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前回に引き続き、「模擬試験の活用方法(3)」をお送りします。
2.ミクロ的な分析
1) 平均点の高い科目で失点していないか?
社労士試験は満点を取る必要はありません。総得点で7割程度を得点できれば、
十分合格することができます。
しかし、合格するためにはもう1つ重要な要素が存在します。
「多くの受験生が正解するテーマでは決して失点しない」ということです。
つまり、テキストに掲載されていない規定からの出題を得点することよりも、
基本事項・頻出事項で得点できる方が圧倒的に有利なのです。
その理由は、
・社労士試験では科目ごとに合格基準点が設けられており、
・何と言っても基本事項・頻出事項からの出題が中心である、ためです。
また、70%の正解率の設問は、多くの受験生が得点できるテーマであるわけですが、
・70%の正解率の設問を「2つ」続けて正解できる人は「49%」であり、
・70%の正解率の設問を「3つ」続けて正解できる人は「34%」であり、
・70%の正解率の設問を「4つ」続けて正解できる人は「24%」に過ぎません。
実は、合格する人というのは、正解率の低い設問を得点する人ではなく、
「正解率の高い設問で失点しない人」なのです。
そのため、模擬試験の復習においても、先ずは「正解率40%以上」の設問から
優先的に復習をしましょう。
正解率40%以上の設問を確実に得点出来るだけで、ほぼ合格は見えてきます。
2) 根拠のない正解はないかどうか?
また、「正解」であった設問であっても、その選択に「根拠がなかった設問」は、
「不正解」とみなして復習をしましょう。
(それが、正解率が高い設問であれば尚更です。)
正解又は不正解という結果よりも、選択肢の論点について「根拠」をもって
正誤判断できることの方が重要なのです。
理由は、「再現性があるから」です。
根拠を明確にできなかった「正解」には、再現性がありません。
それは単なる「ラッキー」であり、今の時点では不正解と考えた方が賢明です。
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~本日の論トレ(論点トレーニング)~
以下の設問について、「誤っている箇所」を指摘してみましょう!
<平成20年度 国民年金法 第6問B>
すべての強制被保険者は、60歳に達したときは、その日に被保険者の資格
を喪失する。
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誤り箇所の指摘だけではなく、正しい「解説」を加えてくださいね!
では、誤っている箇所を赤字・下線で示します。
すべての強制被保険者は、60歳に達したときは、その日に被保険者の資格
を喪失する。
第2号被保険者は年齢要件を問わないため、60歳に達したときであっても、
資格を喪失しません。
なお、第1号及び第3号は、60歳に達したときは「その日」に資格を喪失
します(どちらも年齢要件を問うため)。
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