映画 刀剣乱舞 −黎明− | 世界の隅っこで読書するパンダ

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ネタバレ時は「※注意!」を入れてます。
妄想体質ゆえ、あらぬことを口走ってます。。。



※写真撮り忘れたけど、入場特典のメタリックステッカーは一期一振だった♪



唯一『刀剣乱舞』だけはオタ活に付き合ってくれるお友だち、エイちゃんと観る。


まず、率直な感想を。
多くの審神者の皆さんが鑑賞後、似たようなことを呟いていた。こんなカンジのこと⇩

「減点方式だと75点だけど、加点方式だと5億点になる」

これにめっちゃ同意!!!
ほんとそれ。

何に不満を覚えようとも(ぶっちゃけ脚本)、最後の方のアノ場面でひたすら加点してしまう。
もーー加点の嵐になる‼


それから、現代が舞台で長谷部の仮の主がギャルって情報が解禁になった時、この組み合わせは反則だろーなと思ってたけどやっぱそうだった。
この2人、好きにならずにいられなかったわ!最高だったわ!


つーわけで加点内訳⇩
・あの、ムネアツ渋谷戦闘シーンに1億点。
・へし切長谷部とギャルのラストシーンに1億点。
・三日月宗近の超絶優美さ及びおちゃめさに1億点。
・念いを奪われた3人の人間の前に、それぞれ現れた3振りに1億点。
・刀剣男士たちの圧巻の殺陣に1億点。


この先ネタバレ長文ご注意!
一応やや薄字だけど、知りたくない方お気をつけください下矢印






◆この現代に三日月宗近が顕現したらこんなであろうという、これまで矢鱈と見たり読んだりした二次創作が可視化されており、も〜〜幸福感でいっぱいになった。
今後カフェに入ったら、絶対キョロッと世にも美しい平安装束の御仁を探してしまうこと間違いなし。
しかし彼はあのラブリーなウィンクという「神通力」で人間の目を掻い潜っておるので、そう易易とは認識できまい。
こーなったらカワイイ女子高生が向かいの無人席に向かってぶつぶつ言ってる姿を探すしかないな。
もしそのテーブルに「抹茶ラテマキアート」があったりしたら、間違いなくそこには三日月宗近がいる!
私も審神者の端くれだし、うっすらでもあの風雅なお姿を目に映すことが出来るやも知れぬ。
………とまあ、「カフェ✕三日月」という、三日月推し審神者の白昼夢を現実に見せてくれてありがとうございました映画刀剣乱舞。
はい、加点1億進呈。
それにしても三日月宗近のあの鷹揚さ、勝手気ままさ。なのに世話焼かずにいられない愛され上手、もう完璧なのよ……鈴木拡樹氏は。
三日月の仮の主が女子高生ってことで、もっと学校内をチョロチョロする三日月が観たかったな〜。
音楽や美術や歴史の授業で琴音ちゃんを振り回すとか、学食や部活の場で好き勝手するとか、いくらでも妄想膨らむな♪
三日月の殺陣に関しては、刀ステで沢山観てるから何ら案ずることなしだったが、惜しむらくはもっと観ていたかったってこと〜。
まっきーが以前『殺陣まつり』でやった「百人斬り」を拡近で観たかったなぁ……などと思うくらいに、もっともっと殺陣のシーンが欲しかった。


◆どっかの倉庫みたいな所での三つ巴戦闘。
今回の殺陣の中でこれがめっちゃ好きである!山姥切国広・山姥切長義・三日月宗近の。
長義に「いやいやすまんなうちの山姥切が」っつう三日月に「山姥切はオレだ」と返す長義……。
そう言うよね!長義だもんね。
「そう言われてもな、うちの本丸の山姥切はこいつなんでな」っつー三日月!!
ああ………刀ステ『慈伝』でさんざ聞いた気がするのに、三日月の口から聞くとなんてときめくのだろうか……この返し!
そんな三日月に斬りかかる、酒呑童子に操られたまんばちゃんに「偽物クンはそう思ってないぞ」とツッコむ長義。
それに「なに、猫がじゃれつくようなものよ」と返す三日月がこれまた最高なんだが……⁉
キュンが過ぎるのだが⁉
ハァ~、三日月のこのセリフ、ごろんごろん転げ回るくらい好きなんだがっ⁉
やぁとにかく、3振りとも布バッサバッサ捌きながらガッキンガッキン刀打ち込み合うこのシーン、たまんないわぁ。
はい、1億点どーぞ。


