生き物の移り変わり | 瞳 まもるのブログ

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秋の風物詩といえば?

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 9月1日。前日までまったくいなかったトンボの群れが、勤務先の前を飛んでいるのを見ました。秋とトンボと言えば、赤とんぼがすぐ連想されますが、赤くはなく、調べてみると、ウスバキトンボのようです。
 
 日中は猛暑でも、夕方になると我が家の庭の植栽の間から、秋の虫たちが鳴き始めます。夜になると、その美しい声が一層響き渡ります。それは、日を追って大きくなります。
 
 盛夏にも見られるコスモスですが、やはり、灼熱の太陽の下は似つかわしくありません。澄んだ高い青空の下、秋風に揺れていて欲しいです。
 
 オリーブの実も大きくなり、緑色も、段々濃くなっていきます。
 
 山は少しづつ色づき始め、やがて、錦秋と呼ばれる程の素晴らしい景色を見せてくれます。
 
 でも、段々気温が下がり、こういう景色を見るようになると、入院していた母のことを思い出し、切なくなってしまうのです。
 
 数日前、知人が、久しぶりにセミの声を聴いたそうです。
 でも、その声を聴いてくれるメスはいたのだろうか?
 
 「秋風に一匹のみの蝉の声」
こんな拙句を作ったこともあります。もののあはれ(ものの哀れ)を感じずにはいられません。
 
 秋といえば、寂しさを感じます。数々の美しい物、実りを得られる季節ですが、やはり、寂しいのは嫌です。