京都の料亭「菊乃井」 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

生まれて初めて五山送り火を観て参りました。

観光会社のクオリタに申し込んだのが、5月だったか。

送り火の前にミシュラン3★の「菊乃井」での食事もという素晴らしい企画なんです。

しかしこんなに暑い時期になるとは・・・

まだ体調がイマイチでしたが、やはりこんな企画はないと整えていました。

そうしたら台風7号が関東地方を襲うといい、早々と新幹線はストップ。

 

他の参加7名は皆関西の方々、なので企画自体は続行です

名古屋大阪間の新幹線だけは走っているので、それに変えて京都入りです。

ロイヤルパークパークホテルアイコニックというホテルに各自集合です。

このホテルまだ2年ちょっとのホヤホヤ開業です。

ラウンジではパリを拠点にサダハルアオキというパティシェのデザートがまず

いただけるというシステムになっています。

凄く美味、デザート好きにはたまらないかも。

ちょっと食べちゃってからの写真ですが。

 

少し寛いでからさー、お迎えの車でいよいよお楽しみの菊乃井へ。

大きな立派な料亭の門でオーナーシェフの村田氏と偶然お会いしました。

(NHKの料理番組などで拝見していましたのでわかりました)

大きな玄関では女将他大勢の仲居さんのお出向かいです。

写真はしっかり撮ってきましたので、目でお楽しみを。

*まずは冷たいお茶とミントゼリー

*ほうずきに包まれた八寸、いやはや早くも驚きのパンチを喰らいました。

 ほうずきを開けると

*トマトすり流り 湯葉クリーム

*向付 蓮の葉盛りの明石の鯛 太刀魚

*向付 鱧落とし 

*蓋物 容器の蓋は本物の加茂茄子の頭の部分、この演出には頭が下がります。

 加茂茄子と海老の団子は入って、おだしが素晴らしい!

*鮎の塩焼き たて酢

 飛び跳ねている幼鮎を見せていただいているので楽しみしていました。

 一人2本、頭からむしゃぶってムチャクチャ美味しかった!

*鮑の容器に入った鮑と雲丹

 下にしいてあるキョウリとトマトのジュレがもの凄く美味、

 キョウリの花も添えて。

*牛肉のイチジクソース

 いちじくの葉に包まれた牛フィレ、もうお腹がいっぱい。

*鰻ご飯 御ひつごと(ぼやけている写真ですが)

 いやはやもうお腹は満杯、でもこの鰻ご飯は最高!

 食べ慣れている名古実屋の甘辛のタレではなく、さすが京都です。

 パリパリの皮の鰻、実山椒、木の芽の上品な鰻ご飯なんです。

 それに赤万願寺唐辛子すり流し 蓮根餅の椀

 もう少しお腹を残しておけば良かったなー。

*デザートは宇治金時 抹茶アイス 白玉、小豆

 もうごめんなさい。食べられません。

 

しかし本当に万歳三唱したくなるほどのお料理です。

一品一品の味も素晴らしいし、季節ものを生かした容器も驚きの連続。

夫の注文の日本酒の若竹の容器

これも色が変わってしまうので、2ヶ月間しか使わないとのこと。

 

ミシュラン3★も当然でしょうね。

初老のおかみがまた気さくで上品で素敵!

予約はなかなか取れないけど、半年前ならば?とタクシーの運転手が言っていました。