白川公園の傍の「パコメラルゴ」というスペイン料理店に行ってきました。
料理教室の生徒さんからの情報で、早く行きたかった店です。
レストランの前にデミ・ムーア主演の「サブスタンス」を観たのですが。
アカデミー主演女優賞にノミネートされ、期待して行きました。
もー、最後が特になんという気持ちの悪い映画だったでしょう!
ハリウッドももうお終いかな?と感じてしまいますね。
そして気を取り直してレストランに向かっていったのです。
バルのちょっと上という触れ込みのこのレストラン、気に入りました。
*マッシュルームに詰め物をしたおつまみ
*ホワイトアスパラガスのサラダ
ホワイトアスパラに生ハム、トマト、ルッコラ、ポーチドエッグで。
*豚肉のパテ
*蟹とカニ味噌のグラタン
これは凄く美味しかった!
こんど作ってみようかな。
*パエリア
この店ご自慢のパエリア。
カルロニーナ米を使っているので、私の料理教室でやる日本米のパエリアのとは
食感が違いますが、美味しかった!
ニューヨークのビレッジで何回か食べたパエリアと似た味でしたね。
*デザートのナッツ入りプリン
オーダーしたテンプラニーニュ95%の赤ワインとサングリア
夫はその今はなくなってしまったヴィレッジのスペイン料理店のサングリアと
同じような味だったと懐かしがっていました。
このレストラン、ワインも料理も美味しく、お値段もお値打ちです。
一番感心したのは働く2人の姿です。
シェフは黙々と料理に専念し、もう一人の相方は生ハムを切ったり、サーブやら、
サラダやら細かい仕事を素早く片付けていく。電話もかかってきますしね。
実に頭の回転、身のこなしが確実で早い。
2人の役割がキッチリ分かれていて、観ていて気持ちがいいですね。
それにもう一つ感心したこと、それはグラスワインの盛りがいいこと。
箱根の富士屋ホテルの盛りとは大違い。嬉しいですね。
今度はグラスワインをオーダーしようかな。
そうそう思い出しました。
ニューヨークのヴィレッジのスペイン料理店の名前、「エルファーロ」でした。
安くて美味しくってファンキーな店でした。
もの凄く流行っていて、勿論予約なんてしてくれない。
いつも待って、待って、いました。
厨房近くに積み上げてあったお客さんが食べ終わったお皿類、
特に深めパエリアの鍋が高く積み上がっていましたね。
営業が終わってから洗うのでしょう。大変だ!
そんな店でしたね。
店がなくなってしまってから随分経ちます。
ニューヨークに行く一つの楽しみでもあったのに、本当に残念です。