おじ様教室 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

本日はおじ様お二人の料理教室です。
以前リタイアを控えたおじ様3人のクラスが何年か続いていたことを思い出します。
「イタリアンは一品に色々な色があるのでヤッターという気分になる」と言っていました。

もうじきオリンピックが開催されます。
いつもなら開催まであと何日、と心待ちにしていたでしょうに、
今年は感染拡大の懸念で心が閉ざされてしまっている今日この頃です。
こんな時には美味しいものを作って、家族で楽しむのが一番ということで張り切っていきましょうか。

本日のおじ様教室のメニューは、ヘルシーで手軽にできる二品にしました。
*ひよこ豆のサラダ
 女性や若者がお好みのひよこ豆を使ったサラダ。
 秘訣はレモンの皮のすりおろしとりんごで甘さをプラスすること、
 それにちょっと贅沢なファンシー・シーチキンを使うことです。

*サーモンの娼婦風ペンネ
 おい様達はこのネイミングで驚いたようです。
 サーモンの上品な味が効いたこのパスタは、いつも好評です。
 美味しさが長持ちするので多めに作ることをお勧めします。

 



今回はこのサーモンの娼婦風ペンネをご紹介します。

サーモンの娼婦風ペンネ
サーモンの旨味たっぷりのボリュームあるパスタです

材料  サーモン          250g(大きめのブロックに切る)
    黒オリーブ         15粒
    ケイパー          大さじ1
    にんにく          1片(みじん切り)
    赤唐辛子          1個(種を除く)
    白ワイン          100cc
    ホールトマト        800g(手でつぶす)
    ディル           少々
    EXVオリーブオイル    適宜
    パセリ           少々
    パスタ(ペンネ)         200g

作り方 
1.サーモンに塩、こしょうをし、小麦粉をまぶす。

2.厚手の鍋に、にんにくと赤唐辛子を入れゆっくり炒め、にんにくの香りが出てきたら、
  赤唐辛子を取り出す。

3.サーモン加え、こんがりと両面焼き、大雑把にフォークで切り、白ワインを入れ、
  2~3分中火で煮て、アルコール分を飛ばす。

4.ホールトマトを入れ15分くらい煮る。

5.さらに黒オリーブ、ケイパー、パセリ、ディルを入れ、2~3分煮、塩、こしょうで調味する。

6.アルデンタに茹でたペンネをからめ、EXVオリーブオイルをふりかける。 

MEMO 
*サーモンは脂ののったものを求めること。
*ワインを入れた時は、必ず中火で2~3分煮て、アルコール分を飛ばすこと。
*イタリア人は料理名をつける名人。黒オリーブ入りのソースから醸し出す雰囲気から娼婦風としたのか、
 それともこっそり陰で食べたいほど魅力的なのか、いずれにせよ美味しいパスタです。

私の料理本第3段「おうちでつくろう さっぱりイタリアン」をお持ちの方は40ページをご参照下さい。