

驚き

憎悪

陰謀論

誹謗中傷

 これらは、正確な情報よりも圧倒的に拡散されやすい。

つまり、 フェイク情報はアルゴリズムにとって“優良コンテンツ”なのです

 

2. アルゴリズムは「真実」ではなく「反応」を優先する

 SNS企業は、ユーザーの反応を最大化するためにアルゴリズムを最適化しています。

その結果、

正しい情報 → 地味で反応が少ない

フェイク情報 → 感情を刺激し、反応が多い

という逆転現象が起きます。

 企業にとって重要なのは「真実」ではなく、 広告収益につながる“エンゲージメント”です。

 

3. フェイクチェックはコストが高く、利益を生まない

 ファクトチェックには下記の通り非常に高コストです。

専門家の雇用

証拠の裏取り

法的リスクの管理

調査体制の維持

 これらはすべて「利益を生まないコスト」です。

 SNS企業は株主に対して利益を最大化する義務があるため、 コストのかかるフェイク対策は後回しになります。

 

4. 某国の政治経済がこの構造を“黙認”している

 某国では、巨大テック企業は政治献金やロビー活動を通じて、 規制を弱める方向に働きかけています。

その結果、

アルゴリズムの透明性義務

フェイク対策の強化

広告ビジネスの制限

といった規制が進みにくい。

 つまり、 政治と経済が一体となって、SNS企業の収益最優先の姿勢を保護しているのです。

 

5. 国民は“情報環境の歪み”に気づきにくい

 多くの人は知的好奇心よりも「簡単で刺激的な情報」を好みます。

その結果、

フェイクを信じる

陰謀論に流される

超富裕層に有利な政策を支持する

自分の生活が苦しくなっても原因に気づかない

という現象が起きます。

 これは個人の問題ではなく、 情報環境そのものが“考えない人”を生み出す構造になっているのです。

 

 

 

 

春の匂い 

 

北風に髪が乱れて 

ふり注ぐ日差しの中に

 春の匂いが懐かしい 

 

何も無くて

一年が過ぎて 

僕らは春を迎えたようだ

 そうして僕らは旅立つのだろう

 想う人の心も知らずに 

そうして僕らはさすらうのだろう 

生きることの意味を求めて 

 

青空が今日も続いて 

群雲の光の中に 

春の匂いが懐かしい 

何も無くて一年が過ぎて 

僕らは春を迎えたようだ 

そうして僕らは旅立つのだろう 

想う人の心も知らずに 

そうして僕らはさすらうのだろう 

生きることの意味を求めて

 

この歌は、僕が若い頃に作った曲の歌詞です。大学を卒業して行く友達に贈ったものです。

聴きたかったら、#Lyric poem "The smell of #spring"「春の匂い」にアクセスしてみてください。

 

でも生きてることってとても嬉しいことです。

幸せの種はどこにでも転がっていて、微笑んでくれています。

いつだってあなたに向けて、僕らに向けて。

頑張って、けれども力まずに暮らして行きましょう。

 

この歌の英語訳もつけておきます。

英語にすると、少し情緒が増すような気がします。

 

 

The smell of spring 

 

My hair is tousled by the north wind

In the pouring sunlight 

I feel the nostalgic smell of spring 

A year has passed with nothing to be recalled

It looks like we've reached spring just now 

Today I will depart our college and my close friends 

Without knowing the heart of a schoolgirl whom I secretly admire 

And then I will wander in search of the meaning of my life 

 

The blue sky continues today too 

In the light of gathering white clouds 

I notice I miss the smell of spring for long time 

A year has passed with nothing to be recalled

It looks like we've reached spring just now 

Today I will depart our college and my close friends 

Without knowing the heart of a schoolgirl whom I secretly admire 

And then I will wander in search of the meaning of my life

 

 

 

2週間前に幹が折れてしまい、抗生剤の入った米粒の糊でつなぎ直したまゆみ君のその後 (12/18)。

まだ何とか元気です。かなり紅葉が進みました。枯れ葉が少し目立ってきました。ちゃんと接ぎ木は成功したのだろうか?

