今が盛りの野菜のひとつに和歌山県産のうすいえんどうがあります。
このうすいえんどうの時期は本当に短い。
うすいえんどうはグリンピースとは違うのですよ。
わが夫はおふくろの味の少ない人なのですが、
ただひとつあるのがこのうすいえんどうの煮豆なんです。
義母は鍋につきっきりで煮込んでいた姿を思い出します。
当時私は甘いものが苦手だったので、あまり美味しいとは思いませんでした。
何年前からでしょうか、遅まきながら和菓子も好き、お汁粉も好きになったのです。
ですからこのうすいえんどうの煮豆の価値がやっと解ったのです。
作ってみたら、夫にはおふくろの味にやっと出会えたと大喜び!
それ以後はお店で見つけると買っています。
さやから出した豆に水を足し、柔らかくしてから砂糖(私はザラメで)を加えて煮込み、
最後に塩を加えて味をしめる、といういつもの煮豆と同じです。
出来上がりました。多めに作って冷凍もしましょうか。
何せ1年にほんの短い期間にしか手に入らないので。
日本酒にピッタリのおつまみになりました。