今回は、
レジンキットです。
HINODE 1/72
四式中戦車 チト 試作型 です。
“ TYPE 4 CHITO PROTOTYPE Ver. ”
第2次大戦が始まり、
ドイツの電撃戦・対ソ戦における
戦車の運用法は
それまでの歩兵直協から大きく
変わることとなります。
その情報は
陸軍の戦車開発にも影響を及ぼし、
昭和17年度計画に「新中戦車(甲)」
として開発が始まる戦車が
後の四式中戦車[チト]でした。
当初57mm砲を搭載する
試作一号車は19年5月に完成しますが、
戦況の激化とさらなる攻撃力の強化案として
75mm砲への換装が指示され
20年2月にようやく改修が完成。
終戦までに
2両の試作車が試験をおこなってしました。
画像の商品は、
少し前に
ヤフオクを覗いていて見つけものです。
こちらのメーカー(個人?)は、
かなりのアイテムを
1/35、1/48、1/72、1/144などの
主要スケールで販売しています。
今や、
データでの出力で
スケールの変更も融通が利く時代ですね。
前回、
四式中戦車の量産型を
紹介させて戴きましたが、
試作型も欲しくなるのも人情で。
パーツは、
砲塔、砲塔ハッチ 2枚、車体、左右足回り、
の6個です。
画像は車体に砲塔を載せたところ。
量産型と比べると随分違う印象です。
自分だけかもしれませんが、
量産型は洗練されたイメージですが、
試作型の方は、
職人的な「手作り感」を感じます。
こちらも
細かいサポート材の処理が待っています。
話しは変わりますが、
映画「ゴジラ-1.0」で、
国会議事堂前で砲撃戦を行う四式中戦車が
ほぼ一瞬ですが4両登場します。
4両とも量産型と思われますが、
震電ほど盛り上がりを見せないのは、
AFVファンとしては少々残念です…
続く。