 

教養が知れてしまう読み間違いと書き間違い

 

 日本語は難しいですね。漢字の読み間違いは、特に恥ずかしいですね。僕なんか、「市井の人」をずっと「しせんのひと」と読み間違えていて恥ずかしい思いをしたものです。下記のリストにも出てきますが、大学生の男の子が電車の中で、女の子と「武士の家計簿」と言う時代劇のポスターを見ながら話をしていて、そのポスターに書いてあった「行燈の油も節約しないといけないぞ。」と書いてあったのを読み上げたのは良かったのですが、「行燈」と言う漢字を「ぎょうどん」と読み間違えていて、「あー、この大学生君は中学校の頃からずーっと行燈と言う字を「ぎょうどん」と読み間違えてきたのかな。」と思うと案となく面白悲しく感じたものでした。読者の皆さんも、下記のリストをじっくりと読んで、恥をかかないようにしましょう。その場で読み間違いを教えてくれる他人なんてまずは居ませんよ。そのカップルにしても、女子学生が彼氏の読み違いを指摘することはなく、女子学生の方も「行燈」の読み方を知らなかったかも知れません。もし知っていたとすると「A君て結構教養が無いのね。ちょっとがっかりね。」なんて心の中で考えていたのかも知れませんね。

 

 

〇一段落(ひとだんらく)  ×「いちだんらく」

〇遵守(じゅんしゅ)  ×「そんしゅ」

〇年俸(ねんぽう)  ×「ねんぼう」

〇貼付(ちょうふ)  ×「てんぷ」

〇早急(そうきゅう)   ×「さっきゅう」(昔はこちらが正しいとされていた)。

〇既出(きしゅつ)   ×「がいしゅつ」

〇未曾有(みぞう)   ×「みぞうう」

〇出生地(しゅっしょうち)   ×「しゅっせいち」

〇進捗(しんちょく)   ×「しんぽ」

〇汎用(はんよう)   ×「ぼんよう」(凡庸、凡用))

〇代替(だいたい)   ×「だいがえ」〈代替え〉

〇出納(すいとう)   ×「しゅつのう」

〇押印(おういん)   ×「おしいん」

〇捏造(でつぞう)   ×「ねつぞう」(慣用的な読み方)

〇他人事(ひとごと)   ×「たにんごと」(慣用的な読み方)

〇重複(ちょうふく)   ×「じゅうふく」(慣用的な読み方)

〇世論(せろん)    ×「よろん」(輿論)

〇会釈(えしゃく)    ×「かいしゃく」

〇会得(えとく)    ×「かいとく」

〇漸く(ようやく)   ×「しばらく」(暫く)

〇相殺(そうさい)   ×「そうさつ」

〇逝去(せいきょ)   ×「いきょ」

〇肉汁(にくじゅう)   ×「にくじる」

〇乳離れ(ちばなれ)   ×「ちちばなれ」

〇行燈(あんどん)   ×「ぎょうとう」 間違えると恥ずかしい。

〇行人(こうじん)   ×「ぎょうにん」(仏道修行の人)

