もし御社が不人気業界だったとしたら
そもそも、いくら頑張っても採用できない???
採用をマーケティング発想で考えた場合、
応募者を顧客と考えます。
顧客が求めない商品を「いい商品ですよ」
と言っても売れません。
顧客ニーズに合わせることが必要です。
とは言え、業種、業態を全面的に変えることは簡単ではありません。
今の業態を進化させる、つまり自社のリソースを活用して、
顧客が求めるものに変えるのです。
【例①】
産業廃棄物処理業は社会的に意義のある業界ですが、
残念ながら不人気業界で、採用が難しい状況です。
金属スクラップを中心に産業廃棄処理業を行う会社が、
自社のリソースを活用して、電気設備工事会社を設立し、
さらに発展させて太陽光発電システム部門を作っています。
これは産廃処理と同じ「環境、リサイクル」という発想のもと、
「応募者=顧客」視点で考えたものです。
採用が順調になったことは言うまでもありません。
【例②】
人材派遣業では、非正規雇用から正規雇用への転換が叫ばれる中、
派遣スタッフの採用に苦労されています。
ある中堅の人材会社は、今後の派遣業界の成長性を考えた場合、
大きな期待ができないため、専門性の高い人材の派遣と人材紹介に
シフトし、新たな派遣スタッフ採用を停止しました。
派遣業は、派遣スタッフが定着して利益が出る構造です。
しかし、派遣法改正を前提に、最長3年間の派遣就業中に
キャリアコンサルティングを実施。
派遣スタッフの能力向上と進路相談に乗り、派遣から正規雇用への
転換を促したのです。
言葉は悪いですが、派遣スタッフという自社商品を磨き、
今度は紹介というルートで、2度販売することに成功しました。
●これらのように、「人手が足りない」ということで、
すぐに採用媒体を考えるのではなく、まずは会社として
人手に頼らない手法を検討しては如何でしょうか?