「サービス残業 怒りの声」が届くように・・・ | コンサルタント KEN EYE’S

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世界や日本の現在・過去・未来について色々な思いや考え、また役に立ちそうな情報などを書いていきます。

NPO法人 労働サポートセンターという団体があります。

 

 

そこのHPの一角にサービス残業 怒りの声という掲示板があります。お時間がありましたら、ぜひ一度閲覧してみて下さい。

 

 

そこには様々な実態が書かれています。私も読んでみて驚いたものもありました。

 

 

この中に自分の会社のことが書かれていませんか?

 

 

また、同じ境遇だ!と共感された労働者の方はいませんか?

 

 

労働者の感情なども含んでおり、文書の内容については少し割り引いて見る必要があります。

 

 

しかし、割り引いて見たとしても、劣悪な労働環境で働く労働者、そして平然と法令違反を犯している会社が多いこともよく分かります。

 

 

昨日のブログにも書きましたが、労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドラインが公表されました。そして近いうちに残業時間上限変更の改正案も提出される予定です。

 

 

ですが、そこで改正され、上限時間数を下げるだけでは効果は限定的になることでしょう。

 

 

書類で残す数字を変えることは可能です。なので実際の残業時間が違っていても、書類上は上限の残業時間数で収まっていると認められれば違反がないと認められ、通ってしまいます。(虚偽記載にはなりますが・・・)

 

 

一連の働き方改革を実現するためには、この掲示板に書かれているような実態について、どこまで法律で切り込んで制定し、違反や厳しい罰則等を課すことができるかの方が重要だと考えます。

 

 

何度も書きますが、使用者側の経営事情の面からしてやむを得ない部分があることは一定程度理解できます。それでも明らかに違反だというような行為まですることは問題です。

 

 

一方、労働者側にも残業については「残業代稼ぎの残業」を意図的にしている人もいますし、義務である「労務の提供」が適正に出来ていない者もおります。

 

 

このような事情を抱えて会社の皆様、使用者と労働者もお互いに問題があることを認めて、労働契約法第3条の基本に立ち返って、真摯に労働環境の改善に向き合って、いち早く取り組む方向に移して頂けることを切に願いたいものです。

 

 

ツケを先延ばしにしていれば、結局最後は自分に跳ね返ってくることを忘れないようにしたいものです。

 

 

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労働時間管理についての相談がありましたら、当オフィスまでご連絡下さい。

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