車で、畑の傍を通りました。いつも、鳥害を防ぐため、
黒いビニール片をたくさんぶら下げている場所ですが、
「ん!?」
この日はちょっと様子が違います。よく見てみると、
ちゃんと、鳥の顔、形に作られたビニール製品に、
空気が入れられ、膨らませています。
「ちょっと、これは生々しいぞ」
昔から、案山子はありました。畑に居る人にお辞儀を
したら、案山子だったことがあります。
また、アルミ製か、テープが張られたり、いらない
CDが取り付けられたリ。これらは、光の反射が目的
ですね。廃ペットボトルを利用した風車もあります。
近年増えてきた、黒いビニール片ですら、カラスが
死んでぶら下がっているように見えて、気味が悪い
のに、今回の物は、それに輪をかけた感じです。
案山子には、ユーモアを感じますが、進化?
していく、鳥害防止方法。そこまで、農家は、
追い詰められているということなのでしょうか。
あの光景、今も思い出され、少し、苦しくなります。