残酷な競走馬の一生 | 瞳 まもるのブログ

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  三冠馬、ディ-プインパクトが死んだ。回復の

 

 見込みがないので

 

  「安楽死」

 

 にしたと発表された。

 

  人間のギラギラした醜い欲望のために、人為

 

 的に誕生させられ、走らされ、鞭を打たれ、骨折

 

 などを起こすと、

 

  「激痛に耐えられない、かわいそう」

 

 などと称し、

 

  「安楽死処分」

 

 となる。

 

  「安楽死?」

 

  生きている者が、その命を絶たれるのである。

 

 自分がその立場に立った訳でもないのに、なぜ、

 

 「安楽」

 

 などと言うことができるのか。その処分をする

 

 自分たちの気休めに過ぎないのではあるまい

 

 か?

 

  たとえ、日々の世話に愛情があろうとも、結局

 

 は、極論すれば、自分たちの儲け道具だったの

 

 である。

 

  競走馬に生まれなければ、鞭を振るわれること

 

 もなく、走り過ぎによる故障を起こすこともなく、

 

 したがって、「安楽死」と称して殺処分される目に

 

 遭うこともなかったのである。

 

  以前にも書いたが、

 

  「お前が走るため、生まれてきたのなら」

 

 という、オグリキャップの歌があるが、これが、

 

 関係者の驕りを現している。正確には、

 

  「お前が走らされるために

 

   生まれさせられた」

 

 とするべきなのだ。