この新型コロナ禍、中断していた聖火リレー
が、各地で再開された。
先月、丁度、その看板を設置している所に遭遇
し、
「えっ!本当にやるの?」
と驚くやら呆れるやら。
その前後、有名、著名人ランナーの辞退が増え
てきていた。
曰く、
「スケジュールが合わない」
「体調の関係で」
感染増加の恐れを理由として発表したのは、黒木
瞳さんただ1人。何を慮っているのか?何を怖が
っているのか?
そもそも、世界中に、我が国の首相(当時)が大
嘘をついて誘致した物。開催が決定した瞬間、躍
り上がって歓喜した「アスリート」たちは、これに何
の疑問、わだかまりも持たなかったのか?その
上、裏金、ワイロの噂もある。それなのに、ず~っ
と黙っていて、今頃になって辞退とは、遅過ぎな
いか?恥ずかしくないのか?
問題発言をした、アノ男をトップに据えた時点
で、正当な団体でないのは分かる筈だ。さらに、
「聖なる火」聖火の存在をすっかり忘れて決定
した、競技場デザイン。いみじくも、いかがわしさを
表しているのではないだろうか?
競技場建設工事での激務による死亡もある。
関係者のべらぼうな報酬は、この苦境に喘ぐ
庶民のことなど知ったことか!ということだろう。
そして、そして。今般、国民の目に映された
聖火リレーの模様。実に、おぞましい。あの巨大
な宣伝カー、お揃いの赤い衣装。真の目的を、
「語るに落ちた」
と感じたものだ。
20年以上前、東四国国体が開催され、当時の
勤務先前の道路を、聖火のトーチを掲げた若者
達が駆け抜けた。爽やかな風が通り過ぎた感じ
だった。
一方、今回の聖火リレー。おどろおどろしく、醜
い空気しか漂って来ない。
一度決めたら止めることができない。先の大戦
のインパールと同じと言う人も大勢いる。
中断した昨年より、さらに増加、拡大する新型
コロナ感染者。海外客も諦め、海外の批判報道
も出てきた。それでも、
本当にやるの!?( ゚Д゚)