京都の料亭「川上」のお料理が素晴らしいことは既に申し上げていますが、
器もこれまた素晴らしいのです。
いい器でいただく料理が格別ですが、酒器も同じです。
まずはビールで喉を潤す、というになると思いますが、この器が素晴らしいのです。
こんな器でビール飲んだことありますか?
口に当たる時、器が厚いと美味しくないことは知られています。
(ワインでもそうですが)
陶器のこの器は泡の切れがいいのかな、えびすの生もいつもより美味しいのですね。
日本酒の銘柄は大将にお薦めの京都のお酒(忘れました)と新潟のみどりかわ,
器の美しさも加わってより一層美味しくいただきました。
弟子たちが誤って割ってしまうこともあるので、こういう名店は維持するのが大変ですね。
なかなか家庭ではこんな贅沢はできないので、豊かな気持ちでお酒が進みます。
大将と馴染みの置屋の女将?の会話が聞こえました。
先代の大将が引退するとき、指揮者の小沢征爾さんが100本のバラを持って駆けつけてくれたそうです。
先代の大将も素敵な方だったのでしょう。
そしてやはり想像していたように、小沢征爾さんも素敵ですね。