今日も見事な秋晴れ。小豆島町では第9回ふるさと
商工まつりが行われました。(平成の大合併までは
それぞれの町で、合併後9回目です。)
地域の自営業者、各種団体が、思い思いの品で
町を盛り上げよう、町民の交流を広げようと頑張って
います。
そんな中、今年のチラシで、嫌な物が目に付きまし
た。自衛隊香川地方協力本部が、「自衛隊車両の
展示、自衛隊広報コーナー(写真パネル展示、隊員
募集説明)と並んで、何と、「自衛隊子供服試着」!!
を行うと紹介されていたのです。
そもそも、地域の発展のために行われる催し物に
毎年、自衛隊が参加するだけでも、違和感がある、
もっと言えば、筋違いな話だと思っています。誰が参
加を呼びかけたのか、はたまた自衛隊側から申し出
があったのか.当然のように参加しています。
その上、今年のこの子供服試着。迷彩服なのでしょ
うか。だとしたら、迷彩服=人殺し作戦実行服です。
世の中には、ファッションで迷彩模様を身に着ける人
がいます。子どもに身に着けさせる親もいます。
でも僕は、「自分の愛する人に、人殺しの衣装を着せ
たくありません!」
また、幹部が記者会見で着ているような作業着風の
物でしょうか。でも、その服の徽章は、かつての勲章
を連想させます。添田唖蝉坊が「しゃれこうべの数」と
歌った物です。
これに、愛する我が子を参加させる親がいるのです。
各地の自衛隊航空ショー、「かっこいい!」と見ている
飛行機は、爆弾、ミサイルで、人、街を殺戮、破壊する
物。自衛隊の大型艦船が寄港。紛争地、戦地へ兵隊を
輸送する物です。
にこやかな隊員たちに誘われてまんまと好印象を持ち
子どもたちが「自衛隊はかっこいい!大きくなったら、自
衛隊に入りたい!」と思ったらどうしますか。
折りしも、安倍戦前回帰内閣の策動で、憲法もマスコミ
も、彼らの思い通りになりつつあります。そして、「かっこ
いい!」と思って自衛隊員になった我が子が人殺しに
行く、または殺される。親はそこまで想像できないのでしょ
うか。
災害救助で懸命の活動を行っているのは、もちろん承知
しています。
でも、始まりが曲解に曲解を重ねて口実をつけ出来上が
った軍隊です。軍隊の本質は人殺しです。普通なら、人が
人を殺すなんてできません。それをできるように教育(洗
脳)するのです。隊内で暴力事件が起きるのは当然の帰
結です。災害救助でも迷彩服=人殺しの衣装を着ている
のが、毎日、毎夜、人殺しの訓練をしている彼らの本質を
表しているのです。
自衛隊の歌姫、自衛隊の食事メニュー・・・こんな特集を
目に、耳にし続けているうちに、ある日テレビ、ラジオから
聞こえてくる声。
「臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げ
ます。本日未明、日本国防軍は、○○地域に於いて、○
○国と、戦闘状態に入れり!」