今年の工具市・工具祭りは・・・・・ | mihiro bund

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今年のホームセンターの工具安売りは・・・・・

どうしても買わなきゃって思えるモノが殆んど無かった。

 

買う寸前まで悩んだのは「スライド丸ノコ」。

以前から欲しいもののひとつではあるが、今回目にした安売り

商品のメーカーが最後まで気になって買うのを断念した。

 

価格的には安いし、たまにちょっと使う程度なら問題は無いのかも

知れないが、それでも私は知っている。

一回や二回程度しか使わないのであれば良いかも知れないが

十回以上使うとなると必ず不満が出る。

いきなり刃の劣化により切れが悪くなり、こんな短期間で刃を替えたら

安く買った意味が無いってなってしまう。

カットの精度もそうだ。

ブレみたいなものが結構早い段階で生じる可能性も高いと推測する。

つまり、いくら安く買っても実際に使っていくとお買い得感がどんどん

損なわれていくんじゃないかと心配がよぎるって理由だ。

 

実際に今年買ったのは「エアースプレーガン」だ。

そんなに良いモノではないですよ。

通常でも6千円前後で販売しているもの。

それが4千円弱(税込)だったので買ってみたのです。

まだ使ってはいないので良し悪しはわかりません。

工具箱とか小さなパーツなんかを塗るのに使おうって魂胆で買いました。

なかなか既製品のスプレー塗料だと無い色が缶塗料にはあったり

調合で好みの色を作ったりして刷毛で塗っていましたが、スプレーの方が

当然ながら仕上がりは綺麗なので欲しかったものではありますが、それでも

安いモノの評判はどれも悪いし、かといって高額なのを買おうとまでは

思わないのでズルズルと・・・・。

それでたまたま今回は安くなっているのを発見して買った次第です。

広告(チラシ)にも出ていなかった商品なので、たまたま行って見つけた

ってとこです。

 

そういう広告には出していないけど、って商品があったりするので実際に

行ってみ見ないといけないんですよね。

 

まあ去年の11月とか12月あたりに色々と買ったものもあるので結果的には

幾つかのお買い得商品は買っていることになる。

工具類の中からいくつか手放そうと考えてはいるのだが、実際に現在まで

手放したものはない。

お店に売ると安いからね、そこが踏ん切りの付かないところなんです。

 

滅多に使わないが、まったく使わないってこともないので悩むところです。

断捨離とかする人は3年使わなかった・・・・とか言いますよね。

私には当てはまりません。

それが工具に限らず衣服でもです。

何だったら10年とかのブランクを経てある日突然着だし、その後コンスタントに

着続けるなんてこともちょいちょいあるのですよ。

 

今ってちょっと良いモノはやたらと高額で売っています。

新たに買おうとすればそんなに良く無いモノでも当たり前のような額で売っている

のです。

だから余計にもったいないと思うのです。

今あるものを手放すということは、次に欲しくなって買う時には手放したものより

品質も落ちて価格も高いものを買わなければならいのが目に見えています。

だったら、いつ使うかわからなくてもとりあえずとって置こうって思うのです。

 

引っ越しの多い人では難しいかも知れませんが、私の場合はそれは心配ありません

ので、あとは置き場に困るかどうかの問題です。

置き場に困らなければ手放さないで置いておく。

置き場に困ったり、その他の理由でどうにもならない時のみ手放す。

あるいは、欲しい人が居た場合も。

 

何でも古くなるとどことなく哀愁が漂ってくる。

存在価値とでも言いましょうか、なんだかすごくいい感じに思えてくるのです。

なので、好んで古いのを買う人って多く居ますよね。

 

今、工具市などでお得に買った工具にしても、それ以外の衣服や生活用品

全般にしても、あと何十年かしたらいい感じになってくるのではないでしょうか。

手放す時に高値がつくかは別として、自分が自分のものとして見た時の価値観

なのです。

 

10年くらいだとある程度の年齢の人にとっては最近と感じるかも知れないですが

20年、30年、それ以上となってくると経年の重みとか哀愁が出てきますよね。

もう私もあまり長い時は考えれません。

30年後とか40年後とかなんて生きていないかも知れません。

それどころか、20年後を生きているかってことすら考える年齢になりました。

そう考えると今買ったものがいい感じになってくるのを見届けられない可能性

だってあるのです。

まあ実際そんなことを考えて日々送っている訳ではないんですがね。

たまたまこうやって書いていると考えてしまうってことです。