これは43年車のカタログに掲載されているU20の写真。これを見て、いまやってる43SRに、何か足りないモノがあると気づいた。
やはり、コレを投入せねばならないか…
しかし、最後の1個。
断腸の思いである。
シールの柄が違うだけなんだけど、エンジンルームの演出には欠かせないアイテム。
あっ!乗り降りする際に、なんだか肩ベルトが面倒だなあ〜と、思ったら、肩ベルトホルダー付けるの忘れてた。
肩ベルトホルダーは、一度ヘッドレストを外して取り付ける。そして、取り付けた状態でホックを外して肩ベルトを通してやる。
オープンのクルマながら、この肩ベルトホルダーで抑えてやれば、肩ベルトの装着は相当楽になる。
して、せっかく綺麗に組んだコラムカバー部だが、乗り出した際に一度セルモーターが回らない時があったので、バラしてイグニッションスイッチを新品に交換しておく。ココ、結構良く壊れる。
イグニッションキースイッチをバラした。このハーネス付いたタイプのスイッチは製廃なので、一工夫。
新品スイッチと、作ったハーネスの組み合わせで始動テスト。問題ないようなので、コラムに組み付ける。
電気関係もいよいよ大詰め、バッテリーのマイナスケーブルを外してみたが、ネジはユルユルで、よくこれでアースがちゃんと落ちてたな〜って感じ。色々とアース線とってあったけど、このバッテリーからのシャシーアースが大元だから、ココをちゃんとしないと!
左が入ってたネジで、右が正しいピッチのネジ。
ちゃんと正しいピッチのネジで締めれば、ガッチリ締まるはず。大事な部分ですぞ。
シャシー側の建て込みネジ山は生きてたので、ガッチリ締められた。ココがちゃんと導通してないと、大電流が発電機のマイナスアース端子から流れて、配線が耐えられなくて焼けちゃいますよ。
たまに問い合わせが来るので、タイヤの写真も。純正4.5JのホイールにGTスペシャルクラシックの組み合わせで、サイズは165/80/R14。外径は新車当時の5.60S14-4Pと、大体同じくらい。幅は、おそらく若干太い。
ハブボルトは、ミリネジのロングボルトに交換されているから、フロントに少々太いの履いても平気だろう。ブレーキは4ポットがはいってて、ショックはコニ。何気にこのクルマ、足回りはバッチリで、ブレーキは踏力に応答よく効く。
下回り、シャシー、インナーパネル共に、綺麗に仕上げられていたクルマの様だ。コニのショックに4ポットだけど、純正ホイールにオリジナルの車高。 個人的には、オリジナル車高にコニのショックが乗りやすいし、軽快に見えると思うんだけど、みんな車高下げたがるよね〜
試運転時のエンジン回転も上がってきましたよ!
※ SP/ SRフェアレディの販売&メンテ