浦和の小島屋 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

東京での3日目は両親、兄2人のお墓参りです。
3年ぶりになりますが、有難い晴天です。
高校からの友人が浦和駅に迎えに来てくれました。
ホテルは品川ですので、、品川から浦和まで乗換えなしの上野湘南ラインで

20分ちょっとなんです。
なんと便利なこと!

私が早稲田に通っていたころは、浦和から赤羽、赤羽から池袋、池袋から高田馬場、
そして地下鉄で、と自宅からは連結が悪いと1時間半位かかっていたのですから。

浦和といえばうなぎが有名です。
うなぎ屋さんはたくさんありますが、やはり決め手は「小島屋」です。
小学時代同級生が小島屋の娘さんだったこともあり、贔屓の店です。

亡くなった長兄がうなぎが大好きで、いろいろ食べ歩いたようですが、
「小島屋が一番だね」と言っていました。
そうだ、お土産に蒲焼を買って、お供えしてもらおう。
若者もいるので気張って大折しよう。

後ほど、具合の悪い義姉が言っていました。
いつもの食事はほんの少ししか食べられないのに、皆が驚くほど食べたのだそうです。
それを聞いたとき、栄養がつけられよかった、とだけ思いました。
でも後から[そうだー、兄の分も食べたんだー]と感じたのです。
天国の兄が舞い降りてきたんだ、と。
私ってそんな風に思う傾向があるのですが。


夜は早稲田の同年のおじさん達5人で会食です。
丸ビル6F「御影蔵」という居酒屋です。
東京駅近辺もすっかりクリスマスムードになっています。
人の事はいえませんが、皆歳をとりました。
現役の人もあり、身体のどこかしらが悪い人もあり、奥方が亡くなってしまった人もあり、と。
昔同じ大学で青春時代を過ごした、という集まりでの会話は楽しいものです。
アッという間に新幹線の時間になってしまいました。

倦怠感がまだちょっと残っているけど、新幹線の中で「来て良かった!」
無事で良かった!と。