いま世界は二酸化炭素の排出を無くそうとしている。
現実的には無理だと思うが、それがどういうことなのかを多くの人は
わかっているのだろうか。
現代人が生きていくにはどうしても二酸化炭素を生み出すし排出もする。
それを無くすなんて生きるなとか原始的生活をしろってことと同義なんですけ。
再生可能エネルギー？？？？？
風力発電？ 太陽光発電？
私の地元の事で書きましょうか。
ずいぶんと前から数年前まで風力発電を進めてきました。
みなさんがハッキリとイメージ出来る大型のプロペラが回っているおっきい
やつです。
古いモノから順に大規模修繕や完全な取り壊しで新たに建てることが必要な
時期になっているのです。
そこで下した結論は・・・・・・すべて破棄。
どうしてか？
製造コストやランニングコスト、はては自然破壊や近隣住民への悪影響など
トータル的には発電による恩恵よりも、悪影響の方がはるかに大きいのです。
そんなものを新設するはずも無く、当初は張り切って沢山建てたのに今となっ
てはウドの大木です。
太陽光パネルももう２０年３０年すればわかる。
画期的な手法や技術が生まれない限り。
それに、そもそもああいう製品を作ること自体が二酸化炭素を多く出している。
土地の整地や工場の建設、上下水道や電気設備に至るまで、何かを作るって
ことは二酸化炭素をそれだけ多く排出するということ。
そして当然ながら廃棄物という何ともならないようなゴミも出て来るようになる。
生産工場やごみ処理が多くなれば更なる電力が必要となる。
その電力をどうやって確保する？
電力会社はどうやって電気を作り出している？
何かを輸送するには船か飛行機を使う。
それらは二酸化炭素を出さないのか？
考えるのもバカらしくなるくらい、とてつもなく多く出しながら動いている。
つまり、現代人が現代人らしく生きていくには二酸化炭素を大量に出さないと維持
出来ないということだ。
誰が儲かるんでしょうね。
そんな戯言で世界中を納得させて誘導するなんて。
特に日本みたいな国は気を付けた方がいいですよ。
現在の新型コロナウイルス関連の対応とか対策なんかでわかるでしょ。
やることが遅かったり、科学的根拠に乏しいことを堂々と行ったり、役にも立たない
分科会があったり、どれだけ無駄な税金を使えば気が済むんだ。
また、それをまったく理解していない国民も非常に多い。
CO2削減の件でも同様ですよ。
まともに考えればですよ、公害の大元になっている中国に生産させたりその製品を
買ったりなんてしていたら日本は大変なことになる。
黄砂って飛んできますよね。
その粒子に付着していろんな有害物質も一緒に来ているのですよ。
その有害物質は色んな生産工場から排出されています。
つまり、自分たちが依頼したら依頼たぶんだけ公害が増すってことです。
公害が増えれば疾患者も増える。
医療費が増えれば増税もされる。
悪循環しか生まないのです。
安く出来るから、安く買えるからの代償がこれです。
車のEV化だってそうですよ。
何もいいことなんか無いんですから。（地球全体の環境を将来的まで考えた場合）
ここにある車一台を見たとき、排気ガスを出していないからクリーンですね。って
バカなこと言ってるに過ぎませんから。
人間ってそうやって明るい未来を偽装していくしか出来ない生き物としか思えません。
公に科学者や政治家が「原始的生活をしない限り二酸化炭素の削減は本当の意味
で出来ない」って言いうの聞いたことありますか？
人に優しい洗剤を作りましょう。
自然由来で環境にもいい。
パームヤシです。
たくさん作るには多くの土地が必要です。
そうだ、森林を伐採してパームヤシ畑にしよう。
そうやって人や環境にいいパームヤシを原料とした洗剤が現在も使い続けられています。
有名な話です。
そうやって二酸化炭素を吸って酸素を出してくれる環境を破壊しているのです。
つまり、環境破壊です。
人に優しいとか便利って、良い地球環境とは真逆な存在だと思うのです。
そいうものを求める限り、本当の意味で良い環境になんて出来ないと考えます。
温暖化は温暖化で問題だとは思います。
でもそれって、人が現代を生きていく上で必要な代償ではないでしょうか？
その代償を払うことに変化を付けたら、それはそれで次なる問題が起こるんじゃないかと
考えてしまいます。
所詮人類のやる事ってそんなものでしょ。
便利とか役に立つと考え作ってみたら大量殺人兵器になってみたり、大規模自然破壊を
招いてみたりでしょ。
結果的にろくな事していないんです、人って。
「CO2排出ゼロ」なんて合言葉のように掲げてやることなんかもきっと、結果的に良くない
状態になっていくようにしか考えられません。