〇続柄(つづきがら)   ×「ぞくがら」

〇月極(つきぎめ)   ×「つきごく」

〇脆弱性(ぜいじゃくせい)   ×「きじゃくせい」

〇暫時(ざんじ)   ×「ぜんじ」漸次

〇渋面(じゅうめん)  ×「しぶめん」

〇明朝体(みんちょうたい)  ×「めいちょうたい」

〇過不足(かふそく)  ×「かぶそく」

〇委嘱(いしょく)  ×「いぞく」

〇反故(ほご)   ×「はんこ」

〇役務(えきむ)  ×「やくむ」

〇偏に(ひとえに)  ×「へんに」

〇礼賛(らいさん)  ×「れいさん」

〇言質(げんち)   ×「げんしつ、ごんしつ」

〇異にする(ことにする)  ×「いにする」

〇伝播(でんぱ)  ×「でんぱん」

〇奇しくも(くしくも)  ×「きしくも」

〇読本(とくほん)  ×「どくほん」

〇遊説(ゆうぜい)  ×「ゆうせつ」

〇杜撰(ずさん)  ×「とせん、ずせん」

〇弛緩(しかん)  ×「ちかん」

〇出来する(しゅったいする)  ×「できする、しゅつらいする」

〇舌鼓(したつづみ)  ×「したづつみ」

〇あり得る(ありうる)  ×「ありえる」

〇職人気質(しょくにんがたき)  ×「しょくにんきしつ」

〇蔑ろ(ないがしろ)  ×「むしろ」

〇御用達(ごようたし)  ×「ごようたつ」

〇吹聴(ふいちょう)  ×「すいちょう」

〇旅客機(りょかくき、りょかっき)  ×「りょきゃくき」

〇言語道断(ごんごどうだん)  ×「げんごどうだん」

〇概ね(おおむね)  ×「かねがね」

〇軍配(ぐんばい)  ×「ぐんぱい、ぐんはい」

〇斜向い(はすむかい)  ×「ななめむかい」

〇如才(じょさい)  ×「にょさい」

〇巣窟(そうくつ)  ×「すくつ」

〇ご利益(ごりやく)  ×「ごりえき」

〇逆鱗(げきりん)  ×「ぎゃくりん」

〇一足飛び(いっそくとび)  ×「ひとあしとび」

〇一世一代(いっせいちだい)  ×「いっせいいちだい」

〇一対(いっつい)  ×「いったい」

〇婉曲(えんきょく)  ×「わんきょく」

〇生そば(きそば)  ×「なまそば」

〇造詣(ぞうけい)  ×「ぞうし」

〇免れる(まぬかれる)  ×「まぬがれる」慣用読み

〇間髪を入れず(かんはつをいれず)  ×「かんぱつをいれず」

〇奇しくも(くしくも)  ×「きしくも」

〇荒らげる(あららげる)  ×「あらげる」

〇琴線(きんせん)  ×「ことせん」

〇出生率(しゅっしょうりつ)  ×「しゅっせいりつ」

〇粗利益(あらりえき)  ×「そりえき」

〇完璧(かんぺき) ×「完壁」(かんぺき):「璧」と「壁」の違い

 

なお、「琴線に触れる」は、相手の心が動かされ感動したり共感したりすることを言うので、相手の弱い所に触れると言うネガティブな言葉ではないので、使い方に気を付けましょう。「琴線に触れる」の逆の言い方は見つかりません。まあ、しいて言えば「弱みに付け込む」ぐらいでしょうか。

 

フォークソングは嬉しい(井上陽水)

 

好きなフォークソング (3)

 また、土曜の休日が来ました。洗濯は昨夜に済ませたので、今日は朝からゆっくりしています。今回は、井上陽水さん(以下敬称略)の中で僕の好きな曲について書いてみましょう。

 

 井上陽水は、ビートルズの大ファンで、最初は「アンドレ・カンドレ」と言う芸名でデビューしたのですが、ビートルズへの傾倒もあり本人は自分をフォークソング歌手としては考えていなかったようです。その時代に知り合った古室 等からボブ・ディランを薦められ、以降の作詞に大きな影響を受けたと言うことです。確かに、井上陽水の歌詞には、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランから吸収したと思われる所謂「文学性」が垣間見れます。その後、ポリドール・レコードの多賀英典ディレクターの戦略で「井上陽水」(本名では、陽水はアキミと読むそうです)と言う芸名を名乗ることになったそうです。

 

