フルシンクロのエンブレムとフォグランプも自慢気なP311のグリル周り。ふんだんにメッキも使われてて、これから景気良くなりますよっ!と言わんばかりのフォルムであるが、そこは昭和36年のクルマ、「不思議時空」に飛ばされたかのように、今では摩訶不思議なギミックも多数混在している。
これは左側面のサイドビュー。
助手席ドアにカギは無い。助手席ドアにカギが付くのはP312からの様だが、オプション設定でP311でも左ドアにカギがあるものがあったのかどうか不明。
こちらは運転席側、右側面のサイドビュー。
ドアヒンジの下に、カギがあるのが確認出来る。
この当時らしく、カギにはフタが付く。
このフタは、どこのメーカーでも昭和40年代に入ると見かけなくなっていく。
カギのシリンダーへ水が入るのを嫌ってたのか、それともデザイン的なものだったのか。
室内からのドア開閉は、上側のレバーを後ろに倒すとドアがリリースされる仕組み。
…と、ここまでは驚く事は無い。
しかし、室内側からロックすると、レバーは奥の位置にガチャリと入ったままとなる。
この状態になってると、外からは開けられない。
P312では、奥の位置までレバーをやるとロックは掛かるが、レバーは定位置の真ん中に戻る。
つまり、311と312では、このロックの機構が違う。
そこで、運転席側のドアだが、この個体のドア開閉は問題ないものの、どうしてもロックが出来ない。ロックが出来ないのは中からも、外からも。
そこで、このドア開閉レギュレターを外す。
内張外して、この穴から手を突っ込んで外すわけだが、ドアの高さがある分SP/SRよりは腕の擦り傷は少なくて済む感じ。
外してみたら、レバーの動くところに空いてる穴に、割りピンが刺してあり、ロックが出来ない様になっていた。
そして、肝心なロックの方をみると、バネが外れてて、カギでのロックが出来ない状態に。
もちろん、バネを付けてやれば、カギでのドアロックは出来る様になったわけだ。
要するに、この機構だと、カギ穴からのロックと、中からのロックは連動していない。
従って、割りピンが入ってない状態で、中側から全部のドアをロックしてしまうと、外からは絶対に開けられない状態になってしまうというわけ。
コレはP312のドアロック。
カギとレバー側とは連動して動く。
エンジンも何気に一発始動で、始動後も安定してるし、とりあえずコレで大丈夫かなあ〜みたいなところまでは来てるのだが、あとどうしてもやり残した感があるとこが…
ずっと気になってるのはコレです。
卵形のエンジンルーム点検灯。
SR311とかには付いてませんが、なぜかS30Zで復活する卵形点検灯!
ちょうど電球が入る部分が欠品してましたが、S30と同じ口径で、ギミックも同じだし、相違点はアースの取り方と台座だけみたいなので、復活させよう。
電球なので、極性は関係ないんだけど、電球のアース側とボディ側の極性だけは合わしとかないとね。
お〜っ!
あるべきところに、あるべきモノがあり、それがちゃんと機能する。
やはり、工業製品は、こうでなくっちゃね。
だいぶエンジン調子いいみたいなので、クランク棒でかけてみた。
何回もグルグルやるのかなと思いきや、実際は圧縮のあるところを一気に回してやれば、半回転ほどで掛かる。
しかし、静かでしょ?エンジン。
高級車…?
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