9月27日(水) ベネチア~ミラノへ | いとう とみこの美味しいブログ

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9月27日(水) ベネチア~ミラノへ
またまた移動の列車です。
昨日は2時間の遅れで入れない宮殿と寺院がありましたが、どうかな?
もっとも今日は夜のお楽しみのスカラ座のバレエ鑑賞があるだけ。
移動はやはり時間がかかるもの、それも大荷物と一緒ですと大変です。
ミラノは4泊しますのでゆっくりです。

本日のお楽しみは何といってもチャイコフスキーの代表作「白鳥の湖」のバレエ。
私はクラシックのバレエをテレビでしか今までに観たことがないのです。
そしてそれも現実にあこがれのスカラ座で観れるなんて!


ミラノの中心地はドゥオーモ近辺に集まっており、プラダ等のブランドものも軒を
連ね、それは大変な混雑振りです。
ショーが20時からということなので、5時半頃には軽い食事です。

今回はお茶と軽い食事も早くからやっている「Papa」
いかにも強いママン中心の家族経営といったイタリアらしい店。
*カプレーゼ
 イタリアではフレッシュなバッファローのモッツァレーラがいただける。
 嬉しいですね。


*夫はさっぱりのあさりのスパゲティ
 「家の方が断然旨いね」と言っていました。
 私はあさりの美味しい時期にしか作らないけれど、今はあさりがイマイチですからね。


*私はお米が食べたくなったので、魚介入りの黒墨リゾット
 私もよく作るリゾットですが、かなりリッチな味わいでした。


*ティラミス


 
バレエの前なのでワインは1杯づつにして€96。

さー、お待ちかねの白鳥の湖です。
スカラ座の外観はとてもシンプルでしたが、中に入って驚きました。
凄~い豪華でもの凄~く素敵です。
昔から芸術家はスカラ座でプレーすることを一番に目指しているという。
(ローマのオペラ座との違いに唖然としましたが)

超一流のクラシックバレエをスカラ座で観ている、夢のような3時間でした。
本当に毎日毎日練習して、しかもその中でたった一握りの人がプリマドンナになれる。
しかも芸術の素晴らしさだけではなく、シルエットが左右してしまうんです。
厳しい現実です。

夫は女房が行きたいといっているから付き合うか、てな感じだったのですが、
バレエの素晴らしさとシンフォニーの素晴らしさに至極感激したようです。
「音響も凄いし、特に第一バイオリンが素晴らしかった」と。
今夜は夢の実現の一つが適いました。
本当に、本当によかった!