◆今作、へし切長谷部も主役級だったと思う。
なんといってもギャル審神者と高速バスで博多から東京へ向かうとか、こんな美味しいシチュエーション貰っちゃうところが主役級でしょ。
さすがへっしー!さすが和田雅成氏!
もっと2人の噛み合わなさをつぶさに観たかったなー。
実弦ちゃんのギャルギャルしさに閉口する長谷部と、お構いなしなあっかる〜い実弦ちゃん。きっといちいちオモロイはずなのに。
この2人以外もとにかく少ないんよ、仮の主と刀剣男士のエピソード。ほんっと足りないんよ。
髭切膝丸と倉橋さんとこだってさー、なんか京都の美味しい物とか食べて欲しかったし。
長義と各務さんとこだって、もうちょい絡むエピソード欲しかった。
まーでも、とにかくオモシロ担当なへっしーと実弦ちゃんのラストシーンがとってもいいので、そういう不満は相殺とする。
実弦ちゃんが黒田の子孫だったと判るところね。
それから、ずーっと「へっしー」って呼んでたのに、最後の最後に「へし切長谷部」って呼ぶところね。
実弦ちゃんに言葉を残すいとまもなく、桜吹雪と共に消えた長谷部の、自身の本丸に戻ったのちを妄想せずにいられない。
暫く心ここにあらずな長谷部を、薬研とか宗三とか日本号とか博多とかが、からかったり見守ったりしてるのだろうなという……。
まーとにかく、へっしーとギャルは反則だった。
はい、1億点。


◆スカイツリー展望デッキ外での、酒呑童子を説得する琴音ちゃんとか、伊吹の意識内の弟くんのセリフとか、むず痒くてこういう脚本ムリでした。キツかったです私には。
自分に合わなかったところを全てあげつらう気はないけど、それだけは呟かせてくれー。
んで、そのあと酒呑童子は滅び、人々の念いが戻り、あのシーンとなる!!
ぶっちゃけちょっと意味分からんのだけど?
なんで3振りだけ、渋谷スクランブル交差点ではなくそれぞれ違う場所に行ったのか?
あーでもでも、それでもいいんだ!めちゃくちゃ興奮したんだ!!!
まず、琴音の友達の病室に突如桜が舞い、鶴丸国永が現れた〜〜っ!
「俺みたいなのが突然来て、驚いたかぁ?」
だって⁉ そりゃあ驚いたわ!鶴さんめ!染谷俊之鶴丸め!!
相変わらず白くて美しかったわー染鶴さん。
もう嬉しくってはわわわ…ってなったわ。
続いてどっかの道端のリーマンの前に桜舞う。
んで、加州清光が現るっ!
「俺、扱いにくいんだよね。だから、うまく扱ってね」
綺麗だった……清光……綺麗だった……松田凌氏……。
思い出すだにときめく。
リーマンに清光とは。とてもよい栄養をいただいた。
最後に、京都の舞妓さんの前に桜舞う。
「あんだよー。呑んでちゃ悪いのかあ?こう見えてウン百年生きてんだ」
不動行光キタ〜〜〜!!!!
不動だいすき!椎名鯛造氏だいすき!
いやあ最早単純に、不動に会えただけで嬉し過ぎた。
推察するにこの3振りが個別登場なのは、渋谷の撮影(実際は渋谷じゃないけど)に参加出来なかったからでは?と思うが、お陰で心がふわっふわのほっかほかになった。
はい、そりゃもう1億点。


◆渋谷スクランブル交差点での戦闘。
大量の時間遡行軍と満身創痍で戦う長谷部、髭切、膝丸。
そこに桜の嵐が吹き荒れて、陸奥守吉行を筆頭に次次刀剣男士が現れる。
『黎明』の登場男士は三日月、まんばちゃん、長義、長谷部、髭切、膝丸、堀川くん、骨喰、一期、小烏丸さまだけだと思ってたから、他にこんなに沢山の男士を見れると思っておらず、もう嬉しさが爆発したっ!!!
ずらーーーと並び抜刀する、主に刀ステ、2振り映画『継承』、1振り刀ミュの男士たち。
おお、陣形が横隊陣だ!!と思わず滾った。
敵に突っ込んでいく男士たちは、ちゃんと機動の高い短刀が素早かった。特に博多!
で、ちゃんと石切丸さまが遅いの最高によかった!いやよかった!
むっちゃん、鶯丸、倶利伽羅号、大典太さん、ソハヤ、数珠丸、鯰尾、前田さま、博多、大包平、宗左、兼さん、鶴さん(健人鶴丸)、にゃんせん、肥前、太閤、石切丸さま…。
これで全部かな?
いやほんと、こんなイッキにほぼ刀ステメンバー勢揃いを観られるとは……!
お小夜、江雪、歌仙、大倶利伽羅、薬研、みっちゃん、日本号、山伏、大般若さん、たろさんじろさん、五虎退、同田貫、とかとかはいなかった。
残念ではあるも、はい、それでも1億点だー♪
てなわけで、刀ステを愛してやまない審神者に多大なご褒美があったこと、感謝するわーー映画刀剣乱舞!






第一弾映画『継承』と比べてみて、第二弾映画『黎明』はまた別物だった。
物語としては『継承』の方が好きだけど、ゲームをやり続けるだけでなく、舞台・ミュージカル・アニメ・コミカライズ・ラジオ等のメディアミックスを様々楽しんで来た身としては、いつだって沢山の刀剣男士に会いたい。
そういう意味では『黎明』はファンに優しい。
んなわけで、トータル5億点なのであった。



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