それは、高1の英語の授業で起きました。
教壇には、教育実習生の女性。本来の男性教諭
(20代後半)は、横か後でご覧になってお
いででした。
その女性に指された僕。問いに答えられないで
いると、
「立っていなさい」
その場で立たされたのでした。私語をしていた
のでもなく、よそ見をしていたのでもなく、勿
論、居眠りをしていたのでもありません。真面
目に、その女性を見て、話を聞いていたので
す。それが、ただ、正解を答えられないだけ
で、罰として立たされる。納得いきませんでし
た。
その次の英語の時間だったか、本来の英語教
諭が、その教育実習生が、
「『fire engine』のアクセントを
間違った」
と、職員室で、反省していたと仰いました。
「そこじゃないでしょう!」
今でも、たまに思い出して腹が立つことがあり
ます。
一方、英語教諭は、教育実習生が僕にした行
為について、彼女に何も仰らなかったのかな?
との疑問もあります。
彼女、その後、無事、教員として採用された
のでしょうか?そうだとして、また、誰かを、
自分の不用意な言動で傷つけたりしていないだ
ろうか?
と、彼女より、その被害者が存在するかもしれ
ないことに、心が向くのです。
「教育実習生」。修学旅行のバスガイドさんと
共に、思春期の男子生徒には、憧れの存在であ
る場合が多いです。彼女以外の教育実習生(男
女問わず)で、不快な想いをしたことはありま
せん。
「先生」には、この曲の様な人が良いな。
と思っています。
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