あらゆる分野で、AI流行りである。
「そんなことにまで?」
と驚かされることもある。
でも、このAI、僕は、ちょっと怖い気もする。
AIのプログラム開発者が、悪意の時限爆弾を
忍ばせていたとしたら・・・
いつも、最適の答えを出し、実に有能なAI。
そのうちに、みんな、自分で考えることを止め、
「AIが出した答えだから」
と、従順に使用。
ところが、悪魔の口が、少しずつ開いて行き、
それでも、疑問を持たずに使用を続ける。
「ちょっと、おかしいのでは?」
と一部の人が気づき始めても、そちらが否定
され、
「やっぱり、おかしい!」
と大勢の人が気づいた時には、もう、後戻りの
できない、破滅へのプログラム・・・
SF的だろうか?でも、
「絶対に有り得ない」
と言い切れない気もする。
パスカルは、
「人間は、考える葦である」
と言った。その人間が、考えることを止めた時、
人間は、
「ひとくきの葦に過ぎない。自然の中で、最も
弱いもの」
に過ぎなくなるのである。