今年もまさに暮れなんとする、という感じになりました。
年末ってどうしてこうも慌しいのでしょうか。
年賀状で一息すると、年末の買い物であっちに行ったり、こっちに入ったり。
一箇所で買い揃えばいいのでしょうが、材料によって買うところが違う。
そんなことを言っても、ズッーとこうやってきたのでしたっけ。
もうそろそろ考えを変えないと、と思ってはいます。
さーて、おせち料理も昔と比べて随分作る品数が少なくなりました。
娘と分け合って作っています。
なかでも一番時間がかかるのが、黒豆ですね。
今年もなかなか旨くできました。
まず大きいサイズの今年の黒豆を買うところから始まります。
そして煮込む前の晩に水にひたしておき、翌日紙の落し蓋をし、
蓋をちっとだけずらして煮込みます。
そして翌日ざらめを入れて煮込む、という随分手間のかかるものです。
料亭のようなふっくらと綺麗な形の黒豆ではないですね。
でも味は料亭のより絶対に美味しいですよ。
容器に入れてお土産用にしました。
今回はこの無添加の家庭の味の黒豆レシピをご紹介します。
黒豆
材料 黒豆 500g
砂糖(ざらめ) 435g(黒豆の0.87%)
塩 小さじ1/3
作り方 1.黒豆は水で洗い、たっぷりの水に一晩つけておき、翌朝充分にふくらんだ
黒豆を、漬け汁のまま火にかける。(水は表面から4cmぐらいかぶる
様に)
2.煮たってきたら火を弱め、コトコトと静かに煮つづける。
(豆が踊らないように。途中煮汁が減れば、湯を足す事)
3.親指と小指ではさんでつぶれるくらいに、ごく柔らかく煮えたら
火を止め、冷めるまでふたをして蒸らす。
4.よく冷めたら(翌日)、豆と煮汁を別々に分ける。あらためて鍋にcup2
の煮汁と砂糖を合わせて入れ、火にかけて砂糖を溶かし、その中に豆を
入れて弱火で気長に煮る。
5.火を止める少し前に塩を入れ、さらに5分くらい煮る。
MEMO *柔らかくふくらんだ黒豆が、塩を入れる事によっていくぶんしまり
加減になり、それが歯ごたえとなって 正月の黒豆らしい味になります。
出来たら食べる1日前に作り、しっかり味をしみ込ませるように。
*砂糖はお好みで、わが家は豆の0.87%にしています。
*砂糖を入れて煮込む時、煮こぼれやすいので要注意。