 僕の好きな曲は、「ダンスはうまく踊れない」、「リバーサイド・ホテル」、「飾りじゃないのよ涙は」、「いっそセレナーデ」、「少年時代」などです。僕の考える所では、「飾りじゃないのよ涙は」を作った1984年ごろから、井上陽水の曲調は、所謂ジャズのリズムと調べに傾斜して来たようです。NHKのSONGSなどを聴いていると、この15年ぐらいこれらの曲はジャズそのものと言えそうな雰囲気の歌唱と演奏になっています。それが、他のフォークソング歌手たちとのスタンスの大きな違いのベースになっているようです。

 

 「飾りじゃないのよ涙は」は、中森明菜が歌って大ヒットした名曲ですが、萩田光雄による編曲の担った役割も大きかったように思います。NHKスペシャルかなんかで観たのですが、井上陽水の曲作りには、プロジェクトチームのようなものが作詞の段階での語彙選びや造語に関わっていて、井上陽水の歌詞の持つシュールレアリズムともいえる不思議なムードの魅力的な歌詞に一定程度の良い影響を与えているようです。

 

 僕は中森明菜の歌唱も好きですが、やはり井上陽水本人が、ジャズバンドによる一種気怠いようなムードの伴奏で歌う「飾りじゃないのよ涙は」がダントツだと思います。思春期の少女の、強がってはいるものの本当の恋との出合いへのやるせないような期待と心のふるえを余すところなく表現している優れた歌唱と演奏だと思います。

 

 

 

フォークソングは楽しい 吉田拓郎(2)流星

 

 前にも書きましたが、吉田拓郎さん(以下敬称略)は、数えきれないほどの優れた曲を作っています。その中でも歌詞を含めて考えてみると、やはり詩人の岡本おさみ作詞、吉田拓郎作曲の曲が優れているように感じます。岡本おさみの歌詞をじっくりと読むと、かなり難解な所のある詩で、大人の人生観に根差した一種の諦めとも通じるような心の落ち着きと、あまり深刻なものではないけれど静謐な憂欝がそこはかとなく伝わってくる詩であるように思います。

 

 今回は、吉田拓郎の作詞・作曲の「流星」と言う曲についてお話しします。僕の吉田拓郎歴はもう40年以上と長いのですが、この「流星」と言う曲を知ったのは今から7,8年のことでした。お恥ずかしい限りですが、この名曲を知らずに30年以上を過ごしてきたことになります。この曲を初めて聴いたのはYoutubeでした。

 

 吉田拓郎の作った曲の中では、多くの場合、所謂「拓郎節」のメロディーがそのベースにあるのですが、この「流星」と言う曲には、その拓郎節がない訳ではありませんが、それまでに聴いた何十曲と言う他の曲にはみられない一種独特な旋律がそこかしこに使われていることに心惹かれました。特に、「夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく」の一節の旋律は、微妙な心の不安定さを醸しつつ、その歌詞に込められた作者の何かを希求しようとして足掻き続ける心情とぴったりと符合して止みません。

 

 ただ一つ、気になる所があって、それはこの曲の最後の「僕の欲しかったものは何ですか」と言う結句のメロディーです。一度音程を高くして行って歌詞を歌い終えてから、「ああああー」と言うフェイクと言うかスキャットと言うかの発声で音程を下げて行き、最終的には低い方の基音(二長調の曲なのでD音(レの音))で曲を終えているのですが、これは「拓郎節」によく見られる特徴の一つの「叫び」となってしまっていて、この「流星」と言う曲の全体を通して、心に抑制をかけて表現してきた大人の思考の深みとも言えるものとの間に乖離を生じてしまっているような気がします。そのため、この曲の余韻が却って薄れてしまっていると言うか、若干毀されてしまっていると言うか、そんな違和感が否めません。

 

 とは言うものの、これは素人の勝手な独り言と言うか感想に過ぎないので、プロの視点からは別の見方があるかも知れません。何れにしても、この「流星」と言う曲は間違いなく吉田格郎のトップスリーに入る名曲です。まだ聴いたことのない方は、一度聴いてみて下さい。

