今日の料理教室に、コロナ禍で3月から参加できなかった生徒さんがやっと出席できました。
会社は5名以上の会食は禁止、ということです。
わが教室は4名ですのでセーフということになります。
本当にいつまでこんな禍が続くのでしょうか?
外出を控えているお年寄りは、違った後遺症が出始めています。
体力だけでなく、気力も萎えてしまいますので。
そんな状況の今日ですが、美味しい料理で気持ちを明るくしましょうか。
本日の教室のメニューは
* “鶏もも肉のポルチーニ茸入りクリームソース”
地鶏もも肉ときのこ類、特にイタリアの松茸と言われているポルチーニ茸を
クリームソースで煮込んだ煮込み料理。
ポルチーニ茸の香りと味が美味しさを濃厚に出してくれました。
* “フレッシュトマトとトマトソースのスパゲティ”
作り立てのトマトソースとプティトマトのソースが本当に旨~い。
このソースは何度食べても飽きが来ない、有難いソースなんです。
今回はイタリアンの基本中の基本、トマトソースを久しぶりにご紹介します。
わが家はこのトマトソースは常備品として常にKeepしています。
いろいろなソースにと、カレーやハヤシの隠し味として加えています。
トマトソース
イタリア料理の基本中の基本
材料
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
にんにく 1片(みじん切り)
ホールトマト 800g(缶詰2缶)
オリーブオイル、 塩、 こしょう、 ローリエ
作り方
1.ホールトマトのヘタ、皮などの固い部分を取り除く。
2.ホールトマトを手でつぶす。
3.鍋にオリーブオイル、にんにくを入れ、にんにくの香りが出るまで弱火で
ゆっくり炒める(約5分)。
4.さらに玉ねぎを加え、ゆっくり、ねっとりするまで5分くらい炒める。
5.つぶしたホールトマトを加え、強火にして煮立たせ、アクを取る。
6.ローリエ、小さじ1弱の塩、こしょうを入れ、蓋をして約20分やや弱火で煮、最後
に味を確かめ、足りなければ、塩、こしょうをする。
あったらいいなー、究極のこだわり材料
① 玉ねぎは有機を求めたい
弱火でゆっくり炒め、旨みと甘さを出してくれる玉ねぎは、最も大切な野菜のひとつ。
有機野菜の玉ねぎはうれしいくらいこの旨さや甘さが濃く、かつ上品な優しい味に仕上げてくれるのです。
② にんにくは青森産を使いたい
にんにくは青森が断然一番。土壌がにんにくに適しているのでしょう。
香りがよく粒が大きいので調理しやすい。
③ ホールトマト
缶を開けると真っ赤な、見るからに柔らかそうな、小さめのトマトがぎっしり詰まっている。
舐めてみるとこれだけで「うまい!」、そんなホールトマトを求めたい。
④ 塩は自然塩を使いたい
塩は科学的に作られた科学塩と約80種類にも及ぶ微量ミネラルを含む海水から作られた自然塩とがある。
自然塩で作った料理は、味を優しく、まろやかにしてくれます。
⑤ こしょうは挽きたてを使いたい
ペッパーミルで挽いたものは香りが違います。わが家は日本料理の中華料理もすべて挽いています。
こしょうを多めにすると塩気は控えめにできますよ。