SPSS備忘録 -37ページ目

文字型変数からキーワードを含む値を抜き出す

気になるコメントを残したケースのみ分析したいこともあるかと思われます。


駅といえば地方、地方といえばスポーツチーム


1.SPSSのメニュー[変換]→[変数の計算]をクリックし、ダイアログにて[目的変数]に「駅」と入力し、[数式]に「1」と入力します。[IF]ボタンをクリックしダイアログにて[IF条件を満たしたケースを含む]にチェックをして、「INDEX(コメント,"駅") >= 1」と入力します(文字列が登場する場合はその字数を返す関数[INDEX(変数名,"文字列")]を利用します)。[OK]で実行すると「駅が入るケースには1を返すフラグ変数[駅]」が作成されます。


ダイアログ


2.SPSSのメニュー[データ]→[ケースの選択]をクリックし、[IF]ボタンをクリックして、「駅 = 1」と入力して新変数[駅]が1となっていれば選択するよう設定します。[選択されなかったケースを分析から除外]を選びますとケースは削除されずに分析から除外されますが、[選択されなかったケースを削除]を選びますとケースを削除します。


ケースの選択後


OfficeにSPSSのテーブルを貼り付けてピボットを利用する

WordやPower PointにSPSSの出力テーブルをActiveXオブジェクトとして貼り付け、かつそのソフト上でピボットを変更させることが出来ます。プレゼンテーションに使えるかもしれません。


(1)SPSSをインストールしたフォルダ(初期設定のままの場合「C:\Program Files\SPSS」)に「objs-on.bat」というファイルがあります。ダブルクリックして機能をオンにします(「objs-off.bat」で機能をオフにすることができます)。


(2)SPSSでピボットテーブルをコピーします。


(3)Microsoft Officeなどの対応ソフトウェアにて、メニューの[編集]→[形式を選択して貼り付け]をクリックしますと、このソフトウェア上に[SPSS ピボット テーブル コントロール]というActiveXオブジェクトとしてピボットテーブルを埋め込むことが出来ます。


形式を選択して貼り付け

Wordに貼り付けて使用


Microsoft Office上でSPSSを連動起動させているため、このファイルを使用するコンピュータには、Microsoft Officeだけではなく、必ずSPSSもインストールされ、「objs-on.bat」が実行されている必要があります。ActiveXオブジェクトに対応していれば、Microsoft Office以外のソフトでもこの機能は使えます。

「文字値」を「数字+値ラベル」に変換

基本的にSPSSでは、カテゴリカルな変数でも、文字をそのまま入力して文字型変数にするより、数字を入力してその数値に値ラベルを振ることが勧められます。数字で入っているほうが分析の選択肢が多いからです。


もともとのデータが文字で入っていたりした場合は文字で読まざるをえません。しかしSPSSではワンタッチで「数字+値ラベル」の変数に変換することが出来ますので、ぜひ変換してから分析しましょう。


SPSSのメニュー[変換]→[連続数への再割り当て]をクリックします。


メニュー


設定ダイアログにて、左の変数リストから文字型変数を選択し、右の[新しい変数名]に「数字+値ラベル」が入る新変数名を入力し、[新しい名前の追加]ボタンをクリックします。


ダイアログ


ほかにもありますがとりあえずここだけ設定して[OK]をクリックしますと、新しい変数に「数字+値ラベル」として元の変数がコピーされます。


「数値変数+値ラベル」に変換