熊本地震に関連して、雇用調整助成金以外にも、当面の対策が
厚生労働省から発表されました。就職活動中の学生にとって、
この時期に活動できないことは大きなハンデになります。
企業が九州の学生に配慮すると同時に、学生、学校も企業、
行政と連携して、苦境を乗り切ってほしいと思います。
平成28年熊本地震に係る当面の緊急雇用・
労働対策
平成28年4月22日(金) 厚生労働省
1. 被災地における雇用を維持・確保しようとする企業への 支援
(雇用調整助成金の要件緩和)
○ 経済上の理由により事業活動の縮小を行わざるを得 ない場合に、
雇用の維持を図ることを目的として支給さ れる雇用調整助成金に
ついて、通常事業活動縮小の確認 を前年同期と直近3か月間との
比較で行うところ、直近 1か月に短縮する特例を実施
(4月14日以降分につい て遡及適用可とする。)。
【雇用調整助成金の概要】
景気の変動などの経済上の理由により、
事業活動の縮小を余儀なくされ た事業主が、
休業、教育訓練等により、労働者の雇用の維持を図った場合 に、
それにかかった費用(休業手当、教育訓練の際の賃金等の一部)
を助 成する制度。
2. 被災地の事業場等に対する労働保険料の申告・納付期限 の延長
○ 熊本県内に所在地のある事業主等に対して、
労働保険 料等申告書の提出期限や納付期限を一定期間延長する
(4月22日告示)。
※労働保険料については、毎年6月1日から7月10日までの間に、事
業主が申告・納付するもの。
3. 被災した就職活動中の学生等のニーズに応じた対応
○ 熊本県、大分県の新卒応援ハローワークに
「学生等震災特別相談窓口」を4月25日に設置し、
被災した就職 活動中の学生等のニーズに応じた職業相談や
当該相談 を踏まえた企業への働きかけを実施。
○ 文部科学省と連携し、採用選考時の柔軟な対応を主要
経済団体へ要請(4月21日実施)。
4. 被災した方や復旧作業を行う方の安全・健康
○ 業界団体の協力を得て、がれき処理や復旧作業を行う 方に
対して、安全に作業を行うための保安用品
(防じ んマスク約 55,000 枚、切創防止用手袋約 10,000 組み 等)
を無償提供(順次実施)。
○ 復旧工事における労働災害防止対策の徹底について、
特に注意いただきたい点を明示しつつ建設業関係団体 に要請
(4月21日)。
○ 倒壊家屋の復旧等の作業を安全に実施するため、
作業 現場の安全パトロールを行い、改善のために助言、
注 意喚起(4月25日~)
5 .賃金など労働条件面の不安や疑問への対応
地震に伴い事業を休止する場合 、 休業する場合も公的支援も
活用してできるだけ労働 者の不利益にならないよう、
休業手当等に関し、使用者 が守るべき事項等について、
労働基準法等に関するQ& Aを公表(4月22日)。
○ 倒産等による未払賃金の立替払制度について広報す るとともに、
申請手続を簡略化(4月22日~)。