9月26日(火) フィレンッツェ~ベネチアに
列車にてベネチアに移動です。
1等列車は軽食のお弁当が付きます。
美味しくないのですが、お水が入っているのが有難いですね。
(あちらの水は硬水で飲めないので、レストランでも必ずお水の注文は欠かせません)
疲れているので少し眠ったようで、2時間で着く予定が2時間も遅れたようです。
「どうして遅れているのか?」「何時に着くのか?」
の問いには知らない、と当然の顔で問い合わせようともしないと夫は怒っていました。
「そして私の責任ではない」とも。
いつものことなので、いちいち答えていられないということでしょうか。
ホテルは運河の対岸にある駅のすぐ傍。
ところがところが運河を渡るのは橋しかないのです。
それも全部階段の橋。
私のは軽いので一段一段ゆっくり昇ったり下ったりできるけど、夫のはもの凄く重い。
困りたてていると、どこからか40代男性が現れ持ってくれたのです。
両手で2人分を軽々と。
そして€20請求させられました。
たかが10mくらいの橋なのに。
しかし対岸に渡るにはその橋以外には対策がないのです。
こんな時には円安がもろに応えますね。
観光は2時間の遅れでサンマルコ寺院や宮殿の内覧は時間切れとなってしまい、
かろうじて鐘楼だけは登れ、美しいベニスの全容を堪能できました。
キャサリン・ヘプバーン主演「旅情」でいつかベニスに行きたいと思っていたのですが、
水の都とはよく言ったものです。
今日は私の誕生日ということもあり、夫はいろいろ考えてくれて日本から
予約してくれた「Ridotto]、ミシュラン星1つのレストランだとのこと。
イタリアンはミシュランに選ばれているレストランは非常に少ないようです。
イタリア人にしてみれば「ミシュラン?何だね?」
「近所の馴染みのレストランで皆でワイワイ楽しむのが一番だね」てなことでしょうね。
ちょっとおしゃれをして又船に乗って向かいました。
場所は船着き場からすぐ、ということでしたがやはり分かり難かったですね。
どこに行っても人でいっぱいです。
さー、お待ちかねの食事でーす。
いつのもシェアです。
*ここはアミューズにスープもついているのですね。
ローマの「hires」でも食べましたが、イタリアンでもウニを使うのですね。
イカ墨入りの自家製パスタもすごく美味しかった!
*メインは子牛のステーキ
ソースも盛り付けも美味、イタリアンというよりフレンチのような印象の料理でしたね。
お客様は若いカップルが多かったですね。
バゲットも凄く美味しく、グラスのキャンティクラシコやバルバレスコも美味。
€183でしたが、素敵なレストランでの誕生日になりました。
帰りはほろ酔い気分で船からの景色も最高です。
(何しろ全て船、車がないんですから)