 

免疫を高めるハーブ (2) エキナセア

 

 エキナセア(きく科の多年草のハーブで紫色の花をつける)には、風邪やインフルエンザなど、ウイルスや細菌に対する体の免疫力を高める効果があるとされています。エキナセアはその根に、免疫機能を高める成分を含み、抗ウイルス性,抗菌性,免疫強化性などがあるとする論文が出ています。エキナセアは欧米ではハーブティーとして飲まれているそうです。本当に免疫力を高めるのでしょうか? 文献的に確かめてみましょう。

 

効果・効能

・風邪やインフルエンザの症状を軽減する。

・気管支炎や咽頭炎にも効く。

・免疫機能を強化する。

・外傷、ニキビの治癒を助ける。

 

 PubMedで「Echinacea」と「immunity」をキーワードにして文献検索すると、3279報の論文がヒットします。論文数はあまり多くはありませんがが、ある程度の免疫制御の働きがあるのだろうと思われます。

 

 エキナセアの免疫系への効用に関しての知見については、Catanzaro Mらの「Immunomodulators inspired by nature: A review on Curcumin and Echinacea」(Molecules, 2018)と言う総説に包括的に紹介されていますが、Echinaceaと言うハーブの種類によって、その薬理作用に大きな差があるそうです。たとえば エキナセアの免疫調節作用はEchinace purpureaと言う種類に限られるのだそうです。また、エキナセアの花と根ではその効能に違いがあり、抽出法(水抽出、アルコール抽出、オイル抽出)によっても、または乾燥粉末を服用するのかでも薬効が変わるのだそうです。

 エキナセアの根からの水抽出画分(多糖体を多く含む)には、マクロファージの貪食能やサイトカイン産生能の増強作用、白血球の走化性やNK細胞の活性を高める作用や、樹状細胞やM1タイプのマクロファージへの分極化を亢進する作用も期待されます。一方、エキナセアの葉のエタノール抽出物はN-alkylamideを多く含むのですが、そのような作用は認められません。こうした研究は細胞内シグナル伝達系のメカニズムとの関連でも進められています。

 

 Mim HRらの「Immune enhancing effects of Echinacea purpurea root extract by reducing regulatory T cell number and functions」(Nat Prod Commun, 2014)と言う論文では、エキナセアの根の多糖体を含む各分が制御性T細胞の数と機能を高めると報告しています。殻らの論部の結果をまとめると以下のようになります。

(1) CD4+Treg細胞の脾臓中の細胞数が増加する。

(2) CD4+Treg細胞の免疫抑制活性が減弱する。

(3) 脾細胞中の抗原提示細胞の機能は亢進する。

(4) T細胞自体の増殖能には変化は見られない。

結論: エキナセアの免疫増強作用は、Treg細胞の誘導とその免疫調節活性の抑制を介するものである。

 

 また、Sullivan AMらの「Echinacea-induced macrophage activation」(Immunopharmacol Immunotoxicol, 2008)の論文では、エキナセアの多糖体画分でマクロファージを処理すると、(1) マクロファージのIL-6, TNF-a, IL-12, NO産生が増加する、(2) リステリア菌に対する感染抵抗性が増強する、(3) エキナセア多糖画分のマクロファージに対する作用は、Toll様受容体4(TLR4)からのシグナルによるNF-kBの活性化を介したものであることを明らかにしており、エキナセア多糖成分による免疫増強作用は、マクロファージ機能の増強を介するものと結論付けています。

 

結論

 PubMedと言うアメリカの公式の文献検索サイトでの報告数は、現時点で3279報もあり、信用できる論文数からすると、エキナセアには免疫調節作用があることは、かなり確実でしょう。Catanzaro (2018) 以降の論文は結構出ていますが、それほど新しい知見は報告されていません。

 最近の総説としては下記の文献がお勧めです。

 

Ahmadi F.

