4/11の料理教室 | いとう とみこの美味しいブログ

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イタリア料理教室やグルメ食べ歩きをのんびりと書いていこうと思います。

この料理教室はコロナ禍のため、本当に久しぶりの再開です。
まだ控えている生徒さんもいるので、今回初めて参加の方と72歳男性のお二人でした。

初めての方には、是非ともイタリア料理の基本のトマトソースをしっかり、ということで
本日のメニューは
*出来立てトマトソースを使った簡単レシピ
 〝地鶏のわが家風トマトソース煮”
 鶏肉の表面を焼き、生ハム、ソテーしたナス、モッツァレーラチーズをのせて、
 出来立てのトマトソースをたっぷりかけて、オーブンで焼く、といったシンプルなものです。
 初めての方には作りやすいレシピかな、と思います。

*新キャベツんとアンチョビのスパゲティ
 麺が茹で上がるちょっと前にキャベツを入れ、しっかり水切りして、アンチョビ、EXVオリーブオイル、
 と混ぜるだけ。
 ニュクナム、こしょう等でお好みの味に仕上げる。

 

とても作りやすいメニューですが、なかなか素敵な食卓になりましたでしょう?


新人の方も喜んでくださいました。
わが教室は昔から美人さんが多いのですが、今回もそうなんです。
どうしてですかね。

新人さんも驚いていましたが、わがトマトソースのシンプルなことです。
にんにく、玉ねぎ、ホールトマトしか使わずの優しい品のあるトマトソースに感激していました。

今回はこのトマトソースをご紹介します。
シンプルな材料ですが、こだわりがありますのでご参考に。

トマトソース
イタリア料理の基本中の基本

材料  
玉ねぎ      1/2個(みじん切り)
にんにく     1片(みじん切り)
ホールトマト   800g(缶詰2缶)
オリーブオイル、 塩、 こしょう、 ローリエ

作り方 
1.ホールトマトのヘタ、皮などの固い部分を取り除く。

2.ホールトマトを手でつぶす。

3.鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、にんにくの香りが出るまで弱火でゆっくり炒める(約5分)。

4.さらに玉ねぎを加え、ゆっくり、ねっとりするまで5分くらい炒める。

5.つぶしたホールトマトを加え、強火にして煮立たせ、アクを取る。

6.ローリエ、小さじ1弱の塩、こしょうを入れ、蓋をして約20分やや弱火で煮、最後
  に味を確かめ、足りなければ、塩、こしょうをする。
 
あったらいいなー、究極のこだわり材料
①    玉ねぎは有機を求めたい弱火でゆっくり炒め、旨みと甘さを出してくれる玉ねぎは、
    最も大切な野菜のひとつ。有機野菜の玉ねぎはうれしいくらいこの旨さや甘さが濃く、
    かつ上品な優しい味に仕上げてくれるのです。

②    にんにくは青森産を使いたい
    にんにくは青森が断然一番。土壌がにんにくに適しているのでしょう。香りがよく粒が
    大きいので調理しやすい。

③    ホールトマト
    缶を開けると真っ赤な、見るからに柔らかそうな、小さめのトマトがぎっしり詰まっている。
    舐めてみるとこれだけで「うまい!」、そんなホールトマトを求めたい。

④    塩は自然塩を使いたい
    塩は科学的に作られた科学塩と約80種類にも及ぶ微量ミネラルを含む海水から作られた
    自然塩とがある。自然塩で作った料理は、味を優しく、まろやかにしてくれます。

⑤    こしょうは挽きたてを使いたい
    ペッパーミルで挽いたものは香りが違います。わが家は日本料理の中華料理もすべて挽いています。
    こしょうを多めにすると塩気は控えめにできますよ。