特三式内火艇 カチ  Act.1 | 緋色の部屋  ~ A Space in Scarlet ~

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趣味の模型を中心に投稿していこうと思います。
よろしくお願いします。

今回は、

レジンキットです。

 

HINODE 1/72

特三式内火艇 カチ です。
“ Japanese Amfibious Tank Type3 Ka-chi ”

 

 

特三式内火艇 カチは、
日本海軍(海軍陸戦隊)の
水陸両用戦車です。

九五式軽戦車をベースに作られた、
特二式内火艇に対し、
特三式内火艇は、
一式中戦車を流用して作られました。

車体前後の金属浮舟は、
よりいっそう流線型となり、
武装も47mm砲を搭載していました。

 

フロート(浮舟)を装備した状態でも、
車体のほとんどは、
水面下になってしまうので、
砲塔からはハッチが大きく突きだし、
機関室上部にも、
キノコ状のシュノーケル装置が、
取り付けられていました。

潜水艦への搭載も視野に入れていた為、
装甲は溶接構造となり、
ハッチも水密とし、
水深約100mまで耐えられる、
耐圧構造が施されていました。

しかし制式採用こそ
1943年(昭和18年)でしたが、
試作車が完成した時点には戦局が悪化、
量産化には到底着手できず、
また上陸作戦を行えるほどの、
戦況でもありませんでした。

 

 

キットは、

最近ハマっているレジンです。

 

パーツは、

砲塔、車体(船体?)、両側の足回り、

の4つです。

 

以前、当ブログ内でも、

ARMOの特三式内火艇を

紹介させて戴いておりますが、

シルエットに大きな差異はありませんが、

ディテールなどの

細かい相違点はあります。

 

しかし、

元々資料の少ない車輛ですから…

 

 

車体のパーツ。

 

このスケールでは大型の車輛なので、

レジンのムクならば、

結構な重さになります。

※ARMOのは結構重かったです。

 

しかしこちらの造形は中空で、

思ったよりも軽いです。

 

今回のキットの方が、

ARMOよりも格段に組み易いと思い

購入に至りました。

 

 

続く。