黒岩禅の上司の魔法 -309ページ目

仕事は自分で仕掛け楽しもう

中島雄一「キューピー会長」談抜粋


商品が売れても売れなくても
「とにかく自分は一生懸命やった」と主張する。

私のような古い人間に言わせてもらえば、
仕事をしている以上「頑張る」とか
「全力を挙げる」のは当たり前で、
ことさら大声で言うようなことではない。

ところが、
今の若い人は「全力を挙げた」で話が終わってしまい、
その続きがない。

なぜだろうと考えたのですが、
原因の一つに、
仕事のやり方が客待ちの
タクシーのようになっていることがあるのではないでしょうか。

待っていればお客さんがやってきて、
それをこなすために日々、
一生懸命に働いているという状態です。

しかし、仕事というものは本来、
自分から積極的に提案し、仕掛けていくものです。
取引先から話が来るのを受け身になってさばいているだけでは
自分もつまらないだろうと思うんです。



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なかなか考えさせられるお言葉です。

船井総研の船井さんの言葉に
「1:1.6:1.6の自乗の法則」があります。

これは、
やらされている仕事の効率を1としたとき
納得してやっている仕事の効率は1.6倍
自分から仕掛けて進んでする仕事の効率は1.6の自乗倍(2.56倍)になる。

という法則です。

タクシーでも、同じ会社、同じ車に乗っていても成績が数倍も違う。
全く同じ条件で仕事をしているのに、それだけの差が出来るのはどうしてか?



少なくとも、上司は「やらされ感」で仕事をしてはいけません。
気持ちを切り替えて、自ら進んで仕事をしましょう!

そうすれば、効率は2.56倍になります。

上司の役割 ~謝罪編


上司の役割の一つとして、部下の失敗を謝罪するというのがあると思っています。

上司の肩書き
係長・課長・部長・取締役

それらは、何のためにあるか?

お客様に謝罪するためにある

と、私は考えている。


例えば、
コンビニのローソンさんで、クレームを言ったとする。

すぐに、ローソンさんの社長である新浪氏が自宅まで謝罪に来たらどうか?

ほとんど全ての人が、丸く収めてくれるに違いない。


肩書きというのは、謝罪の時に絶大な力を発揮する。

ただ、社長にすべて謝罪に行って貰うわけにはいかないから
幹部である、肩書き付きの社員が対応するわけです。


ほとんどのお客様は、目の前の店員の態度などに
クレームを言い、心を痛めているわけです。

そのお客様の心を癒せるのは、本人ではなく別の人だったりする。
それが、上司なんです。

部下の失敗の報告を受けて、
内容によっては私も同伴して謝罪に行きます。


ほとんどの場合は、行って5分くらいで終了します。


でも、世の中の上司と言われる人は
この謝罪をしない人が多い


先方がものすごい剣幕で怒っているのも分かっていて
部下一人に対応をさせようとする。


理由は「部下のために経験をさせようと思った」と

嘘です。

ホントは、上司が対応したくないだけ。


部下には手に負えない状況だから、
お客様はものすごい剣幕で怒っている。


それを、部下に任せるなんていうのは、
上司として無責任だと、常々思う。




こんなときこそ、上司にとってチャンスなんです。
部下と一緒に謝罪に行き、部下の前でお客様に叱られると良い。

そうすれば、部下は、
「自分のために、上司に頭を下げさせてしまった」と
「自分のために、上司は頭を下げてくれている」と
思ってくれる。

そして、大事なポイントは、
このことで部下を叱らないことです。

上司に頭を下げさせたくらいですから、
部下も悪いと理解しています。

逆に、
「頭を下げるのは、上司の役目だから、おまえはもっと安心して失敗しろ!」
と言ってみてください。

その部下は、あなたをホントの上司として認めてくれるに違いないです。


素晴らしい上司かどうかのポイントは、
部下にどれだけ失敗させられるかです。

失敗を多くした部下ほど、仕事ができるようになるものです。




報告を催告されるな

報告を催促されるな

報告能力と仕事能力は

比例関係にある。

仕事のできない人は

例外なく報告ができない。


上司学としては、報告・連絡・相談は上司からするものとしています。

しかし、部下、あるいは上司であるが誰かの部下は

やはり自分から報連相です。



「あの件、どうなってる?」と、

上司に言われているようでは遅い。

言われる前に報告をすることが重要。

それが、上司からの信頼に繋がる。


・・・・私も上司から「あの件~」というメールがたまに来ます(笑