教養が知れてしまう読み間違いと書き間違い

 

 日本語は難しいですね。漢字の読み間違いは、特に恥ずかしいですね。僕なんか、「市井の人」をずっと「しせんのひと」と読み間違えていて恥ずかしい思いをしたものです。下記のリストにも出てきますが、大学生の男の子が電車の中で、女の子と「武士の家計簿」と言う時代劇のポスターを見ながら話をしていて、そのポスターに書いてあった「行燈の油も節約しないといけないぞ。」と書いてあったのを読み上げたのは良かったのですが、「行燈」と言う漢字を「ぎょうどん」と読み間違えていて、「あー、この大学生君は中学校の頃からずーっと行燈と言う字を「ぎょうどん」と読み間違えてきたのかな。」と思うと案となく面白悲しく感じたものでした。読者の皆さんも、下記のリストをじっくりと読んで、恥をかかないようにしましょう。その場で読み間違いを教えてくれる他人なんてまずは居ませんよ。そのカップルにしても、女子学生が彼氏の読み違いを指摘することはなく、女子学生の方も「行燈」の読み方を知らなかったかも知れません。もし知っていたとすると「A君て結構教養が無いのね。ちょっとがっかりね。」なんて心の中で考えていたのかも知れませんね。

 

 

〇一段落(ひとだんらく)  ×「いちだんらく」

〇遵守(じゅんしゅ)  ×「そんしゅ」

〇年俸(ねんぽう)  ×「ねんぼう」

〇貼付(ちょうふ)  ×「てんぷ」

〇早急(そうきゅう)   ×「さっきゅう」(昔はこちらが正しいとされていた)。

〇既出(きしゅつ)   ×「がいしゅつ」

〇未曾有(みぞう)   ×「みぞうう」

〇出生地(しゅっしょうち)   ×「しゅっせいち」

〇進捗(しんちょく)   ×「しんぽ」

〇汎用(はんよう)   ×「ぼんよう」(凡庸、凡用))

〇代替(だいたい)   ×「だいがえ」〈代替え〉

〇出納(すいとう)   ×「しゅつのう」

〇押印(おういん)   ×「おしいん」

〇捏造(でつぞう)   ×「ねつぞう」(慣用的な読み方)

〇他人事(ひとごと)   ×「たにんごと」(慣用的な読み方)

〇重複(ちょうふく)   ×「じゅうふく」(慣用的な読み方)

〇世論(せろん)    ×「よろん」(輿論)

〇会釈(えしゃく)    ×「かいしゃく」

〇会得(えとく)    ×「かいとく」

〇漸く(ようやく)   ×「しばらく」(暫く)

〇相殺(そうさい)   ×「そうさつ」

〇逝去(せいきょ)   ×「いきょ」

〇肉汁(にくじゅう)   ×「にくじる」

〇乳離れ(ちばなれ)   ×「ちちばなれ」

〇行燈(あんどん)   ×「ぎょうとう」 間違えると恥ずかしい。

〇行人(こうじん)   ×「ぎょうにん」(仏道修行の人)

〇続柄(つづきがら)   ×「ぞくがら」

〇月極(つきぎめ)   ×「つきごく」

〇脆弱性(ぜいじゃくせい)   ×「きじゃくせい」

〇暫時(ざんじ)   ×「ぜんじ」漸次

〇渋面(じゅうめん)  ×「しぶめん」

〇明朝体(みんちょうたい)  ×「めいちょうたい」

〇過不足(かふそく)  ×「かぶそく」

〇委嘱(いしょく)  ×「いぞく」

〇反故(ほご)   ×「はんこ」

〇役務(えきむ)  ×「やくむ」

〇偏に(ひとえに)  ×「へんに」

〇礼賛(らいさん)  ×「れいさん」

〇言質(げんち)   ×「げんしつ、ごんしつ」

〇異にする(ことにする)  ×「いにする」

〇伝播(でんぱ)  ×「でんぱん」

〇奇しくも(くしくも)  ×「きしくも」

〇読本(とくほん)  ×「どくほん」

〇遊説(ゆうぜい)  ×「ゆうせつ」

〇杜撰(ずさん)  ×「とせん、ずせん」

〇弛緩(しかん)  ×「ちかん」

〇出来する(しゅったいする)  ×「できする、しゅつらいする」

〇舌鼓(したつづみ)  ×「したづつみ」

〇あり得る(ありうる)  ×「ありえる」

〇職人気質(しょくにんがたき)  ×「しょくにんきしつ」

〇蔑ろ(ないがしろ)  ×「むしろ」

〇御用達(ごようたし)  ×「ごようたつ」

〇吹聴(ふいちょう)  ×「すいちょう」

〇旅客機(りょかくき、りょかっき)  ×「りょきゃくき」

〇言語道断(ごんごどうだん)  ×「げんごどうだん」

〇概ね(おおむね)  ×「かねがね」

〇軍配(ぐんばい)  ×「ぐんぱい、ぐんはい」

〇斜向い(はすむかい)  ×「ななめむかい」

〇如才(じょさい)  ×「にょさい」

〇巣窟(そうくつ)  ×「すくつ」

〇ご利益(ごりやく)  ×「ごりえき」

〇逆鱗(げきりん)  ×「ぎゃくりん」

〇一足飛び(いっそくとび)  ×「ひとあしとび」

〇一世一代(いっせいちだい)  ×「いっせいいちだい」

〇一対(いっつい)  ×「いったい」

〇婉曲(えんきょく)  ×「わんきょく」

〇生そば(きそば)  ×「なまそば」

〇造詣(ぞうけい)  ×「ぞうし」

〇免れる(まぬかれる)  ×「まぬがれる」慣用読み

〇間髪を入れず(かんはつをいれず)  ×「かんぱつをいれず」

〇奇しくも(くしくも)  ×「きしくも」

〇荒らげる(あららげる)  ×「あらげる」

〇琴線(きんせん)  ×「ことせん」

〇出生率(しゅっしょうりつ)  ×「しゅっせいりつ」

〇粗利益(あらりえき)  ×「そりえき」

〇完璧(かんぺき) ×「完壁」(かんぺき):「璧」と「壁」の違い

 

なお、「琴線に触れる」は、相手の心が動かされ感動したり共感したりすることを言うので、相手の弱い所に触れると言うネガティブな言葉ではないので、使い方に気を付けましょう。「琴線に触れる」の逆の言い方は見つかりません。まあ、しいて言えば「弱みに付け込む」ぐらいでしょうか。