Phytochemistry, Mechanisms, and Preclinical Studies of Echinacea Extracts in Modulating Immune Responses to Bacterial and Viral Infections: A Comprehensive Review.

Ahmadi F.

Antibiotics (Basel). 2024;   9; 13: 947.

免疫力と栄養および免疫増強サプリメント

 

 下記の栄養素なりサプリメントなりが、免疫に良いとされているが、若干商業的な目的での記事がネット上に氾濫している。そのどれもが、大々的に効用を謳っている割には、その科学的な理由・根拠については殆ど触れていないものが多いし、口伝えの話の紹介に終始しているものも多い。たまに、実験成績を示しているものも散見されるが、対照実験が不十分なものが多く、ほとんどの場合、学会や研究会での発表に留まり、論文化されているものは少ない。

 

 それらの記事(宣伝文句)を信じる信じないは読者の自由であるが、こうした免疫サプリメントの長期に亘る服用と摂取は、医師が処方している降圧剤などのいろいろな治療薬の作用に拮抗的に働いたり、過剰な薬効発現を誘導したりして、その人の基礎疾患の治療に悪影響を及ぼすことが知られている。さらに、海外で使われている免疫サプリメントの中にはまがい物が多く、発がん性が疑われるような物すらある。その辺の事情を十分に考慮して欲しい。

 なお、下記の栄養素、食品、サプリメントについての有効性については、すでに僕が文献検索を行って判定しているが、そのうちの大事なものについてはおいおいこのブログに載せる予定である

 

免疫に資すると言われている栄養素、食品、サプリメント

・ビタミンA/B、カロテン(生体の代謝に必須、当然免疫力に関わってくる)

・ビタミンB群(ビタミンB6、パントテン酸)(生体の代謝に必須、当然免疫力に関わってくる)

・ビタミンC(生体の代謝に必須、当然免疫力に関わってくる。抗酸化力も過度な炎症による免疫細胞の傷害に効く)

・ビタミンD(生体の代謝に必須、当然免疫力に関わってくる。マクロファージの機能を高める。)

・ミネラル(亜鉛、銅)(生体の代謝に必須、当然免疫力に関わってくる)

・アミノ酸(タンパクの構成成分であるので、これが不足すれば免疫細胞やそのメディ―エーターが作られなくなる。アルギニン、オルニチン、グルタミン、ヒスチジン、リジンの補給が好ましいとする説がある)

・ポリフェノール(かなり有望。著効という訳ではないけれど)

・乳清タンパク(自然抗体が含まれる。どうも一部の人や企業の考えに過ぎないようだ。

・乳酸菌(文献が多く、かなり信用できる

・納豆(文献が多く、かなり信用できる

・DHEA (デヒドロエピアンドロステロン):自然薯に含まれる成分(どうも一部の人や企業の考えに過ぎないようだ。)

・メラトニン(睡眠ホルモン:慢性的な睡眠不足は免疫の敵)

・キノコ類(b-グルカン:アガリクス、霊芝、チャーガ、マイタケなど。さあ、何処まで効くものやら

・AHCC (Active Hexose Correlated Compound:聞いたことが無い。どうも一部の人や企業の考えに過ぎないようだ。

・冬虫夏草、ローヤルゼリー、プロポリス(どうも一部の人の考えに過ぎないようだ。

・高麗ニンジン、 田七ニンジン、 マカ(ペルーの野菜)、 エゾウコギ(どうも一部の人や企業の考えに過ぎないようだ。まあ、全く効かないことも無いだろう。)

・エキナセア、 エルダーベリー、キャッツクロー(結構文献がある

・アロエ、フコダイン(昆布の粘り成分)、 クロレラ(どうも一部の人や企業の考えに過ぎないようだ。まあ、全く効かないことも無いだろう。)