人事部29年の社労士 吉崎です。
株式会社リクルートキャリア・就職みらい研究所が17新卒の就職内定率を発表しました。
6月1日時点での大学生の就職内定率(速報値)は、52.4%。昨年同月は34.5%でした。
今年の5月1日時点では25.0%でしたから、1か月間で25ポイント以上の増加。就職協定上は6月1日選考開始ですので、6月1日以降に相当数の内定が出ていると思われます。
同調査では、内定ありの52.4%に、内定の見込みありの「みなし内定率」を加えると66.9%になっています。ここまで見ると、7月1日には70%程度の内定率になってきそうです。
この状況下で内定が出せていない企業、内定辞退が続き予定数に届かない企業は、どうすればいいのでしょう。
以前のブログにも書きましたが、6月1日から7月中旬までを第1クール、大学の前期試験を挟んで9月中旬までを第2クールとして、学生の動きに合わせたスケジューリングが必要です。
この時期になれば、活動する学生数も減り、接触確率は高まります。大学キャリアセンターも未内定者を減らすために積極的に動きます。大学内での合同説明会、または希望すれば単独の説明会も対応してくれます。2月、3月の合同説明会には参加させてもらえなかった企業も、有力校で説明会ができるチャンスです。
以前に申し込んでも断られたし、「どうせダメだろう」とは思わないでください。今なら入り込める可能性があります。どのタイミングで内定を出そうが、入社になれば「採用実績」ができます。大学キャリアセンターは採用実績のある企業に優先的に案内をしますので、来年以降も見据えて、とにかく「実績」を作ることが大切です。
また民間主催の合同説明会、1本釣り型もあります。自社の採用人数、職種等によって使い分けが可能です。是非ご検討ください。
選考過程での注意点は、早期に活動していた学生と比較しないことです。この時期の未内定者は、就職先を絞り切れずに迷いがある学生やコミュニケーションが苦手な学生などが目立ちます。早い時期から、業界も絞って積極的に活動している学生と比べると、「意欲」面では劣るかもしれません。
しかし、違う長所もあるはず。単にコミュニケーションといっても、口数の多いことがいいとは限りません。相手の話をきちんと聞けて、ゆっくりでも自分の意見が言えれば、立派なコミュニケーションでしょう。
皆様の会社でも、口数は少ないけれど、信頼されてしっかり稼いでくる営業マンがいると思います。ステレオタイプの人物像は避けなければなりません。
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