以前書きました、赤ちゃんの頃は足元で転がって
くれたのに、その後逃げてしまっていた猫ちゃんが、
何年もかかって、やっと懐いてくれた・・・。
以来、それまでにも増して、そのお宅へ行くのが
楽しみになりました。「猫ちゃんいるかな?」
最近は、向こうの方にいても、僕が2、3歩進むと
寄って来てくれ、撫でていると、ゴロンと横になり、
「ヒャン、ヒャン」というような鳴き声を上げます。
抱いても嫌がりません。
その猫ちゃん、一昨日もいました。やっぱり、僕に
近付いてくれ、いつものように撫でていて、でも、その
お家の人に見られるのが恥ずかしく、帰ろうと、その
場を離れようと立ち上がり、歩き出すと、
「行かないで!」と言うように、前足で、僕の足を抱え
込むのです。「ごめんね」と思い、また撫でていたので
すが、やっぱり、恥ずかしく、帰ろうとすると、また、抱
え込むのです。もう、嬉しくって!また撫で始めました。
でも、いつまでも続けられません。名残惜しいのです
が、猫ちゃんを見ながら帰っていると、「もう帰るの?」
と言いたそうに、こっちを見ていました。
「もう、猫ちゃん、だあい好き!」