この料理教室はコロナ禍のため、本当に久しぶりの再開です。
まだ控えている生徒さんもいるので、今回初めて参加の方と72歳男性のお二人でした。
初めての方には、是非ともイタリア料理の基本のトマトソースをしっかり、ということで
本日のメニューは
*出来立てトマトソースを使った簡単レシピ
〝地鶏のわが家風トマトソース煮”
鶏肉の表面を焼き、生ハム、ソテーしたナス、モッツァレーラチーズをのせて、
出来立てのトマトソースをたっぷりかけて、オーブンで焼く、といったシンプルなものです。
初めての方には作りやすいレシピかな、と思います。
*新キャベツんとアンチョビのスパゲティ
麺が茹で上がるちょっと前にキャベツを入れ、しっかり水切りして、アンチョビ、EXVオリーブオイル、
と混ぜるだけ。
ニュクナム、こしょう等でお好みの味に仕上げる。

とても作りやすいメニューですが、なかなか素敵な食卓になりましたでしょう?

新人の方も喜んでくださいました。
わが教室は昔から美人さんが多いのですが、今回もそうなんです。
どうしてですかね。
新人さんも驚いていましたが、わがトマトソースのシンプルなことです。
にんにく、玉ねぎ、ホールトマトしか使わずの優しい品のあるトマトソースに感激していました。
今回はこのトマトソースをご紹介します。
シンプルな材料ですが、こだわりがありますのでご参考に。
トマトソース
イタリア料理の基本中の基本
材料
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
にんにく 1片(みじん切り)
ホールトマト 800g(缶詰2缶)
オリーブオイル、 塩、 こしょう、 ローリエ
作り方
1.ホールトマトのヘタ、皮などの固い部分を取り除く。
2.ホールトマトを手でつぶす。
3.鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、にんにくの香りが出るまで弱火でゆっくり炒める(約5分)。
4.さらに玉ねぎを加え、ゆっくり、ねっとりするまで5分くらい炒める。
5.つぶしたホールトマトを加え、強火にして煮立たせ、アクを取る。
6.ローリエ、小さじ1弱の塩、こしょうを入れ、蓋をして約20分やや弱火で煮、最後
に味を確かめ、足りなければ、塩、こしょうをする。
あったらいいなー、究極のこだわり材料
① 玉ねぎは有機を求めたい弱火でゆっくり炒め、旨みと甘さを出してくれる玉ねぎは、
最も大切な野菜のひとつ。有機野菜の玉ねぎはうれしいくらいこの旨さや甘さが濃く、
かつ上品な優しい味に仕上げてくれるのです。
② にんにくは青森産を使いたい
にんにくは青森が断然一番。土壌がにんにくに適しているのでしょう。香りがよく粒が
大きいので調理しやすい。
③ ホールトマト
缶を開けると真っ赤な、見るからに柔らかそうな、小さめのトマトがぎっしり詰まっている。
舐めてみるとこれだけで「うまい!」、そんなホールトマトを求めたい。
④ 塩は自然塩を使いたい
塩は科学的に作られた科学塩と約80種類にも及ぶ微量ミネラルを含む海水から作られた
自然塩とがある。自然塩で作った料理は、味を優しく、まろやかにしてくれます。
⑤ こしょうは挽きたてを使いたい
ペッパーミルで挽いたものは香りが違います。わが家は日本料理の中華料理もすべて挽いています。
こしょうを多めにすると塩気は控えめにできますよ。